2015年 4月 の投稿一覧

抗酸化ミネラル セレン 乳がん 関係性 摂取量が少ないと乳がん患者が多い

抗酸化ミネラル セレン 乳がん 関係性

抗酸化ミネラル セレン 乳がん 関係性 摂取量が少ないと乳がん患者が多い放射線から身を守るために、最も重要な抗酸化ミネラルの1つがセレンです。セレンは亜鉛とともに、体内の抗酸化酵素の主成分となっており、放射線による細胞の損傷を防ぐだけでなく、がんや老化予防、生活習慣病の予防にも有効です。

抗酸化ミネラル セレン 乳がん 関係性

チェルノブイリ原発事故では、放射線による健康被害を防ぐために、セレンが用いられ、効果を発揮したといわれています。セレンが発見されたのは19世紀のことでした。その当時、スウェーデンのファルン鉱山から産出される黄鉄鉱を原料として、硫酸の製造が行われていました。
1817年、スウェーデンの化学者、ベルセリウスは、硫酸を製造する鉛室の底にできる沈殿物から、ある物質を見つけました。それはテルルという物質と似た性質をもっていましたが、実験を重ねるうちに別な物質であることがわかりました。
テルルは、ガラスなどの着色剤に用いられる鉱物で、現代では太陽電池や電子部品に使われています。いわゆるレアメタルの1種です。テルルという名前は、ローマ神話の地球の神テルスにちなんで命名されました。このテルルに似ていることから、新しい物質はギリシャ神話の月の女神セレネにちなみ、セレンと名づけられました。セレンもガラスの着色剤やコピー機の感光ドラムなどに用いられる鉱物ですが、強い毒性をもっており、現在では使用が制限されています。

こうしたセレンの毒性については、19世紀半ばには知られていたようです。

セレンが動物や人間にとって、欠かすことのできない必須微量元素(ミネラル)であることがわかったのは、比較的新しく、1975年のことでした。必須微量元素とは、鉄、マンガン、銅、亜鉛などの物質で、体内の酵素やタンパク質を作るのに不可欠の栄養素です。
体内で必要なのはごく微量なので、普通の食生活をしていれば、欠乏症の心配をする必要はありません。土壌に含まれるセレンは、野菜などに吸収され、体に取り込まれます。またセレンを含む飼料で育てた家畜の肉を食べることでも摂取できます。しかし、地域によっては、土壌中のセレンが少ない場所があります。

セレンが体内に不足すると、さまざまな病気につながります。セレン欠乏症は、血液中のセレン濃度が0.085~0.09ug/mlより低い場合を指します。中国の土壌中のセレンが少ない地域(0.011~0.02ug/ml)では、昔からカシン病(風土病心筋障害) やカシン・ペック病(骨関節炎の1種) があります。
また体内のセレンとがんの発症率は相関関係があり、土壌中のセレンが少ない地域ほどがんが増えることが、さまざまな研究によって明らかにされています。ドイツのシュライザ一博士の研究によると、血中のセレン濃度が低い地域ほど、女性の乳がんの死亡率が高いことが明らかにされています。

乳がん セレン 関係性 まとめ

  1. セレンの抗酸化作用: セレンは抗酸化作用を持つ栄養素であり、細胞を酸化から保護する役割があります。酸化ストレスはがんのリスク因子の一つとされており、セレンが抗酸化作用を通じて乳がんの予防に寄与する可能性が考えられています。
  2. 研究結果の不一致: セレンと乳がんの関連性についての研究結果は一様ではなく、矛盾していることがあります。一部の研究ではセレン摂取が乳がんのリスクを低減させる可能性が示唆されていますが、他の研究ではそのような効果が見られなかったり、逆に高セレン摂取がリスクを増加させる可能性があるとされています。
  3. 個人差とバランスの重要性: セレンの効果は個人差があり、適切なバランスで摂取することが重要です。セレンの過剰摂取は有害となり、セレン中毒のリスクがあるため、適切な食事やサプリメントの使用には医師の指導が必要です。
  4. バラエティ豊かな食事が重要: セレンは多くの食品に含まれており、魚、家禽、穀物、ナッツ、種子、卵、乳製品などさまざまな食品から摂取できます。バラエティ豊かな食事を摂ることが、セレンを含む栄養素を均等に摂取する上で重要です。

