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ストレス 不眠 になってしまったダイエットにはよくない?

ストレス 不眠

ストレス 不眠 になってしまったダイエットにはよくないのでしょうか。という質問にこたえます。それほど神経質にならなくてもいいでしょう。

Question
ストレスで不眠になってしまったダイエットにはよくないのでしょうか。
Answer
それほど神経質にならなくてもいい

ストレス 不眠 になってしまった 睡眠時間とダイエットの関係

「睡眠時間が短いから体脂肪が蓄積されやすい」「寝ると体脂肪が燃焼される」と言い切るのは難しいのが実状です。たしかに、寝ているときは成長ホルモンが分泌される格好の時間帯です。

入眠3時間後に成長ホルモンの分泌がピークになる

睡眠時間が短かったり不規則になると、分泌される周期も変わってくるので、弊害があるということばいえると思います。

「寝る子は育つ」とよくいわれますが、それは本当で、十分に寝ることによって成長ホルモンをたくさん分泌させる必要があるからです。

成長ホルモンは、筋肉や骨などの細胞を作るだけでなく体脂肪を燃焼させる働きもあります。そう考えると、しっかり睡眠をとったほうがいいし、代謝を上げるために筋トレをがんばっている人は、睡眠をとり成長ホルモンの分泌量を上げたほうが筋肉がつきやすいので、重要な要素ではあると思います。

しかし、あくまでも間接的な効果であると思ったほうがいいでしょう。「摂取カロリーが多すぎたから今日はしっかり寝て脂肪を燃やそう」とか「運動するのが嫌だから成長ホルモンをたくさん出すために今日は1日寝ていよう」というのは、無理があります。
一番大切なのは、摂取カロリーと消費カロリーのバランスです。

ストレス発散

自分自身でストレスの発散方法を見つけられるとよいと思います。スポーツがストレスの発散になる人もいます。しかし、寝られないからといってあまりハードな運動を就寝直前に行うと、交感神経が優位になりさらに寝つけなくなってしまう場合もあります。

たとえば読書でストレスが解放される人もいます。これは、個人差があるようですが、あまり興奮してしまうようなストーリーだと逆に眠れなくなってしまうという人もいます。仕事に関連する本を読み始めるといろいろなアイデアが出てきてよけいに眠れなくなるので、関係のない本がいいでしょう。

向いている意識によって未来または、過去のことを考える

人が不安になっているときは、たいてい未来のことを考えているときです。この試合に負けたらどうしよう、また膝が痛くなったらどうしよう、明日の商談先で失敗したらどうしよう。

未来を考えれば考えるほど、不安感は募ります。そんなときは、思考を過去に向けます。昨日はどんな練習をしたのか? 前回の試合ではどこが問題だったのか?

今までどんな商談をしてきたのか? など過去を考えると不安感もとれ、緊張しなくなる場合があります。怒りや悲しみで寝られないときは、過去のことを考えているときです。あいつのあの態度が許せない、なぜあんな言い方をされなければいけないのか、自分だけ仲間はずれにされた… … 。そのときは、未来のことを考えます。

明日は何をしようか? 将来家を建てるならこんな家がいいな、など。自分の意識がどこに向いているのかを冷静に判断し、何を考えるのかを決めるとよいと思います。
一見難しそうですが、「何も考えないようにしよう」というほうがはるかに難しいです。

睡眠のポイント

    1. アルコールに頼らないアルコールと過食は、ストレスの発散方法ではありません。感覚を鈍らせているだけで、入眠はしやすくても、睡眠の質は下がります。

寝酒(ナイトキャップ)の注意点

  1. パートナーに聞いてもらう過去や未来のことは頭で考えるのではなく、誰かに口に出して話してみるといいでしょう。ただし、話すことが逆になると、興奮してよけい寝られなくなる場合があります。怒りがある人は、未来のことを話さなければならないのに、過去のことを話し出すと、怒りの感情がぶり返し、よけいに興奮してしまいます。
  2. 寝れられなくても心配しないスポーツ選手を見でいると、優勝がかかっている試合やオリンピックの前日はまったく眠れないという選手も大勢います。私は当たり前のことだと説明しています。実際に2時間しか寝られなくても、優勝したりよい成績を残せる場合もたくさんあります。「寝られない=100% 失敗する」ということではないのです。

