こんにゃくがダイエット食と呼ばれるのは?

「ダイエット食」と呼ばれるものは必ず

  1. 脂肪を燃焼させる
  2. 新陳代謝を促進する
  3. 便通をよくする
  4. カロリーが低い

のどれかに当てはまりますが、コンニャクの場合は3と4です。こんにゃくには食物繊維が豊富に含まれているので、便秘の解消に役立ちます。

また、コンニャクは低カロリーでもあります。しかし、コンニャクがダイエット食とされているのは他にも理由があります。それは、満腹感です。食物繊維が多く、カロリーが低い食品は他にもたくさんありますが、その中でも特にコンニャクがダイエット食とされているのは、コンニャクが非常に満腹感の高い食品で、食事制限をする上で役に立つからです。

ようするに、コンニャクを食べるとすぐにお腹がいっぱいになるので、食事の量が減るというわけです。ダイエットをする上で、これは非常に重要なことです。

満腹感がないと、人はなかなか食事をやめることができません。1回、1回は我慢ができても、ついつい間食に手を出してしまうものです。

これでは逆効果です。その点、コンニャクをメニューに加えると満腹感を感じるので食べすぎを防ぐことができます。「コンニャクがダイエットの味方」と呼ばれるのはこのためです。

ちなみに、トロロもコンニャク同様、イモから作られるものですが、「とろろ料理を食べるとやせる」といわれているのも同じ理由からです。

ただ、コンニャクやとろろに頼らなくても、食べすぎを防止することはできます。もっとも簡単な方法は、食べる順番を見直すことです。腹もちのいいもの、固いものから順に食べるようにすると、少量で満腹感を得ることができます。

食べる順番

米国で人気を集めているローカボダイエットについて

炭水化物の摂取を制限するローカボダイエット

現在、米国では、炭水化物の摂取を制限する「ローカーボ・ダイエット」が大流行しています。これまでも、「ニューアトキンスダイエット」に代表される、いくつかのローカーボ・ダイエット(低炭水化物ダイエット」)が知られていました。

しかし、低炭水化物ダイエットは、いい換えれば「高脂肪高タンパク食」であるため、それに対して批判的な専門家も少なくありません。

ところが、最近1~2 年の間に発表された臨床試験によって、低炭水化物ダイエットの有効性を示すデータが示されるようになりました。つまり、低炭水化物ダイエットのほうが、従来型の「低脂肪ダイエット」よりも減量効果が大きく、脂質代謝を改善するという予想外の結果が得られたのです。

さらに、低炭水化物ダイエットでは、除脂肪体重も維持される、つまり筋肉が減りにくいというデータも示されました。

我が日本では、糖質制限食が糖尿病の改善に非常に効果的であると注目されています。

現在、米国でホットな話題となっている低炭水化物ダイエットの効果と安全性を医学的に検証します。その上で、著者らが日本人向けにアレンジした「ケトン体ダイエット」を紹介し、いわゆるダイエット・サプリメントの選び方についても紹介します。

低炭水化物ダイエットとは?

低炭水化物ダイエットとは、その名前のとおり、炭水化物の摂取量を制限した食事療法をさします。食事には3大栄養素として、タンパク質、炭水化物(糖質)、脂質(脂肪)を制限することで、脂肪が主なエネルギー源として消費され、減量できるとするダイエット法です。
一般に、医療機関で行われる食事療法では、炭水化物を制限することはありません。脂肪摂取量と総エネルギー量を制限した低脂肪食が中心です。
一方、米国を中心に民間でのダイエット法として、さまざまな低炭水化物ダイエットが提唱されてきました。
具体的には、ニューアトキンスダイエット、ゾーンダイエット、シュガーバスターズ、ケトン体ダイエット、サウスピーチダイエットなどが知られています。

米国で大人気の低炭水化物 ダイエット

現在、米国では、さまざまな低炭水化物ダイエットが大流行しています。外食チェーン店やファーストフード店が、低炭水化物ダイエットを実践している顧客のために、「ローカーボ・メニュー」を導入しはじめたことからも、その人気ぶりがうかがわれます。
米国では、ネーミングの異なるたくさんの種類の低炭水化物ダイエットが流行してきました。それらの中では、ロバート・アトキンス医師によって提唱されたニューアトキンスダイエットがもっともよく知られています。アトキンスの著書は、1000万部を超えるベストセラーとなりました。

90年代以降に流行した低炭水化物ダイエットとしては、「ゾーンダイエット」や「シュガーバスターズ」などもあります。その後「サウスビット」が大流行しました。従来からの栄養学では、炭水化物は、摂取総カロリーの55~60%に相当することが好ましいとされています0 そのため、米国心臓協会や米国栄養士協会などの専門家グループは、低炭水化物ダイエットは不適切な食事療法であるという見解を出してきました0しかし、専門家グループの否定的な見解にもかかわらず、低炭水化物ダイエットがあまりにも人気があるため、いくつかの臨床試験が行われました。それらの中には、低炭水化物ダイエットがいかに不適切であるかということを医学的に示す目的で行われた臨床試験もあったほどです。

そして、臨床試験の結果、低炭水化物ダイエットは、従来型の低脂肪食よりも減量効果が得られやすいことが示されたのです。さらに、中性脂肪の顕著な低下(改善)、総コレステロール値の低下(改善)、HDL(善玉)コレステロール値の増加(改善)といった脂質改善効果も明らかとなりました。現在、米国では低炭水化物ダイエットの効果や安全性をめぐるホットな議論が専門家の間で交わされています。

肥満者の増加と相関する炭水化物の摂取

過去20年間、米国では脂肪の摂りすぎが肥満の一因であるとして、低脂肪食が勧められてきました。いまでも、米国のスーパーの食料品売場では、「ローファット(低脂肪)」「コレステロール・ゼロ」といった表示が目につきます。
これが示すように、米国における肥満者は急増しており、現在では成人の60% がBMI25以上の肥満(米国の基準では肥満前段階)とされています