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セレン
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抗酸化ビタミン ミネラル 放射線 被曝による活性酸素の害をなくす

抗酸化ビタミン ミネラル 放射線

抗酸化ビタミン ミネラル 放射線 被曝による活性酸素の害をなくすことがわかっています。

抗酸化ビタミン ミネラル 放射線 防御に役立つのはビタミンA・C・E

生きていくために必ずとらなければならないビタミンやミネラルにも、放射線を防御するものがあります。放射線被曝による活性酸素の障害を防ぐのは、抗酸化剤にも用いられているビタミンA 、ビタミンC、ビタミンEです。総称して抗酸化ビタミンと呼ばれます。

この3種類は、女性が美容のためにも摂取すると効果があらわれる3つのビタミンです。
体から毒素を排出することと、美しく保つための作用は非常に似ているということでもあります。

またカロチノイドのβカロテンは、体内でビタミンAに変化し、同様の効果を発揮します。ナイアシンは抗酸化ビタミンではありませんが、放射線防御に役立つビタミンです。
ナイアシンについてはこちら
ビタミンC は、自らが酸化することによって、活性酸素を消去しますが、ナイアシンは酸化したビタミンCを元に戻す働きをします。

また解毒作用があり、チェルノブイリ原発事故の被曝者にも投与されました。ビタミンCはとりすぎても、水溶性なので過剰にとった分は排出されるので、体に害はありませんが、ビタミンA 、ビタミンE 、ナイアシンは大量摂取すると過剰症を引き起こします。サプリメントなどでとる場合は注意が必要です。

骨にたまる放射性物質を除去するミネラル

被曝による体への影響を少なくするミネラルにはヨウ素、カルシウム、マグネシウム、カリウム、亜鉛、セレンがあります。ヨウ素は、放射性ヨウ素の体内への取り込みを防ぐ働きがあります。非放射性ヨウ素製剤(ヨウ化カリウム)を予防的に服用すると、甲状腺内にヨウ素が満たされるので、放射性ヨウ素は甲状腺に入ってくることができなくなります。

同様のメカニズムで、カルシウムは、放射性ストロンチウムが骨に蓄積するのを防ぎます。ストロンチウムは福島原発事故でも放出されていますが、放射線防護の国際調査委貞会は、ストロンチウムから身を守るには、毎日少なくとも、1100mgのカルシウムの摂取を推奨しています。

また米国医学研究所は、成人は1000mg、10代の若い人は1100mgの摂取をすすめています。一方、カルシウムが有効に働くためにはマグネシウムが必要です。マグネシウムが欠乏すると、活性酸素が多量に発生します。またガンマ線に被曝すると、血液中のカルシウムとマグネシウムのレベルが減少するので、この2つのミネラルの補給が不可欠です。

放射線 被曝に役立つ抗酸化ビタミン まとめ

放射線被曝に対する抗酸化ビタミンは、酸化ストレスから細胞を保護し、被曝による損傷を軽減するのに役立つ可能性があります。以下は、抗酸化ビタミンの中でも放射線被曝に対して特に注目されるものです。

