なかなか痩せない理由

オレンジの丸かじりとオレンジジュースの違い

オレンジジュースを飲む場合とオレンジを生でそのまま食べるのではどういった違いがあるでしょうか?これはオレンジジュースには繊維分が含まれておらず、生のオレンジには繊維分が含まれている、ということになります。

これはオレンジジュースだけでなく、ご飯にしても精白された白米は、繊維分が少なくなっています。食パンも同様です。ケーキ、お菓子などの加工食品、精製食品は、繊維分が非常に少ないです。

オレンジジュースを飲んだ場合と生のオレンジを食べた場合の血糖値の調査があります。血糖値は糖尿病などの血液検査に使われる血液中の糖分の比率をあらわす数字ですが、これは、肥満と深い関係があります。この血糖値ですが、ジュースを飲んだ場合は、急上昇してその後急降下しました。これは糖分が体に急激に吸収されたことを示しています。

では、生のオレンジを食べた場合はどうでしょう?血糖値はかなりゆっくりとした変化を示しました。この違いは、その食品に繊維分があるか、ないかだけの違いです。
いいかえれば、繊維質は、栄養の吸収スピードを遅らせる効果があるのです。以前から繊維は消化が悪いと言われてきましたが、それは消化のスピードが遅いのではなく体の自然な働きにちょうどいいスピードだということがわかってきました。

便秘を解消するだけでも痩せるきっかけになる

痩せることと便秘は一見関連性がないように思いますが、まず便秘を解消することが先決です。実際痩せることとと便秘は深い関係があります。便秘になると体に悪い腸内細菌の働きが増し、エンドトキシンが生成され、これが肝臓に行く体内の酵素の働きを悪くして脂肪や細胞に「悪い水」が溜まってしまうのです。また、この毒素が暴飲暴食をを促すのでまた、食べた物がエネルギーとして使われない消費カロリーの少ない体をつくります。つまり、便秘を解消すれば「悪い水」も解消され痩せるきっかけにもなるのです。便秘を解消するには、繊維分をたくさん含んだ食材、食品を積極的に食べることです。イサゴールやはとむぎなど繊維の多いものをとることです。こうした習慣でお通じは自然とよくなります。アメリカ、ヨーロッパ、日本などでは、精製食品や加工食品を多食するようになり同時に繊維食品の摂取が減少してしまったため便の量も少なくなっています。これが原因で便秘も増えてしまっているのです。繊維をしっかり摂取することを習慣にすることが大切です。

便秘の原因や解消を目的としたサイトはかなりの数ありますが、その中でも誠実なサイトをさがすのは大変ですが、最近やっと見つけました。腸をきれいにして便秘解消は非常に参考になりますのでオススメです。便秘だけでなく下痢などに効果のある食品も紹介しています。
商品ばかりを紹介しているサイトは「?」ですが、ここのように商品紹介が控えめなのは信頼できます。

これまでのカロリー式の減量では減らさなくてもいい「血と肉」まで減らしてしまう

アメリカ式ダイエットのカロリーのみを減らす方法では、日本人には合わない点がいくつもあります。アメリカ人は体全体が太っているのに対して、日本人は主に肩と下腹部、腰まわり、太股に水っぽい脂肪がついて太っています。この日本的な太り方を解消するには、「悪い水」をとり「冷え」と「血の滞り」をとることが最適です。それにこれが一番美容的にも美しく痩せる方法なのです。ところがこれをカロリー式ダイエットのみで行うとどうなるでしょう。まず体力が落ちてきます。そして減らす必要のない「血と肉」までも減らしてしまうのです。当然こうなると、血液は薄くなり、生理不順などにもなります。体調が全くアンバランスになるため結果的には痩せても醜く痩せてしまうのです。これでは苦労したダイエットも「失敗」となってしまうのです。日本人の水太り体質をしっかり理解した上で体質に合ったダイエットをしなくてはいけません。