では、米国人の食事内容はどう変化したのでしょうか。興味深いことに、脂肪の摂取量は過去20年間、減少しており、肥満者の増加に比例して増えてきたのは炭水化物の摂取量なのです。特に米国人の食生活では、精製された糖質、ポテトやコーンなどのデンプン質など、いわゆる「糖負荷」の大きい、換言すれば、膵臓のインスリン分泌を促して脂肪を蓄積させる単純炭水化物の摂取が多いことが特徴です。

低炭水化物ダイエットは「高脂肪高タンパク」ダイエット

従来型の低エネルギーの食事療法では、標準体重と現在の体重との差を算出して、目標とする減量暗が設定されます。しかし、低エネルギー・低脂肪の食事療法では、エネルギー出納差に見合った減量効果が得られないことも少なくありません。その原因として、低エネルギー状態に適応した基礎代謝の減少などが考えられます。また、適切な運動療法を伴わない食事制限は除脂肪体重の減少を来しやすく、体重再増加(リバウンド)の要因となります。低炭水化物ダイエットは、総摂取エネルギーに占める炭水化物由来のエネルギーを5~40 % 程度に制限するダイエット法です。ただし、厳密な定義はなく炭水化物を10%以下に制限するものを低炭水化物ダイエットとすることもあります。

たとえば、90 年代以降、米国でもっともよく知られているニューアトキンスダイエットは、1 日あたりの炭水化物摂取量を20g以下に抑えた超低炭水化物ダイエットです。また、サウスビーチダイエットは、ニューアトキンスダイエットとほぼ同じ内容です。さらに、ケトン体ダイエットは、日本人向けにアレンジされた低炭水化物ダイエットです。

ニューアトキンスダイエットなどの低炭水化物ダイエットは高脂肪高タンパク食であるため、医学界からは批判が相次ぎましたが、現在ではもっとも人気の高いダイエット法の1つとして定着しました。そして、低炭水化物ダイエットについての臨床試験の成績が報告されはじめたのです。それらは、当初の仮説に反して、低炭水化物ダイエットのほうが、低脂肪ダイエットよりも減量効果が大きく、除脂肪体重を維持し、脂質代謝を改善するという予想外の結果を示すものでした。

超低炭水化物タイエツトの効果が明らかに

「超低炭水化物ダイエット」では、炭水化物エネルギー比を10%以下に抑え、脂質由来のエネルギーが50~60%以上にも達します。超低炭水化物ダイエットについて厳密な定義はありませんが、一般的なエネルギー比は炭水化物10% 以下、タンパク質25~35% 、脂質5~65 %となります。具体的には、ニューアトキンスダイエットやケトン体ダイエットが超低炭水化物ダイエットに該当します。

この2年ほどの間に、超低炭水化物ダイエットの減量効果を検証した臨床試験が相次いで報告され、超低炭水化物ダイエットのほうが、低脂肪ダイエットよりも減量効果の大きいことが示されています。食事療法開始後の減量の早さおよび減量幅ともに、超低炭水化物ダイエットのほうが優れた成績です。
また、半年後の体重を比較した場合も、超低炭水化物ダイエットのほうが、リバウンドしにくいという結果が得られています。

さらに、低脂肪ダイエットに比べて高タンパク食となる超低炭水化物ダィイエットでは、除脂肪体重が維持されるという結果も示されています。

超炭水化物ダイエットの脂質代謝改善効果

超低炭水化物ダイエットによる脂質代謝改善効果も報告されました。まず、炭水化物の摂取を極端に制限することから、中性脂肪値は顕著に低下します。また、総コレステロール値も低下が認められます。 一方、LDL(悪玉)コレステロール値については、わずかに上昇するケースと低下するケースとがあり、報告者によって一定していないようです。さらに、HDLコレステロール値は、超低炭水化物ダイエットによって上昇することが複数の臨床試験の一致した結果となっています。

超低炭水化物ダイエットの安全性

超低炭水化物ダイエットの安全性に関する懸念として、遊離脂肪酸およびケトン体による影響が考えられます。これらはいずれも中性脂肪が分解されて生じるため、超低炭水化物ダイエットにより遊離脂肪酸とケトン体の血中濃度が上昇します。

まず、遊離脂肪酸は、それ自体が不整脈発生の原因と考えられています。そのため、肥満者が摂取エネルギーの制限によって急速に減量する際には、遊離脂肪酸の血中濃度が上昇するので、不整脈に注意が必要とされます。
次に、ケトン体産生に伴う影響を懸念する議論もあります。しかし、超低炭水化物ダイエットによる軽度のケトーシスは、特に生体への悪影響は認められていません。これまでの臨床試験では、超低炭水化物ダイエットによる遊離脂肪酸やケトン体の発生に伴う障害は報告されていません。

超低炭水化物ダイエットが合う肥満者

現状のデータから判断すると、超低炭水化物ダイエットがもっともよく適するのは、合併症のない肥満者と考えられます。特に、従来型の食事療法では十分な減量効果が得られなかった肥満者は、試みるに値する食事療法といえるでしょう。
また、糖尿病や高血圧、高脂血症といった合併症のある肥満症患者についても、超低炭水化物ダイエットが適すると推測されますが、そのためにはさらに臨床試験を重ねる必要があります。なお、超低炭水化物ダイエットの2型糖尿病(体質と生活習慣の2つの要因が重なることで発症するもので、糖尿病全体の90数%を占める) に対する効果を示したデータが発表されています。

超低炭水化物ダイエットにおける課題

これまでのところ、日本人を対象にした臨床試験はまだ報告されていないという問題があります。特に、日本人特有の「エネルギー倹約遺伝子」の存在などを考慮するとき、欧米での臨床試験がそのまま日本人に当てはまるわけではありません。個人の体質を考慮すると、炭水化物の制限よりも脂肪の制限のほうが、減量効果が得られるというケースも存在するはずです。

