ストレッチ ダイエット効果 ストレッチでやせることできるのでしょうか ?ストレッチをしてからだが柔らかくなっても、痩せやすい体質になるということはありません。女性誌などでよく「痩せるストレッチ」と特集されることも多いですが、筋の柔軟性が高い人が脂肪を燃焼しやすく、痩せやすいということは証明されていません。
- Question
- ストレッチでやせるか?
- Answer
- からだが柔らかくなっても痩せやすくなることはない
ストレッチ ダイエット効果 がない理由
ストレッチをしてからだが柔らかくなっても、痩せやすい体質になるということはありません。女性誌などでよく「痩せるストレッチ」と特集されることも多いですが、筋の柔軟性が高い人が脂肪を燃焼しやすく、痩せやすいということは証明されていません。
ただし、もしいえるとすれば、「柔軟性がある人は、硬い人よりも血液の循環がいいので、疲労物質も除去されやすい」「疲労物質が除去されやすいと二次的に「カロリーが上がる」ことで、痩せやすいということはあり得るかもしれませんが、これは間接的で、直接的に効果があるものではありません。また、可能性だけで本当にそうなるとは限りません。
しかし、柔軟性はとでも重要です。人間のからだは200近くの骨が積み重なってでできており、そのす、べでの骨のつなぎ目が関節です。そしで、それらの関節のまわりについているのが筋肉。
さらに、骨と骨の間隔には若干の遊び(すき周)があります。周辺の筋肉が硬いと、骨と骨は引き寄せられ遊びが少なくなり、関節は詰まったような状態になります。
つまり本来の可動すべき範囲より狭くなってしまい、そうなることによって痛みが出たり、血行不良を起こし、不調を訴えるようになります。
からだが硬くなってしまう原因は、筋肉を動かす機会が少ない、加齢、さらに筋肉を動かしてもストレッチをしないことのくりかえしによって起きます。そのため、定期的に筋トレとストレッチをすることで柔軟性は上がるともいわれています。
歪みを防ぐためにもストレッチで正しい姿勢を
柔軟性は、筋肉が温まっているときにストレッチをすることで効果がアップします。特に寒い時期は、運動の前はからだが冷えているのでストレッチをしても柔軟性は上がらず、かえって筋線維を痛めてしまう原因にもなりかねません。
準備運動としてストレッチを行うときは、最低でも20分以上からだを動かし、しっかり温めてから行います。また、からだの左右、前後の柔軟性のバランスが悪くなることによって起きるのが歪みです。
骨盤の左右の柔軟性が違ったり、たとえば骨盤を支える筋肉の左側が右に比べ硬く、右側が脆弱化していると骨盤は左側に傾いてしまいます。そうなる原因として、普段の悪い姿勢の習慣が関与しているといわれています。
柔軟性のあるバランスのよい筋肉を作るためにも、普段からからだを動かすことを習慣化し、正しい姿勢を保つことがとても大切です。
酢でからだは柔らかくなる?
酢をとっても、からだは柔らかくなりません。酢には、疲労回復やカルシウムの吸収力アップ、高血圧を下げるなどの効果は証明されていますが、酢をよく飲む人が筋の柔軟性をアップさせやすいということは証明されていません。
また何かの食材を摂ることによって、筋の柔軟性がアップするというものも存在しません。ということは、普段からこまめにストレッチを行うしか方法はないのです。
ちなみに正しい酢(黒酢)の効能、効果はこちら。
おすすめのストレッチ
- お風呂上がりにストレッチをする柔軟性は、筋肉が温まっているときにストレッチをすることで効果的にアップします。筋肉が冷えていると、筋の粘性が高くスムーズに伸長しません。筋肉が温まって最も柔軟性が上がる運動の後やお風呂上がりにストレッチをしましょう。
- 1ヶ所を30秒以上のばす効果的に柔軟性を上げるには、最低でも20~30秒程度伸ばす必要があります。強い痛みではなく、軽い痛みが出る程度の強度で、テレビCM約1本分の間伸ばし続けることで効果的に柔軟性をアップすることができます。
- 3方向に伸ばすほとんどの筋肉はまっすぐついているわけではありません。一部位を一方向のみに伸ばしても、効果的に柔軟性は上がりません。たとえば、腿の裏を伸ばすときも、つま先の方向を「内側」「まっすぐ」「外側」に向け、最低でもう方向に伸ばすことで、効果的に柔軟性を上げることができます。