その4 セレン 不足 魚や海藻、肉、卵に豊富に含まれるが、日本人平均の 100 ㎍ をとるのは困難です。放射線リスクを考慮した場合には 200 です。
セレン 不足 野菜より動物性食品に多く含まれる
セレンは魚介類や海藻類、豚肉、鶏肉、卵などに豊富に含まれています。主食のお米の場合は、玄米では100gあたり26㎍含まれていますが、精白米にすると4㎍に減ってしまいます。玄米がいいと言われるひとつの理由にもなっています。
また海藻類を除くと、植物性食品より動物性食品のほうが圧倒的にセレン含有量が多いので、魚介類や肉類をしっかりとることが、セレンを効率よく摂取するコツです。
歳をとると動物性食品をほとんど口にしないで豆などを食べる人もいますが、ある程度は動物性食品も必要なのです。
平均は1日約100㎍とされており、サプリメントなどによる過剰摂取を防ぐため、上限を30~40才男性(基準体重68.5kg) で約300 ㎍としています(女性やそれ以外の上限値は、4.4㎍/kg/日で計算)。
実際には、セレンの過剰摂取で健康被害が現れるのは、800㎍を超えた場合なので、普通に食事からとる場合は、過剰摂取の心配をする必要はありません。
海外には土壌にセレンが少ない地域が存在します。幸いなことに、日本の土壌中のセレンは多くもなく少なくもない状態なので、病気になるほどのセレン欠乏をまねくことはありません。
輸入野菜などはセレンの含有良が少ないものもある
しかし、最近はグローバル化で、海外の農産物が日本にもたくさん入ってきています。中国は土壌のセレンが少ない地域が多く、野菜などにセレンを多べ含んでいない可能性があります。
私たちは知らず知らずのうちに、低濃度セレン含有食物を食べている可能性もあるのです。また最近は魚離れの傾向があり、セレンの摂取量は、昔に比べると少なくなっていると考えられます。
また、野菜も昔に比べると、すべてのミネラルの含有量が減ってきているので、セレンも減少しているのではないでしょうか。さらに、体内で活性酸素が発生しやすいと、それを消去するため、セレンが多く使われます。
現代の食品は農薬や食品添加物などが多く、これらも活性酸素を増やす大きな要因です。そのため、かなりの量のセレンが消費されます。そのため、意識してとらないと、食事から1日100㎍のセレンをとることはできないでしょう。
セレン 動物性食品 に含まれる まとめ
セレンは植物性食品と動物性食品の両方に含まれていますが、動物性食品には通常高濃度のセレンが含まれています。セレンが豊富に含まれる一部の動物性食品です。
- 鶏肉: 鶏肉はセレンの良い源の一つです。特に鶏の胸肉には多くのセレンが含まれています。
- 七面鳥(ターキー): 七面鳥肉もセレンが豊富な動物性食品であり、他の家禽と同様にセレンを提供します。
- 魚: 特に海産物にはセレンが豊富に含まれています。サケ、タラ、ホタテ、イワシなどの魚介類はセレンの良い供給源です。
- 牛肉: 牛肉にもセレンが含まれており、特に赤身の部位に多くの栄養素が含まれています。
- 豚肉: 豚肉はセレンが豊富で、ローストポークやヒレカツなどの料理で摂取できます。
- 卵: 卵はセレンが豊富で、卵黄に多くの栄養素が含まれています。
動物性食品からセレンを摂取する際には、適切な調理法や食事バランスを考慮することが重要です。セレンは必須栄養素であり、過剰摂取は問題を引き起こす可能性があるため、適量を摂ることが大切です。また、食事からのセレン摂取をサポートするために、バラエティ豊かな食品を組み合わせることもおすすめです。
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