さらに、臨床試験のデータが示されているのはニューアトキンスダイエットであり、それ以外のさまざまな低炭水化物ダイエットに関しては科学的根拠が必ずしも明確ではなく、中には明らかに不適切な内容のダイエット法も存在します。

たとえば、日本でも流行した「低インスリンダイエット」のような民間療法は問題です。肥満になる原因遺伝子は、個人により異なっているのは明らかです。そのため、同じカロリーを摂っても太りやすい人もいればそうでない人もいます。
また、従来型の低脂肪低カロリーを標準とする食事療法で、望ましい体重を維持できる人もいれば、リバウンドしてしまうケースもあります。

炭水化物、特に単純炭水化物の摂取が原因で肥満となるような「疾患感受性遺伝子」をもっている肥満者の場合、低炭水化物ダイエットがよく適しているといえるでしょう。少なくとも現代人は、単純炭水化物、精製された炭水化物の摂取がかつてないほど多くなっており、単に炭水化物由来のエネルギー比だけの議論でダイエットを論じることは困難といえます。

低炭水化物ダイエットに対する誤解

ニューアトキンスダイエットやケトン体ダイエットなどの超低炭水化物ダイエットでは、目標体重に達した時点で炭水化物の摂取量を漸増していくプログラムになっており、炭水化物の極端な制限を継続するわけではありません。
また、高タンパク・高脂肪・低炭水化物となる超低炭水化物ダイエットでは、良質のタンパク質および良質の脂質の摂取が推奨されています。具体的には、DHAやEPAといったオメガ3脂肪酸やオリーブオイルなどを利用します。

さらに、低炭水化物の緑葉野菜も十分に摂り、水分も十分に摂取します。炭水化物については、複合炭水化物は勧められますが、単純炭水化物は避けます。なお、超低炭水化物ダイエットの代表であるニューアトキンスダイエットに関しては誤解が多いようです。たとえば、ステーキやベーコンなどをいくら食べてもよいが、野菜を食べないのがニューアトキンスダイエットであるといった誤った情報があります。

超低炭水化物ダイエットに対する誤解

低炭水化物ダイエットに対する反論として、まず長期間の成績が明らかではないという批判があります。しかし、それに対しても、最近の臨床試験で答えが出つつあるようです。米国の主流医学を代表する専門誌に臨床試験のデータが公表されてきました。
それらによると、確かに長期間の減量維持については容易ではありませんが、低炭水化物ダイエット・超低炭水化物ダイエットのほうが、従来の食事療法より優れた成績となっています。ただし、低炭水化物ダイエット・超低炭水化物ダイエットによる早期の減量効果は、体脂肪の減少ではなく、体内の水分移動の結果であるのは明らかです。

また、心血管リスクに関する長期的な懸念も議論されています。これに対しては、低炭水化物ダイエットでは、良質のタンパク質と脂質を摂取することを推奨しています。超低炭水化物ダイエットは、従来型の食事療法に比べて、中性脂肪値やHDLコレステロール値など、いくつかの心血管リスクを改善します。ただし、血圧やインスリン感受性、LDLコレステロール値には差を認めません。

現在のところ、中性脂肪およびHDLコレステロールに認められる変化に関して、臨床的な意義はまだ明らかではありません。つまり、低炭水化物ダイエットのように、飽和脂肪酸の摂取量が比較的多くなる食事療法によって心血管リスクが改善した場合、低脂肪低エネルギー食と同様に、リスクの軽減に応じた臨床的な予防効果が得られるのかは不明です。さらに、ニューアトキンスダイエットなどでは緑葉野菜を中心とした野菜類をできるだけ多く摂取するように勧めますが、一般に、超低炭水化物ダイエットでは、植物性食品の摂取が少なくなりやすいという問題もあります。

つまり、食物繊維やファイトケミカルの摂取が不足しがちです。したがって、超低炭水化物ダイエットにおける飽和脂肪酸摂取や植物性食品の相対的な不足などが、超低炭水化物ダイエットでの新たな心血管リスクとなることは否定できないとする意見もあります。ただし、これまでに報告された臨床試験の結果から判断すると、超低炭水化物ダイエットによって心血管リスクが上昇するとは考えられません。また、繰り返しますが、ニューアトキンスダイエットやケトン体ダイエットでは、良質のタンパク質や脂肪を選び、かつ緑葉野菜を積極的に摂取することを推奨しています。さらに、高タンパク質高脂肪食を続けるわけではなく、目標体重に達した時点で、炭水化物の摂取量を漸増するプログラムになっています。

ケトン体ダイエットについて

「ケトン体ダイエット」とは、2002年から2004年にかけて米国で発表された医学研究データに基づき、日本人向けに考案された「低炭水化物ダイエット」の1つです。

ケトン体ダイエット以外に、これまでも数多くの低炭水化物ダイエットが提唱されてきました。これらの低炭水化物ダイエットに共通する減量のメカニズムとして、高タンパク低炭水化物食が、脂肪細胞に蓄えられている脂肪を利用するように代謝を促すという点があります。つまり、体がエネルギー源として利用できる炭水化物の摂取を少なくすることによって、体脂肪を消費することで減量を行います。このとき、特に問題となる副作用は認められず、リバウンドもしにくいとされています0ヶトン体ダイエットは、これまでに提唱されてきた低炭水化物ダイエットを総括し、すべての医学研究データを検証した上で、構成したダイエット法です。