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緊張 肩こり 関連性について

緊張 肩こり

緊張 肩こり 関連性についての質問にお答えします。精神的な緊張は肩周辺の筋肉を拘縮させる原因になります。精神的なストレスや緊張は、身体の筋肉を緊張させ、血流を制限することがあります。その結果、肩や首の周辺の筋肉が硬くなり、こりや痛みが生じることがあります。

Question
緊張と肩こりの関係
Answer
精神的な緊張は肩周辺の筋肉を拘縮させます。

緊張 肩こりに悩む人が多い

誰でも、緊張すると肩がこる経験をしたことがあはずです。肩こりは、動かさないことによる血行不良が原因の1つですがが、スポーツ選手でも肩こりを訴える人はいます。

もちろんスポーツ選手ですから、普段から人並み以上に運動しているので、血行不良を起こしでいる要因が運動不足によるものではないのは明らかです。

障害以外で選手が肩まわりの不調を訴えるときは、決まって精神状態が関与している場合が多いものです。大きな大会の直前、技術習得がうまくいっていないとき、同じチームの仲間やコーチなどとの人間関係、プライベートの問題など何かしら精神的なものが関与しています。そのようなことがあると、一般の方と同じように首を回したり、肩をもむしぐさが多くなります。

外向できる人を見つける

有名選手になればなるほど、案外、人との交流が少なくなりがちです。ストレッチやマッサージをしている最中に気軽に悩みを打ち明けてくれたり、相談してくれる機会はよくあります。

選手も精神科に行くまでではない、またカウンセリング室に入って相談するまでの大ごとではないと思っでいる程度であれば、手軽なカウンセラーとなるのがトレーナーなのかもしれません。

あなたが緊張して肩がこりやすいようなら、その緊張の元になっている要因や不安に思っていることを相談(外向) できる人を見つけることも大切です。

外向的な人の特徴 外向的な人は、一人で考えることに時間をかけるより、まず他者と意見を交換し、活発にディスカッションを重ねていくことに喜びを見いだします。 初対面の人が集まる会合にも躊躇なく参加し、積極に意見を述べ、交流を楽しみます

肩が緊張すると呼吸も浅く、速くなる

「ストレスが誘発されると、静的に収縮している間や、肉体的に負荷がかかってそう状態でも僧帽筋上部の筋電図の活動が増加する」ということが、証明されています。

緊張すると僧帽筋上部(首から肩にかけての筋肉)だけが拘縮しやすくなる理由はわかりませんが、気づかないうちに肩が上がり、力が入ってしまうのかもしれません。

肩が上がっていると自然に呼吸も浅くなり速くなっています。その結果、心拍数も高くなります。

競技にもよりますが、試合に出る前はウォーミングアップをして心拍数をある程度上げ、からだを戟闘モードにします。つまり、エンジンをかけ急にアクセルを踏んでもだいじょうぶなようにエンジンを温めておく必要があります。

選手によっても違いますが、安静時の心拍数が40拍/分の選手は、コートに送り出す寸前に100拍/分ぐらいにしておくことが1つの基準になります。

しかし、あまりにも緊張して肩に力が入りすぎて呼吸が浅くなってしまっている選手は、いつもと同じ準備運動にもかかわらず心拍数が高くなりすぎている場合があります。そのときに、いつも私がアドバイスすることはうつあります。いつも大切な場面になると緊張しすぎて肩がこる、呼吸が浅くなる、気分が悪くなる、汗をかく、というような方はぜひ実践してみてください。

緊張をとる3つの方法

  1. 筋弛緩法全力の60~70% くらいの力で、両肩をすくめるように15~30秒程度かけて持ち上げます。そこから一気に脱力をして肩をストンと落とします。そのまま60秒程度ゆっくり呼吸をします。これを、肩が軽くなったと感じるまでくりかえします。
  2. 呼吸法意識を呼吸に向かわせるために3つの呼吸法を行います。まず腹式呼吸、おなかを膨らませながら息を吸い、凹ませながら息を吐きます。次は胸式呼吸。おなかを凹ませながら、胸を広げて息を吸います。最後は鼻呼吸。鼻から息をゆっくり大きく吸い、口から息を吐き出します。
  3. 自律神経自律神経の働きをコントロールすることができる方法で、ストレスの対処法として有効なものです。市販されているCDを聴きながら、指示どおりにからだを誘導していくと緊張がとれます。

肩こりチェック

肩こりをする姿勢や態勢、習慣がないかチェックしてみるといいでしょう。

家の中ではすぐ横になってTVを見たりスマホを見ている | Health Check

自律神経を整える。~心と体のためのメンタル・トリートメント

自律神経(交感神経と副交感神経)をコントロールする一番のポイントは、何事も「ゆっくり」を意識すること。

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自律神経失調症の体にあらわれるさまざまな症状
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モチベーションが高いはうが、トレーニング効果は上がるか?

