脂肪 汗 で燃焼するのでしょうか ?

脂肪 汗 との関係性

脂肪 汗 で燃焼するのでしょうか ? 汗をかく量が増えても新陳代謝は上がりません。汗と脂肪の燃焼関係は無関係です。

Question
汗をかけば脂肪もその分燃焼するか?
Answer
汗をかく量が増えても新陳代謝は上がらない

脂肪 汗をかくこととの関係性

ダイエットや筋トレを開始して最初に変わっ汗をかく早さです。最初はなかなか汗もでなかったのに、今は、走り始めたら10分もたたないうちに汗がふき出し、サウナでもたっぷり汗をかくようになりました。
今まで運動をまったくしていなかった方が、定期的に運動をするようになると、「汗をかくようになった!」と喜ばれることが多いようです。

いつも運動で汗をかいている人ほど、皮膚上の老廃物(垢)がたまりづらいともいわれています。毛穴の汚れがとれ美肌になるのであれば、嬉しいことです。

そもそもなぜ運動習慣がつくと、汗をかきやすくなるのでしょうか? その理由として、「新陳代謝がよくなったから」とよくいわれます。しかし「汗をかく量が増える=新陳代謝が上がる」ということが、本当にいえるでしょうか?
正確に言うとその表現は誤りです。

体温調整の働きを正常化

汗をかくのは外気温と体温の関係によってコントロールされているので、残念ながら脂肪燃焼とは無関係です。人は暑いと感じると、皮膚の血管が拡張します。これは、血流量を増やすことによって体内の熟を放散させようとする反応です。しかし、外気温があまりにも高い場合には、それでは追いつかなくなるので、をこで汗を出すことでコントロールをしているのです。

この温度を感じとって、体温を適切な温度に保とうとする反応は、人間の感覚神経の働きによるものです。定期的に運動をするようになり、体温を上げたり下げたりのくりかえしをしているうちに、この神経の働きがちゃんと正常状態にできるようになってくるのです。

スイミングスクールに通っでいる子どもは風邪をひきにくいと聞いたことがあるでしょうか。これも、体温調節のトレーニングをくりかえし行っている成果として考えることができます。したがって、正確には「汗をかく量が増えた= 通常の体温調節機能が働くように発汗量と脂肪燃焼量は完全な比例関係には透りません。

サウナの賢い活用法

体温調節のトレーニングと考えるのであれば、運動しなくrもサウナに入っていれば汗をかきやすい体質になるのでは? と考える方も多いかもしれません。

しかし、体内の熟を放散したくて血管を拡張しても、サウナヂは外気温が体温よりも高い状態になるので、汗をかいても調整がうまくいかないということが起きてしまいます。
したがって、無理な長時間のサウナはからだへの過剰な負担となり危険性もあるので、気をつけたほうがよいでしょう。賢いサウナの使い方として、寒い時期の運動直後に体温の密下とともに起こる筋温の低下を防ぎながらストレッチをするという意味ではよいと思います。
また、汗をかくこと自体も運動ほどではないですが、カロリーは消費しますので、運動がなかなかできないときには、適度な時間と早めの水分補給手心がければ問題ないと思います。

賢い汗の出し方

  1. こまめに汗をかく毛穴の表面に汗がついている状態のまま運動していると、次の汗が出づらくなってしまいます。こまめに汗を拭くことを心がけると、より多くの汗をかくことができ、美肌効果も期待できるかもしれません。
  2. 水分補給を早めにのどが渇いたと感じたときには、すでに体内では軽い脱水症状が始まっています。のどが渇いたと感じる前に水分補給が必要になるので、暑い時期には運動の最中はもちろん、運動前にどれだけの水分が補給できているかも重要です。品質の高い水を飲みたい場合はこちらが特におすすめです。
  3. 機能素材のウェアを着るコットン素材のウェアだと、汗で濡れた生地が皮膚の表面を覆ってしまい、冷たさを感じてしまいます。そうなると血管は収縮され、熱の放散がされにくくなります。その結果、筋温を低下させ筋けいれんが起きる場合もあります。吸汗速乾性のある機能素材のウェアがおすすめ。

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