リバウンドを防ぐことは減量よりも困難

ダイエットで難しいのは、減量した体重を維持する-ことです。単に体重を落とすことだけであれば、リンゴダイエットのような「単品ダイエット」による食事制限でも可能です。しかし、多くの流行したダイエットが廃れていくのは、一時的な減量には成功しても、そのあと結局リバウンドしてしまうからです。ケトン体ダイエットには、次のような特徴があり、継続することで、リバウンドを防ぐことができます。

  • 食欲を抑える
  • 基礎代謝を上げる
  • 筋肉を減らさないように維持する
  • 体脂肪をエネルギー源として利用する
  • 血液中の中性脂肪値を減らし動脈硬化を予防する

燃焼系ケトン体ダイエット

「ケトン体ダイエット」とは、米国で発表された医学研究データに基づき、日本人向けに考案された「低炭水化物ダイエット」の1つです。
「ケトン体ダイエット」は、最新の臨床試験のデータに基づいた、「超低炭水化物ダイエット」であるという点で、これまでに提唱されてきた同類のダイエット法とは異なります。
ケトン体ダイエット以外に、これまでも数多くの低炭水化物ダイエットが提唱されてきました。

これらの低炭水化物ダイエットに共通する減量のメカニズムとして、高タンパク低炭水化物食が、脂肪細胞に蓄えられている脂肪を利用するように代謝を促すという点があります。つまり、体がエネルギー源として利用できる炭水化物の摂取を少なくすることによって、体脂肪を消費することで減量を行います。
このとき、特に問題となる副作用は認められず、リバウンドもしにくいとされています。
ケトン体ダイエットは、これまでに提唱されてきた低炭水化物ダイエットを総括し、すべての医学研究データを検証した上で、構成したダイエット法です。

リバウンドを防ぐことは減量よりも遙かに困難

ダイエットで難しいのは、減量した体重を維持することにあります。単に体重を落とすことだけであれば、リンゴダイエットのような「単品ダイエット」による食事制限でも可能です。しかし、多くの流行したダイエットが廃れていくのは、一時的な減量には成功しても、そのあと結局リバウンドしてしまうからです。
これまでに流行したオンリーダイエットの代表的なものです。

ケトン体ダイエットには、次のような特徴があり、継続することで、リバウンドを防ぐことができます。

  • 食欲を抑える。
  • 基礎代謝を上げる
  • 筋肉を減らさないように維持する。
  • 体脂肪をエネルギー源として利用する。
  • 血液中の中性脂肪値を減らし動脈硬化を予防する。
ケトン体ダイエットは2ステップ・ダイエット

ケトン体ダイエットとは、具体的には次のような方法です。

  1. 「ケトーシス期間」(体質改善+減量期間)
  2. 体重維持期間

の2つに分かれます。
1のケトーシス期間です。
ケトン体ダイエットでは、目標体重に達するまでの間(一般に、2週間から数週間程度以上。現在の体重と目標体重とのギャップによって異なる)、炭水化物の摂取を少なくします。具体的には、1日あたりの炭水化物の摂取を総カロリーの5%以内に制限します(つまり、1日あたり1800kcal摂っている人では、炭水化物の摂取量が25g以内に制限されます)。

最初の2週間から数週間程度、「超低炭水化物食」を続けることがケトン体ダイエットでもっとも重要なダイエットの「ケトーシス期間」です。この間に、体質が変化し、体脂肪がエネルギー源として利用されるようになります。なお、ケトーシスとは、「ケトン症」とも呼ばれ、体内でケトン体が増加している状態をさします。

次に、が2の「体重維持期間」です。
目標の体重に到達した後(一般には、2 週間から数週間後) は、少しずつ、炭水化物の摂取量を増やしていきます。具体的には、総カロリーに占める炭水化物由来のカロリーを、1 週間あたり1%ずつ増やします。つまり、1の「ケトーシス期間」では総カロリーの5% が炭水化物に由来するカロリーでしたので、2の「体重維持期間」では、最初の1 週間の食事において、炭水化物に由来するカロリーは6% 、次の週は7% 、その次は8 %というように増やすことになります。

体重維持期間のポイントは、最終的に、リバウンドしない量の炭水化物摂取量を見いだすことにあります。つまり、ケトン体ダイエットによって、せっかく体質を変えても、炭水化物を摂りすぎてしまうと、リバウンドしてしまいます。そこで、体脂肪を燃焼させ、リバウンドしない体質を維持するためには、自分の体質に合った炭水化物の摂取量を決める必要があります。

体重維持期間の炭水化物の摂取量は、個人のもっている遺伝素因によって規定されます。なお、炭水化物を増やしていくといっても、一般的には、炭水化物の摂取量が総カロリーの20%を超えないほうが、リバウンドを防ぐ点では効果的です。これは、その人のもっている「肥満関連遺伝子」の個人差に基づく体質の差なのです。

運動も必要

ケトン体ダイエットは、超低炭水化物食を基本とする食事療法ですが、運動も重要であると考えます。ケトン体ダイエットで変化した体質を維持しリバウンドを防ぐためには、1 日あたり20 ~30分くらいの運動を取り入れましょう。

かつては、1日20分の継続した有酸素運動が必要と考えられたときもありました。しかし、最近では、5分とか10分とか短時間の運動をこまめにすることでも、ほぼ同等の効果があることがわかっています。

ケトン体ダイエットで勧める食事は、筋肉をできるだけ落とすことなく、体脂肪を減らすという特徴があります。ケトン体ダイエットに運動を合わせることで、筋肉を維持しつつ、効果的なダイエットが可能になります。さらに、運動によるシェイプアップ効果も期待できます。

隠れた炭水化物には要注意

体に必要な3大栄養素は、タンパク質、炭水化物、脂肪の3つで○炭水化物は、単純炭水化物と複合炭水化物に分けることができます。単純炭水化物の特徴は、摂取すれば、すぐに消化・吸収されることです。具体的には、糖類やデンプン質などです。

複合炭水化物は、野菜などを摂取してから、消化するまでに時間がかかるものです。ケトン体ダイエットは超低炭水化物ダイエットですので、炭水化物の摂取を制限します。ですから、ご飯やパン、麺類などは避けるようにします。
また、果糖の多い果物類も、「ケトーシス期間」は要注意です。特に、単純炭水化物は、血糖値を変動させやすく、ケトーシス期間での減量効果を妨げます。菓子類や麺類といった消化されやすい炭水化物には注意しましょう。
また、調理済みの食材を購入する際は、調理によって炭水化物が使われていないか、チェックします。食材自体の炭水化物の含有量が少ない場合でも、みりんや糖類を調味料として使っている食品だとすると、知らないうちに炭水化物を摂っていることになります。

ケトン体ダイエットはオーダーメイド ダイエット

私たちの周りには、太りやすい人とそうでない人がいます。食事を減らしダイエットしても思うように体重の減らない人もいれば、「やせの大食い」といわれるように、いくら食べても太らない人もいます。同じカロリーを摂取しても体重に差が生じるのは、体質による差、いい換えれば、個人のもつ遺伝子(遺伝素因)の差に大きく影響します。

太りやすい体質の人が、食べすぎや運動不足などになりやすい環境で生活するとき、肥満となります。つまり、人の肥満は、遺伝と環境との両方に関連する「病態」なのです。適正な体重を維持する基本は食生活と運動習慣です。

また、サプリメント(栄養補助食品)を生活習慣改善薬として利用することも考えられます。
サプリでダイエットしたい
従来の医学・栄養学によって勧められている食事内容では、適正な体重を超えてしまう人も少なくありません。これは、個人に存在する遺伝情報による差のためです。ケトン体ダイエットは、従来の医学・栄養学による食事療法では減量できない人、これまでに提唱されてきたさまざまなダイエット法でリバウンドしてしまう人などのうち、健康上特に問題のない肥満の人に適切なダイエット法です。ケトン体ダイエットは、太りやすい体質の人に対するオーダーメイドのダイエットといえるでしょう。

痩せる効果抜群の酢大豆は健康効果も高い、サプリや健康食品否定派のあなたに!

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酢大豆は便秘解消食材としてメジャーになりましたが、便秘改善以外に痩せる効果もあります。以前、人気を集めた際には、大豆と酢を使う「酢大豆」でしたが、今回は、黒大豆と黒酢を使い、更年期の女性ホルモンが減少した年代の女性に向けたダイエット食材となっています。当然、更年期以外の若い女性にも効果大です。

大豆や酢は、市販されているものを使用すれば手軽に作れますが、材料にこだることで、さらにやせる効果の高い「酢大豆」を作ることができます。

その前に大豆と酢の効能についてはこちらのサイトが参考になります。

大豆の材料には、健康効果が高いといわれる黒大豆と黒酢を使います。黒大豆は、おせち料理をはじめとした煮豆などに利用されるのでよくご存じと思いますが、昔から薬効に優れた食べ物として知られ、中国の漢方書でも、一般的な大豆よりも多くの効能があります。

黒大豆には、女性ホルモンとはく似た働きをするイソブラボンが豊富です。そのほかにも、代謝を活発にして体脂肪の燃焼を促す大豆たんばく、脂肪の蓄積を抑えるアントシアニン、糖や脂肪の吸収を抑えるサポニンなどが多く含まれています。

黒大豆がメタポリックシンドロームを退ける働きのあることも、神戸大学の研究などで確認されています。黒大豆の皮には多量のポリフェノールが含まれ、アントシアニンのほかにも、プロシアニジンという成分に、脂肪の蓄積を抑え燃焼を促進する働きのあることが確認されています。

また、黒酢は、一般の穀物酢や果実酢と比べてアミノ酸やクエン酸がとても多く含まれているのが特徴です。アミノ酸は脂肪の燃焼を強める作用がありますが、黒酢には一般の酢の10~20倍のアミノ酸が含まれているといわれます。

また、クエン酸の量も豊富です。私たちの体の余分な脂肪や糖を燃焼させ、蓄積された疲労物質を排出させるにはクエン酸回路が活性化しなければいけません。このクエン酸回路を活性化させる重要な成分が、クエン酸なのです。

クエン酸の豊富な黒酢は、そうした点からも肥満解消には打ってつけでダイエット効果が高いのです。

こちらの体験談にも紹介されている通り、更年期以降のお腹太りには酢大豆が最適です。

アミノ酸やポリフェノールが豊富ですから若い人もたっぷり摂れば効果は抜群でしょう。

脂肪燃焼がアップし、太りにくくなる蒸し生姜のダイエット効果(実際データも合わせて)

蒸し生姜のダイエット効果をより高めるなら運動の30分前に食べる

生姜は、漢方薬の生薬として用いられることも多く、古来より心身万病の妙薬として珍重されてきました。生姜には、ジンゲロールと、ショウガオールという、辛みのもととなる2つの成分が含まれています。このうちのショウガオールに脂肪燃焼を助け、中性脂肪値の上昇をおさえる働きがあることが確認されています。

生姜のダイエット効果の実証

実験に使用したのは、生の生姜を蒸してから干したものです。この蒸し生姜は、生の生姜に比べて、ショウガオールの量が格段に多く含まれています。生姜は熱を加えることによって、ショウガオールが飛躍的に高まる性質があります。蒸す工程によって、その性質を利用したのです。生姜を食べるときは火に通すようにしましょう。

実験には、蒸し生姜に加えて、ただ乾燥させただけの生姜と、生姜以外の食材(プラセボ=偽薬)も用いて、働きの違いを比較しました。

まず、6人の成人男性に、蒸し生姜を3グラムを摂取してもらい、30分間安静にしたのち、30分間の運動(ランニングを行ってもらいます。ほかの2種類に関しても、同様の条件で行いました。

その結果、通常の状態だと30分かかって得られる脂肪燃焼効果が、蒸し生姜を摂取したあとだと、20分で達成できることがわかったのです。ただ乾燥させただけの生姜よりも、その効果は早く現れました。

つまり、蒸し生姜を摂取してから運動を行えば、より効率的に脂肪を燃焼できることがわかったのです。

ちなみに、蒸し生姜は食べてから効果が現れるまで、30分問かかるようです。よって、蒸し生姜によって運動時の脂肪燃焼効果を高めるには、運動の30分前には摂取しておくとより効果的です。

脂肪の吸収をおさえ中性脂肪値を抑制

生姜のダイエット効果についてもうひとつ実験を行っています。

まず、6人の成人男性に高脂肪食(エネルギー854.8カロリー、脂肪約60%)を食べてもらいます。その直後に、蒸し生姜を3グラム摂取します。また、それとは別の日に、同じ条件で、生姜以外の食材(プラセボ)も3グラム摂取して、両者を比較します。

そして、血中の中性脂肪値の上昇の度合を調べます。高脂肪食を摂取する前と、高脂肪食を摂取した60分後、そして120分後と、複数回にわたって計測しました。

この結果、プラセボに比べて、蒸し生姜を摂取していた場合では、中性脂肪値の上昇を抑制することがわかったのです。脂肪分がたっぷりの太りやすい食事をとっても、蒸し生姜を摂取していると、太りにくくなることが期待されます。

つまり、少し食べ過ぎたときは、一緒に蒸し生姜を摂れば影響を最小限に抑えることができるということです。

これらの効果は、ショウガオールの働きが関係しています。ショウガオールが血中に吸収されると、神経伝達物質の1つであるアドレナリンの分泌が高まります。それが、脂肪の燃焼を促してくれると推察できるのです。

また、摂取した脂肪の多くすい臓は、腸内で膵臓リパーゼによって分解されます。分解がスムーズに進むと、脂肪が小腸で吸収されて、血液中の中性脂肪値を上昇させることになります。ショウガオールは、このすい臓リパーゼの働きを抑制するため、脂肪の分解が進まず、小腸からの吸収も低下すると考えられています。その結果として、中性脂肪値の上昇が抑制されるのです。

のように、ダイエットとい、義広から見たとき、蒸し生姜に多く含まれるショウガオールが、とても重要な働きをすることがわかってきました。

リバウンドのない健康的なダイエットをしたいのなら体の冷えを解消する蒸し生姜(生姜の使用感、口コミ)

体にやさしい白湯ダイエット

マグカップ1杯分の水を40~50度に温め、10分かけて飲むだけの「白湯ダイエット」。元アイドルで現在はヨガスタジオを経営する干葉○子が提唱し、注目を集めています。

芸能界でも信奉者急増

やせたい。でもお金はかけたくない。体も動かしたくない。めんどうもいやだ。そんなワガママをすべて満たす、究極の痩身術が「白湯ダイエット」。

やりかたはマグカップ1杯分の水を40~50度(体温以上ならOK)に温め、からだをいたわるように、水分を全身にゆきわたらせるつもりで10分かけてゆっくりと、1日3回飲むだけです。白湯は水より吸収されやすく、体を冷やさず、胃腸の働きを活発にするので消化促進、便秘の改善にも働きます。
血液循環が良くなることで新陳代謝もよくなる。利尿作用で毒素が排出されてデトツクスにも効きます。

食事の前にゆっくり飲むと、食欲も抑えられる最高のダイエット法です。いいことづくめでラクにやせられるという仕組みです。とりわけアルコール好きにとっては、白湯を飲むことで胃腸に負担をかけずに肝臓の代謝を高め、血中アルコール濃度を落とせるので一石二鳥です。

二日酔いや胸やけからの回復も早くなります。大のお酒好き、おいしいもの好きで知られる山本○ナと深田○子がみるみる5キロもやせた、というので評判になり、江角マ○コ、宇多田ヒ○ル、牧瀬○穂… ‥・と芸能界に信奉者の輪がひろがっている。千葉は出産と育児を機にインドの伝統的なヨガを学び始めて、現地に修行滞在もしている。5千年の伝続を誇る伝統医療、アーユルヴェーダを学んでいるときに、白湯を飲むことで血液を浄化して脂肪を減らすデトツクス法を,身につけたそうです。

お湯なら無害だろうと、1日中何杯も飲み続ける人も出てきそうだ。しかし、尿にも汗にも塩分が含まれるから、大量に尿を出したり発汗しているのに水分だけを摂り続けると「塩分喪失」状態に陥ることもあります。白湯ダイエットにハマって、強い疲労感、頭痛、めまい、嘔吐、足がつるなどの症状がおきたら塩分を補給してみた方がいいかもしれません。

水分を適切に摂ることはデトックス効果が高くおすすめです。それを白湯にすることでさらに代謝アップさせるというものです。一時期は、水分を過剰に摂取するとむくみにつながるからよくない…と言われましたが最近、やはり水分が不足ずると、体の不調や美容によくないことがわかってきました。

白湯ダイエットで検索をかけてみたらダイエット以外にも血圧がさがったり、便秘が解消したりとうれしそうな効果が多数紹介されていました。

たばこは太るのか?痩せるのか?

よく言われるのに、タバコを吸うと太らないという通説があります。そんなのは、たわごとだ、言い訳に過ぎないという言い分もありますが、しかし、喫煙者に肥満が多いという研究もあって、この矛盾のメカニズムは意外なものでした。

褐色脂肪細胞が燃焼して排出される

脂肪細胞には、白色脂肪細胞と、褐色脂肪細胞と呼ばれる2種類の細胞があります。白色のほうは細胞のなかに文字通り脂肪をため込み肥満の原因になりますが、褐色のほうは、脂肪をためるのでなく、燃やして熟として排出します。
車で言えばラジエータの役目を果たします。タバコを吸うと、この褐色脂肪細胞の熟産生が高まり、やせるというわけです。このことは動物実験でも確かめられています。
ネズミに1日約1時間、強制的にタバコの煙を吸わせ、肩甲骨の間にある褐色脂肪細胞を調べてみると、熟慮生が高まりエネルギーを消費していることがわかりました。これとは別に人間の例では、タバコを1箱吸うと、ご飯茶碗1杯分くらいのエネルギーを消責するという研究報告もあります。

ということはやっぱりたばこを吸うと痩せるのでしょうか?

ところがこれと真っ向から対立する疫学調査データもあるのです。厚生労働省でCTスキャンを用いた調査を行なったところ、正常者に比べ、BMI25以上のメタポ肥満者に、男性にも女性にも、喫煙者が多かつたのです。

海外報告でユニークなのは、「禁煙したら体重が増えたが、プロポーションは逆によくなった」という例があります。体重が増えたのは、褐色脂肪細胞が熱産生したからといえますが、ウェストやヒップ比をとってみると、禁煙をした人は、その比率が低いという結果でした。

つまり、禁煙者はウエストが比較的締まり、プロポーションはよくなっていたという結果です。タバコを吸うと科学的にやせるのは正しいはずなのに、なぜ、実際には肥満が多いのでしょうか?

医師はこれについて喫煙者は本人の健康に対する自覚がなく、運動をしないなど肥満になりやすい悪い生活習慣を持ち合わせているとともに、タバコの成分が直接、内臓脂肪を蓄積させ、メタボ肥満になると考えられると言っています。

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危険なダイエット食品!日本国内で認可された「やせ薬」は1種類だけ

日本で認可されているやせ薬には、厳しい使用制限が儲けられています。しかし一方、薬でやせたいという潜在的な願望は途絶えることはなく、輸入やせ薬・ダイエット食品は新しいモノが次々に発売されています。健康の落とし穴は、それらに生命を脅かすほど危険なものがあるということでし。

とりわけ中国ルートの製品は危険がいっぱいです。

日本国内で認められているやせ薬は「サノレックス」だけ

日本で認められているやせ薬は、たった1種類のみということを知っている人は意外にも少ないのです。そのやせ薬の名前は「サノレックス」です。保険適用もされますが、ただしBMI値35以上の人で最大3ヶ月(180日)しか使用できないという厳しい制限付です。

BMIとは国際的に通用する肥満度基準で、計算式は、BMl= 体重(kg)÷(身長×身長(m)です。成人でBMI値22のとき、もっとも理想的な体重とされています。

やせ薬サノレックスの効能は、によると、「食欲中枢を抑えるタイプのやせ薬で、副作用も少ないかわりにそれほど劇的に効くという薬ではない」と念を押します。

米国では認可されたやせ薬は約10種類あるが、サノレックスはそのなかでも、BMI= 25~30程度の軽症の肥満者に使用されています。にもかかわらず、日本で肥満の薬に射しこれほど厳しい制限付なのは、厚生労働省が医療費を抑えたいからだと思われます。

中国のやせ薬で死亡者も

その結果なにが起こったかというと、海外からの認可されていない、アブナイやせ薬・ダイエット輸入食品の流入です。とりわけ中国ルートのものが問題になりました。

劇症肝炎で運ばれてきた。女性は中国製のやせ薬「千之素こう嚢」を服用していました。同じやせ薬で同様の事件は数件続きました。翌02年、60歳代女性が同様の症状で死亡し、新聞報道される大騒ぎになり、全国に被害が拡大しました。

専門家がこの中国ルートのやせ薬を分析したところ、成分に食欲抑制剤フェンフルラミンが含まれているとわかりました。

フェンフルラミンとは、医師によると「月に5kgやせるという治験もある強力なやせ薬で、米国でも合併症として心臓弁膜症などを起こすとして発売禁止になっているもの」だそうです。
それを中国の業者が輸出向けやせ薬として製造したのです。この騒動が鋸静化したからといって根が絶たれたわけではありません。しばらくすると、中国製のエフェドリン、サノレックス入りのやせ薬が出回りました。エフェドリンは交感神経を刺激し、脂肪細胞に働きかけやせるというタイプです。さらに06 年、やはり中国製の甲状腺ホルモン入りの輸入ダイエット食品が原因で中毒症を起こした患者が、病院に運ばれるという事件が起こりました。

甲状腺ホルモンは代謝を活発にし、やせる効果を促進させます。まったく手を替え品を替え、危ない輸入やせ薬は出回るというのが、やせ薬を取り巻く現状です。「輸入ダイエット食品・やせ薬は決して安全な食品ではない。インターネットでは掲示板などで、いろいろなダイエット食品の実際の効果について情報交換をし、危険を承知でやせ薬を購入している人たちがいますが、じつはそこに大きな落とし穴があります。

痩せる薬は危険性がたかいのですが、食欲抑制剤はあります。

まじめ人に多い、ストレスによる肥満

仕事が忙しくなると、急にコツテリしたものが食べたくなったり、甘いものが食べたくなったり…そんな経験はないでしょうか。お腹がいっぱいなのになぜか食べてしまう、その理由は、ストレスを受けた脳からの命令によるものだったのです。

ストレスの慢性化は甘いものに偏りやすい

夜寝る前や休みの日など、ひとりになるとスナックや菓子パンをたくさん食べてしまうという人がいます。1年間で8kgも太ってしまい、仕事用のパンツスーツがぜんぜん入らなくなってしまった…という経験を話す人も少なくありません。
大人になって急に太りはじめる原因の多くは、ストレスです。耐えがたいほど強烈なストレスに見舞われると、人はやせます。

