野菜中心の食生活は健康か?

Question

野菜中心の食生活は健康か?

Answer

野菜が健康にするわけではない

野菜イコール健康と勘違いしている人が多い

野菜や豆類などが健康的な食品で、肉、乳製品、卵などの動物性タンパク質は健康に害を及ぼすかのようなイメージをもっている人も多いと思います。

テレビでは「あなたは野菜不足です!このドリンクでレタス5個分もの野菜が摂れるんです」という宣伝をよくやっでいます。また、指導現場でも、肉などの動物性タンパク質や砂糖、脂肪、抽を極端に拒否する人もたくさんいらっしやいます。もしあなたにアレルギーがあってその食品が摂れない、または好きではないのではあればよいでしょう。

しかし、人間は動物と違ってカロリーさえ摂ればいいわけではありません。噂好というものを持ち合わせています。極端に、過剰にその食品だけを食べ続けるのでなければ食べてもいいのです。

卵は1日1個以上とっても全く問題ない

健康に害を及ぼすイメージの「肉・牛乳・卵」。成人になったら、卵は1日1個にしなければいけないのでしょうか? オーバーカロリーを防ぐためにはよいかもしれません。しかし、卵黄を摂るとコレステロール値が上がりやすいという情報をもとに制限している人もいるのではないでしょうか? この考え方はまちがっています。

卵は、1個に対して200mgのコレステロールが含まれていますが、その半面、レシチンというコレステロールを低下させる物質も含まれています。したがって、成人が1日1個以上摂ってもまったく問題ありません。
卵は完全食品ともいわれ、アミノ酸スコア100で、そのほかの栄養素も完壁な状態で含まれています。ただビタミンCだけがないので、卵とオレンジだけ食べていれば十分なぐらいバランスのとれた完壁な食品なのです。

牛乳を常飲している人は長生き?

骨粗鬆症も、避けては通れない問題です。特に女性は40歳あたりから骨粗鬆症が減り始め、更年期になるとエストロゲンという女性ホルモンの分泌が急激に減少し骨量の低下が加速されます。更年期障害についてはこちら。

日本人のカルシウム摂取の基準値が800mgといわれているのに対し、現代の女性は450mg程度しか摂れていません。牛乳はカルシウムの宝庫で、骨粗鬆症を予防するには非常に優れた食品です。牛乳を定期的に飲んでいる人のほうが長生きしているという研究報告もたくさん出ています。
牛乳の消費量が高いといわれるのが長寿県である長野。全国平均と比べでも30%近くも多く牛乳を消費しています。

肉や油、砂糖なども同様で、過剰に摂れば問題はあるかもしれませんが、普段の生活の中で摂取する分にはまったく問題ないでしょう。

もちろん野菜はビタミンやミネラルの栄養素も豊富で、食物繊維も摂取できます。野菜「が」健康的な食品ではなく、野菜「も」健康的な食品であるということです。食卓すべてに、大盛りのサラダは必要ないのです。朝たくさん野菜を食べたなら昼、夜は野菜がなくてもだいじょうぶです。まだまだほかにも摂りたい食品があります。イモ類、海藻類、きのこ類、豆類、卵、乳製品、果物など。そうやって食事をしていくと、自然とバランスがよくなると思います。

  1. 野菜は2種類に分ける
    緑黄色野菜(トマト、カボチャ、ピーマン、ブロッコリーなど) と、淡色野菜(タマネギ、白菜、キャベツなど) の2種類に分けて摂るとよいでしょう。朝にトマトを食べたら、夕飯にキャベツのせん切りを食べればそれだけでも十分です。
  2. 女性はカルシウムだけは意識して多めに摂取する
    牛乳1杯で約200mgのカルシウムが摂れます。摂取基準値が800mgだと考えたら、1日2杯飲んでもまったく問題ないでしょう。カルシウムのサプリも活用してもいいでしょう。
  3. 肉・魚・ご飯の量をエ夫する
    成長期の子どもでなければ、肉と魚はそれぞれ1日1回程度のほうが、カロリーとしてはよいでしょう。またご飯の量がコントロールできない人は、イモ類なども積極的に摂ってみてください。カロリーの割には満腹感が出ます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください