生姜 冷え症 は治るか?生姜による冷え性改善効果について紹介します。生姜は、冷え性に効果的な食材として知られています。その理由は、生姜に含まれる「ショウガオール」という成分にあります。ショウガオールは、生姜を加熱すると増える成分で、体を温める働きがあります。
- Question
- 生姜で冷え症は治るか?
- Answer
- 筋肉がなければ生姜だけでは難しい
生姜 冷え症 は治るか? 生姜の温め効果について
コンビニに行くと、生姜が入ったお菓子やドリンク・カップスープなどさまざまな種類が並んでいて驚かされます。健康食材の1つとして欠かせない食材になっているのでしょう。
多くの女性が冷えに悩まされていることは、現場にいればわかりますし、質問も多く受けます。しかし、生姜だけ摂っていれば冷え性は改善されるのでしょうか?
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食事内容で改善できる場合
手袋や靴下を何枚も重ねてもまだ寒いという人もいます。冷え性といわれる人に多いのは、末梢循環不全による冷えがあります。このような方に体温を測っできでもらうと、36前後あります。つまり、低体温症(直腸温度が35度以下に低下しでいる状態)になっでいるわけではなく、手足の末端の温度が低いと感じているということになります。
末端の温度が上がらないということは、慢性的な血行障害を起こしていると考えられます。十分に血液が行っていないのです。指の先を輪ゴムで圧迫すると、徐々に指先が冷たくなってきますね。同じようなことが起きているのです。
原因はいろいろ考えられますが、まず栄養不足による貧血気味の方は、単純に血管内の血液の量が少ないので、末端に十分に送ることができなくなります。多くの場合が、炭水化物抜き、野菜・果物中心、そして食事の回数も少ない。こうなると、慢性的な鉄不足の可能性もあります。
また、食事の回数が少ないということは、食事をすることで産み出されるエネルギー(食事誘発性熱産生) が起きる回数も少なくなるということ。そんな人が生姜をとって改善するわけがありません。まずは、食事のバランスと回数を見直すことが大切です。
ストレスが原因の場合も
末梢循環不全の人の次の原因として考えられるのが、自律神経のバランスです。仕事や家庭環境でのストレスが原因で、体温調節や血管の収縮弛緩に関与する自律神経の働きが悪くなっている場合、血管が収縮して末端に十分な血液が行かなくなる場合があります。
このような場合も、生姜だけ食べても改善は難しいでしょう。根本的にストレスを媛和することが必要です。もし、心がつらいときに温かい生姜湯を飲むことで落ち着くのであればよいでしょう。
筋肉量が関係している場合も
血管は筋肉の中を通っています。筋肉量が増えると毛細血管も増え、結果血液循環もよくなります。筋肉量が少ない方は、圧倒的に手足の温度が低いと感じます。
運動をしない、食が細い、食事の回数が少ない、栄養バランスが悪い、ストレスを抱えやすいなどの理由で末梢循環不全を起こしているのではないでしょうか。もちろん生姜には血管を拡張させ血液循環がよくなるという効用があることはいわれていますが、あくまでも微量な効果です。
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このほか、冷え性には内科的な疾患が関係しでいる場合もあるので、なかなか改善しないときは、医師の診断を受けることをおすすめします。
冷え症改善のポイント
- 靴下の重ね履きは逆効果たしかに表面の温度は確保されるかもしれませんが、何枚も靴下を重ねてはいてしまうと血管が圧迫され、さらに末梢に血液が行かなくなる場合があります。
- まずは動かす手足が寒いと思ったとき、皮膚の表面だけをこすり合わせたり、カイロを当てても一時しのぎになってしまいます。まず血液を送ることが大切ですので、手のグー・パーや足指の曲げ伸ばしをくりかえして血液を送ってください。
- 筋肉を作る筋トレやスポーツで筋肉量を増やすことをしてみましょう。冷えをきっかけに、筋トレを始めたら、冬でも裸足でいられるようになったという人はたくさんいます。また運動することによってストレスが軽減され、自律神経のバランスが整い改善したということもあると思います。
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