太りやすいのは、日常的なストレスが長い間続いた時です。

専門医に聞くと、とりわけ人間関係のストレス(家族、恋人、会社や学校など)、時間や仕事に追われるストレス、解決方法の見つけにくいストレスが慢性化すると、甘いものに走りやすいのだそうです。

きまじめな人は特に注意が必要です。ストレスを受けたときの反応は、人によって発散タイプ、ためこみタイプに分かれます。

発散タイプは、まわりに八つ当たりしたり、泣いたり、ショッピングに走る。血圧が乱高下して血管や心臓に負担がかかる心配はありますが、この発散タイプの人は、ストレス太りはしにくい体質です。カッとして攻撃的になる時に分泌されるアドレナリンやノルアドレナリンは、中性脂肪を分解させる(脂肪を燃やす)代表的なホルモンです。

またせっかちに動き回ることで、血液中に放出された脂肪(遊離脂肪酸)がエネルギーとして燃焼されます。涙を流したり体を動かすことで、気も晴れるでしょう。

日本人はDNA的にストレス太りしやすい

ストレス太りは、きまじめで内にこもる、ためこみタイプの人に多いのが特徴です。完全主義で責任感の強い人。まわりからの評価が気になり、本音を言えない人。相手に非があってもじっとガマンしたり、自分を責めやすい人。だれにも邪魔されない時間が、いちばん心安らぐ人。日本人にはとても多いタイプです。
ストレスを長い間ためこむと、エネルギーの代謝が悪くなって老廃物をためこみやすくなり、さらに副腎皮質から、「肥満ホルモン」と呼ばれるコルチゾール(糖質コルチコイド)が分泌されます。

血糖値をあげさせ、免疫の活動をおさえ、脂肪をつくり出すホルモンでし。そこに甘みの誘惑が追い打ちをかける。ウツウツしていると、脳内の快楽物質、セロトニンやβエンドルフィンが不足するので「とにかく何か食べろ!」と脳から指令が出ます。

すぐにセロトニンレベルを引き上げて脳を満足させられるのはブドウ糖です。だから、甘みに手がのびるのです。甘みは脳を興奮させて食欲のアクセルになるので、食べ始めるととまらなくなります。「我を忘れていないか」と自問自答できるうちに、濃い日本茶やプーアル茶など苦いもので一服するといいでしょう。

苦味は脳の興奮を鎮めてくれます。発散タイプヘの切り替えも心がけたほうがいいでしょう。特に女性にとっては、おしゃべりがストレス解消になるから、気を許せる友人やカウンセラーをさがす。大笑い・号泣に浸れるDVDをたくさん確保する。歌う、ほかに。お風呂に入る。ストレッチする。なるべく散歩する。そして、小さいことにクヨクヨしないことです。

どうしても甘いものがほしいときは、和菓子がいいでしょう。

ダイエットは色も大きく関係する、赤や黄は食欲増進、青は食欲減退

青色を頭にイメージしてみてほしい。どんなイメージがわくだろうか。空と海、ひんやりした空気、クールミントガムなど、心がすっと静まったと思う。青い色には、犯罪を減らすほど強い「鎮静」パワーがある。食べたい衝動を抑えたいなら、青のインテリアとサングラスの準備が最適。

やせられない原因は、思わぬところにもひそんでいる。「どうがんばっても食欲を抑えられない」と悩んでいる人は、一度、部屋とタンスの中を見わたしてみよう。インテリアや身につけるものに、赤、黄、オレンジなどの元気で明るい色が多くないだろうか?
グリーンサラダに赤いトマトや黄色いコーンが加わると、ぐっと食欲をそそられることでもわかるように、ビビッドな色は食欲を増進させる。逆に緑や青は、気持ちも食欲もなだめる色だ。特に「青」は、いま世界中で防犯カラーとして注目されてるほど。

イギリス・グラスゴー市では2000年、景観改善のため青い街路灯を導入したところ、犯罪発生件数が減少して注目された。色彩心理学では、青は「本能的な衝動を抑えて、冷静にさせる」「神経の高ぶりを沈める」色となっている。

日本でも05年に奈良県警が導入すると、1年後には、周辺の夜間の犯罪認知件数が約9%減少した。画期的な「防犯のあかり」として、いま全国各地で取り入れられつつある。青は強力な食欲減退色でもあり、さらに集中力を上げる働きもあるから、これをダイエットに生かさない手はない。インテリアもテーブルクロスもブルーで続一し、外出時には青色のサングラスをかける。食事の前、数分でもいいから青いサングラスをかけ、心を落ち着かせて、はずして食べ始めると、ゆっくりとよく味わって食べることができ、満腹感もずっと感じやすくなる。

日本では、オペ室(手術室)のデザインをブルーに統一する病院が増えている。やっぱりこれも落ち着く、安らぎとったイメージをより深めるため。

そして外食が多い人は肥満になりやすいことも忘れてはいけません。

ビールはおなか周りが太くなるだけでなく体重も増加する

ビールをたくさん飲み続けることで、お腹がぼっこり出てくる「ビール腹」。ビールの本場、ドイツで約2万人を対象に行われた調査で、ビールを大量に飲むと、特に男性でお腹が出ることが確認された。また、お腹だけでなく、体重も増加していた。
1日に飲むビールの量を開き、8.5年後に腹囲を調べた。すると、大量に飲む男性(1000ml以上)は、少なめの男性(250ml未満)に比べて、腹囲が増加するリスクが17 %高かった。
女性では多く飲む人(250ml以上)でリスク増加は見られなかった。
しかし、少し飲む女性(125ml未満)に比べて、全く飲まない女性は、リスクが12% 低くなっていた。飲まない人の方がウエストサイズを維持しやすいわけだ。ちなみに、この「ビール腹」は、体重の増加に裏打ちされていることもわかった。つまり、お腹だけでなく全体的にも太るのだ。ビールのカロリー350ml缶で約140kcal。カロリーも気にしつつビールを楽しみたい。