食べることも大事ですが同時に排泄も大事

「水と脂」を排出し、痩せるためには食べることも大切ですが、同時に「出す」ことも大切です。毎日、定時に排便の習慣をもつことは、平凡そうにみえて実は痩せるための重要なキーポイントが含まれています。

トイレに入ったらすぐに排便が終わるのが一番です。快便というのは、毎日の食生活、そして食事メニューが重要です。さらに3度の食事をいつも決まった時間に摂ることも重要です。
つまり、食生活全体に関係してくるのです。よく「快食・快眠・快便」といいます。食べて、寝る、出すが健康の3大要素なのです。また、これは女性には欠かせない美容の3大要素でもあるのです。

つまり「出す」ことをヌキにして痩せることはあり得ないのです。毎日、定期的に気持ちよく出すことで「水と脂」が体にたまらないような体質をつくっていくわけです。

ストレスがたまっていたり、忙しすぎる場合には、お通じが不規則になりがちです。もちろん食生活の乱れも原因となります。
お通じをコントロールするだけでも体調はよくなります。

見直したい煮物、和え物

最近の家庭料理は、西洋料理、中華料理と非常に流行っています。ハムエッグ、ハンバーグ、野菜サラダ、スパゲッティー、シチュー、グラタン、麻婆豆腐、八宝菜など、日本料理はしめだされてしまったかのようです。これらのメニューが人気なのは、やはり食べ応えがあって、さらに栄養価も高いからでしょう。しかしl、こうした料理を食べてすらりと痩せるにちょとと無理があります。このメニューでは、食べ過ぎ、カロリーの摂りすぎになってしまいます。

ダイエットに向く料理はやはり日本料理の煮物、和え物、炒め物、おひたしなどなどダイエットには最適です。量をそんなにたくさん摂らなくても満足感が味わえるのです。これは豊富な食物繊維による効果です。

生野菜よりも温野菜

「悪い水」と「脂肪」を減らすために繊維が必要であることは今ままで説明したきたとおりですが、こうしたことからも生野菜は適しません。見た目には繊維がたっぷりで色どりも鮮やかなので体にいいというイメージですが、実際のところ繊維はあまり含まれません。

根菜であるかぼちゃ、大根、にんじん、ごぼう、豆類のそらまめ、エンドウなどの食物繊維のほうが圧倒的にたくさん含まれます。かぼちゃ3切れ(およそ110 g)と同量の食物繊維をレタスで摂ろうとすれば、300 gも食べなくてはなりません。300 gというと、レタス1個分くらいになります。

こういったことからも、繊維質は根菜類の煮物などから摂るほうがいいのです。また火を通すメリットとしては、繊維は、生のときはぐるぐる巻いている状態ですが、火を通すとほぐれて面積が広がります。これは、お通じのためにはとてもよい効果を生みます。

痩せるためには火を通した野菜を食べることを覚えておいてください。