くびれができないのは遺伝?

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くびれができないのは遺伝?

Answer

遺伝の影響がないとは言いませんが何とでもなります

くびれができない理由とくびれる方法

くびれは食事と運動でつくる

ここで重要なのは、皮下脂肪の量さえ少なければ、人間は誰でもある程度くびれを持っているということです。つまり、いくら腹筋運動をがんばっても、食事量をコントロールせず、有酸素運動もしていなければ、くびれは見えてきません。

多くの方は、腹筋運動はがんばっているがそれ以外の筋トレはしていない、からだ全体の筋肉量が多くないので、基礎代謝が低い、食事量も有酸素運動もしないといったパターンです。

つまり、皮下脂肪によってくびれが見えないだけなのです。腹筋運動さえがんばっていればくびれるわけではないのです。でも腹筋運動をがんばっていれば「遺伝性があるのでは?」と思いたくなってしまうのも当然でしょう。

しっかりしたくびを作るポイント

  1. 左右のくびれの位置を合わせる
    肋骨横(脇腹) と骨盤をつないでいるのが、腹斜筋です。この左右の腹斜筋の柔軟性がアンバランスになることによって、左右のくびれの位置がずれてしまいます。バランスボールの上で横向
  2. ピラティスにチャレンジ
    腹斜筋のトレーニングは簡単ですが、腹横筋のトレーニング方法はインナーマッスルでもあるので、意識しづらく効果も出にくいのです。そんな方は、腹横筋を重視して行うピラティスをおすすめします。
  3. マッサージは効かない
    クリームを塗ってマッサージしたりつまんだり、またはラップを巻いて入浴したりしても、その部分だけの脂肪が効率的に燃焼することはありません。食事量と運動量をコントロールして、腹斜筋と腹横筋のトレーニングが欠かせません。



運動でお腹のシワはとれるのでしょうか?

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運動でお腹のシワはとれるのでしょうか?

Answer

急な減量でできたたるみやシワまでとることは難しいでしょう

急激な減量でついたシワや妊娠線がとれない理由

「最近、ダイエットで20キログラムくらい痩せたのですが、おなかの肉が減ったら、皮が余りシワシワで見るも無惨なおなかになってしまいました。トレーニングで、余った皮膚をとる方法はあるのでしょうか? 」

毎日、ダイエットに励み減量した結果、このようなシワで悩んでいる方が多くいらっしやいます。短期間でやせるためにはかなり、ストイックにダイエットをしなければやせないため努力のあとにこれではがっかりするのも当然んです。

数キロ単位の減量であれば、ある程度は皮膚も適応できますし、脚や腕などの場合は筋肉を作ることである程度ハリを持たせることも可能です。

男性の場合は、内臓脂肪が多くつく傾向にあるので、減量による腹部の余った皮膚のシワはさほど多くないようですが、女性の場合は皮下脂肪がつきやすいので、減量するとやはり腹部の皮膚は男性に比べて「余った」というように、見た目にはっきり現れやすくなります。

また、腕や脚であれば、皮膚の下にある筋肉の性質が、筋腹という盛り上がりやすい形状をしているので、ハリも出やすいのですが、腹部の筋線推の場合は、盛り上がる形状にはなりにくい性質の筋肉なので、難しいのも事実です。

減量のやり方にもよりますが、食事制限だけで行った場合は筋肉も減少している可能性が高いので、脚や腕まわりにも皮膚のシワが顕著に現れているのではないでしょうか。

運動と併用して減量できた場合は、脚や腕まわりはさほど気にならないと思います。

体脂肪を減らすことができたことに意識を向ける

20キログラム分の体脂肪を減らすことができたこと自体、たくさんのメリットがあります。膝や腰などの整形外科的な疾患の予防、心疾患や糖尿病などの生活習慣病の予防にも効果があることを忘れないでください。

もし、あなたがそのまま20キログラム分の体脂肪を持っていたままだったら、数年後それらの病気を発病させる確率は大変高かったのですからそして何よりも、成功できたという、自分自身の自信にもつながったのではないでしょうか。

電気刺激でシワはとれる?

おなかのシワを改善させる方法として、さまざまな情報が溢れています。インターネットで調べてみると、次のようなことが善かれています。
「カブサイシンなどが含まれているクリームやジェルでマッサージする」「ラップやさらしを巻いて腹筋運動をする」「いろいろな栄養素が入っているドリンクを毎朝飲む」「海外のサプリメントを使う」「電気刺激を与える」あげだしたらきりがありません。
これらの方法を実践したとしても、ごく1部の人に多少の変化は見られる場合はあるかもしれませんが、それらに科学的な根拠はないと思ってまちがいありません。

多少のシワなら、バランスのよい食生活とトレーニングで改善する以外に方法はないといっていいでしょう。

余った皮膚のシワを作らないために

  1. 急激な減量を行わない
    急激な減量では、皮膚の適応が追いつかないことは考えられます。できる限り、大幅な減量をしなければならない状態まで体脂肪を増やさないことが一番のポイント。徐々に減量することで、シワができにくくなるだけでなく、リバウンドの予防にもなります。
  2. 筋トレも同時に行う
    食事制限だけの短期間での減量は、確実に筋肉量を減らします。健康的な痩せ方ではなく、皮膚のシワもできやすく、代謝も下がってしまうのです。食事制限と有酸素運動だけでなく、筋力トレーニングも必ず併用します。
  3. 姿勢に注意
    猫背などの不良姿勢も、必要以上に腹部にシワを作ってしまいます。日頃から姿勢に気をつけることと、無理なく自然と胸を張って立つことができるように、背中の筋力をつけたり、骨盤の歪みを改善するなどして、正しい姿勢を身につけることも大切です。



代謝をアップさせればやせるのでしょうか?

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代謝をアップさせればやせるのでしょうか?

Answer

筋肉量が多ければ、基礎代謝が上がり結果的にダイエットにつながる

代謝アップによりやせる理由

代謝をあげればやせるというのはダイエットでは定番の決まり文句です。皮膚などが生体内の物質の変化で生まれ変わる「新陳代謝」と、生物が生きていくために必要なエネルギー代謝である「基礎代謝」などがあります。

ここでは、必要なエネルギー代謝である「基礎代謝」のエネルギー代謝を上げるためにはどうしたらいいのかという部分にまとを絞ります。

人間のエネルギー代謝は、大きく分けて3つに分類されます。

  1. 生命を維持するために内臓や脳などが働くときに使われるエネルギーが「基礎代謝」で、全体のエネルギー量のうちの約6割~7割前後を占める
  2. 食事をしでいるときに使われるエネルギーを「食事誘発性熱産生しといい、約1割前後を占める
  3. 運動などで消費する「運動誘発性体熱産生」。この消費をどれだけ上げられるかが、代謝アップにつながる。通常は2~3割前後といわれるが、その上げ方がダイエット成功の大切なポイントとなる

基礎代謝量が高い人と低い人の大きな違いは、筋肉量です。筋肉量が多い人のほうが、基礎代謝量も高くなります。つまり、筋肉量が少なく基礎代謝量が低い人は、「運動をしていない、代謝の悪い人」ということになります。

たくさん食べている人でもやせていてどうして太らないのだろう?と不思議に思う人がいますが、これは筋肉があり基礎代謝量が高いのです。

代謝が悪いと実感しているのであれば、まずは筋力トレーニングをして筋肉量を増やすことを目標にするとやせます。

筋肉量を増やして運動すれば、誰でも代謝はアップする

筋肉量が上がれば、基礎代謝量だけでなく、食事誘導性熱生産もアップします。食物を体内に入れるということは、その食物を体内で分解して栄養としで吸収し、余ったものは廃棄物としで分類するといった活動がされています。

そのためには、それなりのエネルギーが必要で、一般的に1食で約100キロカロリーといわれています。また、筋肉量が上がって基礎代謝がアップすれば、運動をしたときの消費カロリーも高くなります。まさに一石二鳥というわけです。代謝能力(効率)には、もちろん個人差はあります。しかし、誰でも筋肉量を増やし運動をしでいれば代謝はアップします。

筋肉を動かすにはエネルギーが必要ですが、その筋肉量が多ければ、たくさんのエネルギーを必要としますし、筋肉量が少なければエネルギーも少なくてすみます。

つまり、筋肉はエンジンの役割。小さいエンジンなら燃費はよく、大きいエンジンは燃費が悪いのです。代謝が上がるということは、エネルギーを使うことなので、疲れること。電車では座りたい、移動の基本はタクシー、階段は使わないといったライフスタイルはたしかに楽で便利ですが、その分代謝は下がっています。
代謝のよいからだになりたいのなら、まずは肉体的に疲れるのを嫌がらないことが基本です。

しょうがで代謝はアップするか?

最近、冷え症の女性に人気の商品がしょうがですが、しょうがを食べると代謝は上がるのでしょうか?
しょうがを食べると体が温まり、汗ばむこともあるのでしょうがで代謝がアップすると誤解している人が多いと思います。しかし、代謝がアップするのはほんの微量です。しょうが
ガにもカロリーはあるので、いっしょに他の食品を摂った場合、その分のカロリーも摂取することになります。

代謝アップのポイント

  1. たんぱく質をしっかり摂る
    夏は代謝が上がり、冬は代謝が下がって太りやすい、と誤解している人も多いでしょう。冷暖房が完備されている現代では、季節で代謝が変わることはほとんどありません。しかし、暑さで食生活が乱れ、筋肉量が減り代謝が下がることはあります。夏は特に、夏ばてに負けずにたんぱく質もしっかり摂るようにしましょう。
  2. 運動をして体温を調整する
    体温を調整するときも、カロリーを消費します。体温を上げたり下げたりするときに、体温を正常な状態に維持しょうとエネルギーを使います。しかしそれは、基礎代謝量や食事誘発性熱産生を上げることにはなりません。
  3. 大きな筋肉を鍛える
    筋肉量を増やし代謝をアップせるには、大きな筋肉、下半身、背中、胸などをトレーニングします。腹筋は薄い筋肉の膜でできているので、基礎代謝量が上がるほど筋肉量は増えません。腹筋運動はかなりハードですがじつはこれだけでは、あまり代謝は上がらないのです