  1. ビタミンC(アスコルビン酸): ビタミンCは強力な抗酸化作用を持ち、細胞内の酸化ストレスから細胞を保護します。放射線被曝による酸化ストレスを軽減する可能性があります。柑橘類、ストロベリー、キウイフルーツなどの食品に豊富に含まれています。
  2. ビタミンE(トコフェロール): ビタミンEも抗酸化作用があり、細胞膜を酸化から保護します。特に脂溶性で、脂肪を多く含む細胞に影響を与える可能性があります。ナッツ、種子、植物油などに含まれています。
  3. ビタミンA(レチノール): ビタミンAは抗酸化作用を持つビタミンの一つで、細胞の健康をサポートします。特に皮膚や粘膜に影響を与え、放射線による損傷から保護する可能性があります。カロテノイドとしても知られ、にんじん、スイートポテト、スピナッチなどの食品に含まれています。
  4. セレン: セレンはミネラルであり、抗酸化作用を持ちます。セレンは放射線被曝による酸化ストレスから細胞を保護し、一部の研究では放射線に対する感受性を軽減する助けになる可能性が示唆されています。ただし、セレンの摂取には適切なバランスが重要であり、過剰摂取は避ける必要があります。

 

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玄米、海藻、味噌などの食事療法

日本は原子爆弾による唯一の被爆国です。広島・長崎の原爆投下で死亡した人だけでなく、その後も放射能の影響により多くの方が亡くなられました。しかし、長崎の爆心地から1.8km離れた長崎聖フランシスコ病院では、急性放射線中毒症の方々が多数生き残りました。その理由は、病院の内科部長だった医師が行った食事療法にあります。

医師は、被曝した人たちに玄米、コンプやワカメなどの海藻、味噌か溜まり醤油、北海道カボチャ、海の塩などを与え、免疫系を抑制しないように、砂糖やお菓子の摂取を禁止しました。この食事療法のおかげで、長崎のほかの病院では、たくさんの患者が放射線による病気で亡くなられたのに対し、この病院では多くの人が生存できたのです。患者たちに与えられた食品は、伝統的な和食の食材・調味料ですが、現在はこれらの食品に放射能の影響を取り除く働きがあることがわかっています。

全粒穀物

玄米をはじめ、発芽玄米、全粒粉の小麦、オートミール、挽きぐるみのソバには、食物繊維とリンが豊富に含まれています。食物繊維とリンは、有害物質と結合して、体外に排出する働きがあります。また食物繊維は、便通をよくして、腸内のすべての毒素の除去を促進させる作用もあります。

海藻

コンプ、ワカメ、テングサ、ヒジキ、モズクなどの海藻は、ヨウ素(ヨード)を多く含んでいます。体内に十分なヨウ素がある場合は、放射性ヨウ素は甲状腺に吸収されず、排出されます。また1968年、カナダの研究者は、海藻の多糖類という成分が、放射性ストロンチウムと結合して、体から排除すると報告しています。

緑黄色野菜

緑黄色野菜に含まれるカロチノイドという成分は抗酸化物質で、ベータニンジンやカボチャのβカロテン、トマトのリコピン、ホウレンソウヤプロッコリーのルティンなどがあります。カロチノイドが豊富な食品は、がんや心臓病、加齢黄斑変性症などの発症リスクを減らすことがわかっています。トマトのリコピンは血圧を下げるトクホとして発売。ルティンは目の重要な作用として効果が認められています。緑黄色野菜は、ガンを抑制する作用もあります。

味噌

味噌、溜まり醤油は大豆発酵食品です。味噌に含まれるジピコリン酸は放射性ストロンチウムや重金属などと結合して、体外に排出する働きがあります。味噌を定期的に食べる人は、味噌を食べない人に比べ、放射線に対する防御効果が5倍あったと報告しています。チェルノブイリ原発事故後、日本から被爆地に味噌が贈られました。
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海の塩

食塩として販売されている塩は、高純度の塩化ナトリウムです。これに対して、海の塩にはカルシウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラルがバランスよく含まれており、それらが放射線防御に役立つと考えらます。

緑茶

緑茶に含まれるカテキンは、すぐれた抗酸化作用と抗菌作用をもっています。広島の爆心地で被爆した人たちで、長生きした数百人に共通していたことのひとつとして、緑茶を1日あたり20杯以上飲んでいたことが報告されています。
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