Question

モチベーションが高いはうが、トレーニング効果は上がるか?

Answer

自分に合った具体的な方法を見つけると、確実に効果が上がる

トレーニングの効率をアップさせたいのは皆同じ

どんなトレーニングでも、一定期間継続して行わないと効果は出ません。「どのような内容を行うのか」もとても大切ですが、「どのようにしたら継続できるのか」のほうがはるかに大切で、成功のための一番のカギになるものです。

モチベーションの高い人のほうが継続できるわけですから、当然効果が上がるということはいえると思います。やる気( モチベート) が起きるのには、必ず「動因」と「誘因」の2つの要因が必要です。

動因とはその人が持っている欲求や願望。誘因とはそれらの欲求をかなえるための方法や手段です。トレーニングをしているのは、必ず欲求や願望、つまり目的があるから行っているのです。

たとえば「おなかを引き締めたい」「脚を細くしたい」など。それらの動因をかなえるための具体的な方法や手段(誘因)は手に入れていますか?

おなかを引き締めるために、どんな筋トレをどのぐらいの負荷や回数、頻度で、どのぐらいの期間行うのか? そしてその方法が確実に効果の上がるもので、根拠があることが重要です。

半信半疑で行っていても、継続は難しいでしょう。確信が持てる方法を見つけしることが大切です。パーソナルトレーナーに相談してもいいでしょう。信憑性のある誘因(運動方法など) を手に入れても、最初は継続できても、できなくなる場合もあると思います。そこで、次のことを意識するようにしてみてください。

できる可能性が100%でも、成果が出る可能性が0%なら継続率は下がる

「その方法を行ううえで障害となるものが極力少なく、実行できる可能性が高いものですか? 」。障害とは、たとえば、金銭的に負担になってしまったり、家族の賛同が得られないなど、有益性よりも障害が上回ってしまう場合です。

また、実行できる可能性が高くても、強度や頻度が低すぎると、継続の可能性は低くなります。障害が低く、実行できる可能性の高いものほど、強度や頻度が低すぎて身体的な変化が起きない可能性もあります。「1週間に1回10分のウォーキングを行う」ことは、最初はよいかもしれませが、あまりにも強度が低く、できる可能性が100%でも成果が出る可能性は0%に近いため、効果が出ないので結果、継続率は下がるでしょう。もちろん強度が高すぎても挫折してしまいますね。自分に合ったものを見つけられたら、継続率はもちろん成功率も確実に高くなるでしょう。

さぼるのは当たり前

人間は、そもそもサボる動物です。さぼるからこそ人間らしいのです。「やってみる→さぼる→またやってみる→またさぼる」のくりかえしで私たちは生活しているのです。これを「逆戻りの原理」といいます。「やる」と決めたことをできなかったときや、さぼったときに自分を責めることはまちがっています。

さぼることは当たり前だと思い、もう一度やってみればよいのです。それを何回もくりかえしていけばいつか効果が出ます。タンスの奥にしまってしまった、エクササイズツールやDVD、ランニングシューズなどをもう一度引っ張り出して、またやってみてはどうでしょう。以前感じることのできなかった、思いがけない発見や楽しさがあるかもしれません。

モチベーションが上がる3つのポイント

  1. ひとりより誰かと一緒に
    友人やパートナーなど誰かといっしょに行ったり、ジムなどで一人で黙々とトレーニングをするよりも、グループレッスンに参加しでいる人のほうが継続率が高いといわれでいます。
  2. 否定的よりも肯定的に
    「そのトレーニングをするようになって、どのような変化がありましたか? 」と質問された場合、「運動すると疲れるから仕事がつらくなった」など、否定的な感覚を口にするよりも、「運動による疲れは、仕事での疲れと違って心地よい」といったように、肯定的に表現する人のほうが継続率が高いといわれています。
  3. 自分を自慢してみる
    まわりの人たちに堂々と「私はこんなトレーニングをやっています」などと自慢してみてください。伝えることで、褒められるだけでなく自分が「これからもやり続ける!」とコミットメント(宣言)することになり、継続率が上がります。