女性らしい筋肉 をつけることもできるのでしょうか ? 生活習慣と運動の種類を調整することで可能です。
- Question
- 女性らしい筋肉をつけることもできる?
- Answer
- 生活習慣と運動の種類を調整します
女性らしい筋肉を つけるには
テニス選手は、ラケットを持つ側の筋肉(腕や背中・胸など) が明らかに発達してします。これは男女を問わず起きる現象です。つまり頻繁に使う側、よく使う筋肉は発達していきます。
このように、左右非対称のスポーツをしていた経験があったり今もしている場合はもちろんですが、そうでない場合は、普段の生活で毎日行う動作が関係しています。
その代表的な動作が、「歩く・座る」です。歩く動作1つとっても、履いている靴の種類が変われば下半身の筋肉の使われ方は変わってきます。
また、歩き方の癖も影響します。腿の前ばかり使う癖があれば、腿の前が張ってくるでしょう。足首が使えていないと、ふくらはぎの位置が下がって見え、足首が太く見えるようになhノます。
バッグを持つ腕や掛ける肩も影響します。いつも同じほうで重い荷物を持てば、もちろんそちら側の筋肉が発達していきます。
生活習慣の癖によって筋肉のつき方は変わる
以前、メイクアップアーティストの方のからだを見させていただいたことがありますが、片側だけ筋肉がついていました。いつも同じ側に体重をかける仕事を何年も続けていると、片側に筋肉がついてしまういい例です。
同じように座って仕事をすることが多い人は、同じ側でいつも脚を組む、頬杖をつく、背中を丸くして座る、骨盤を後傾させて座るというのも影響するでしょう。
普段から行っている動作をふりかえり、修正していくことで筋肉のつき方は変わっていきます。さらに、今までスポーツをしていたのであれば、今度は別のスポーツに変えてみるのもいいでしょう。
あなたにとって、どのスポーツ選手のからだがきれいだと思いますか? そのスポーツの虜になれば、自然とそのスポーツで使われる筋肉が発達していきます。そんなスポーツを探してみてください。
生活の中で偏ったボディバランスを修正する
- 歩き方何気なく行っている「歩く」という動作が正しくできている人は、案外少ないです。歩く動作は、腿の前やふくらはぎたけでなく腿の裏、腎部、腿の内側・つけ根などさまざまな筋肉をバランスよく使うことが大切です。
- 座り方の癖を変えるいつもの座る動作をふりかえってみてください。頬杖をついたり、猫背でイスに座っていたりしていませんか? まず日頃からできることから気をつけでみましょう。
- 筋トレのフォームを見てもらう筋肉がアンバランスについている人は、筋トレをしていても発達しでいる筋肉を優先的に使って筋トレをしてしまいがちになります。トレーナーにフォームを見でもらうとよいでしょう。
.筋肉量が減少するデメリット
一度アンバランスについてしまった筋肉を、簡単に落とそうと思わないほうがいいでしょう。男性は筋肉を作る設計図(男性ホルモン) をたくさん持っているので、筋肉を容易につけることができますが、女性は男性ホルモンが少ないので、筋肉をつけることは実はとても難しいことなのです。
また40歳を過ぎると、男女間わず筋肉量は下降の一途をたどります。筋肉を落とすというのは、とてももったいないのです。筋肉量が減れば、当然基礎代謝量が減るので太りやすくもなります。
また、さらに筋肉量の低下が進めば関節を支えられなくなり、膝痛や腰痛、股関節痛などの原因にもなります。そうなると、日常が非活動的になって太りやすくなり、さらに筋肉量が減っていきます。男性ならともかく、女性が一度筋肉を大きく落としてしまうと、もとの筋肉量に戻すのは並大抵のことではなくなってしまいます。