ダイエットの基礎知識

揚げ物には果汁で油を無毒化

宴会やパーティーなどでよく見かける揚げ物。ダイエット中は避けたいところですが、どうしても食べたいときもあります。また、みんなで集まった時くらいダイエットのことは忘れて楽しみたいもの。そんなときこそ食べ合わせを工夫して、罪悪感なく食べましょう。とはいえ、質の悪い油で揚げたものはできるだけ避けたいところ。
油は高い温度の加熱や、時間がたつと錆びて(酸化して)いきます。ファストフードやファミリーレストランなどの揚げ物は、何度も使い回して酸化した抽で揚げたものがほとんど。この酸化した油は、太りやすいだけでなく、食べ過ぎれば体まで酸化させてしまうといわれています。
食べるなら、新鮮な抽を使った揚げたてを食べるのが理想的です。また、フライやヒレカツなら、パン粉を使わずにコマやナッツを衣にして揚げれば悪い油の吸収を抑えられるでしょう。
もともとゴマやナッツには油分があるので、揚げ油の吸収が少なくてすむのです。食べる際にも、抗酸化作用の高いビタミンC やクエン酸を一緒にとると、酸化した油を中和することがてきるのでオススメ。レモン汁をかけたり、生野菜のサラダ、居酒屋なら飲み物に生グレープフルーツサワーもおすすめです。

油ダイエット効果 現代人はオメガ9 系を積極的に摂ることで効率よく健康的に痩せる

油ダイエット効果

油ダイエット効果 現代人はオメガ9 系を積極的に摂ることで効率よく健康的に痩せるという 情報です。油は、肌をキレイにしたり、冷えやお通じを整えてくれる女性の味方。キレイにやせるかどうかは、いかによい油をとることができるかにかかっています。

油ダイエット効果 現代人はオメガ9 系を積極的に摂ることで効率よく健康的に痩せる

植物油は大まかに「オメガ3」「オメガ6」「オメガ9」の3タイプに分けることができます。「オメガ3 」は、現代人のほとんどが足りていない油で、良質な脂肪酸である「α-リノレン酸」を含んでいます。

「オメガ6 」は、日常的にとられているもっともポピュラーな油で、サラダ油など、今ではあまりとり過ぎないほうがいいとされるリノール酸を含んでいます。

油を味方にする ダイエット

「オメガ9」は、オリーブオイルなどでオレイン酸を含みます。いちばんのおすすめは「オメガ3」です。含まれる「α-リノレン酸」は、脂肪の燃焼や代謝を助けてくれるダイエットの味方。「αリノレン酸」は油だけでなく、フルーツやナッツ類からもとることができます。

キウイやイチゴなど種ごと食べることのできるフルーツは、少量ですが種の中に「α-リノレン酸」を含んでいます。
また、クルミや甘栗も「α-リノレン酸」を含んでいるので、間食や料理に積極的にとり入れましょう。
逆に、できるだけ控えたほうがいい油もあります。それは、常温で固まる油です。肉の脂身、バター、マーガリンなどは、血管の中で固まりやすいうえに、悪玉コレステロールを増やす要因にもなります。

また、油もできるだけ自然なものがオススメ。「脂肪がつきにくい」「コレステロールを下げる」などの加工油はあまり積極的にとらなくてもいいでしょう。さらに、油は加熱すると酸化しますから、良質な抽:オメガ3 もできるだけ生のままとるように工夫するといいでしょう。

オメガ3 系

「α-リノレン酸」を含むオメガ3 系の油は、善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを抑える働きがあります。また、体内の炎症を抑えてメタボやアレルギーを改善するのにも役立つといわれています。サラダや煮物にそのままかけたり、テフロン加エのフライパンでつくった炒め物の仕上げにさっとかけると、酸化せずによい油がとれるのでおすすめです。

オメガ6 系

体内ではつくられない必須脂肪酸のひとつですが、現代人はとり過ぎの傾向があります。悪玉コレステロールを抑えますが、とり過ぎると善玉コレステロールまで抑えるといわれており、体内の炎症を保進し、メタポやアレルギーの原因になるともいわれています。

オメガ9 系

髪や肌にうるおいをあたえるオレイン酸が含まれ、善玉コレステロールを増やす働きがあるといわれています。酸化しにくく、加熱調理にも使えます。オリーブオイルなら質のいいエキストラバージンオイルがオススメ。純度が高く新鮮なものほど抗酸化成分が多く含まれ、ダイエットや美容の役に立ちます。

これからは質のいい油(オイル)はダイエットに欠かせなくなるでしょう。

最近、ダイエットに人気のチアシード(サルバチア)はオメガ3脂肪酸たっぷりの食物繊維です。ダイエット時に油を摂ることに抵抗がある人はこうした食物繊維を摂るのもおすすめです。
腸内に働きかけ、便秘改善にも効果があります。

サルバチアに含まれる栄養分は、豊富な青魚の油(オメガ3脂肪酸) のほか、14倍に膨らむ特別な食物繊維、タンパク質、ビタミン、ミネラルなど多種多彩。しかも、各栄養分の含有量はどれをとっても豊富で、他の食品を圧倒するほど。サルバチアが「奇跡の食品」、「完全食品」といわれるゆえんです。

なかでも第一の注目は、青魚の油(オメガ3脂肪酸) の豊富さです。青魚の油(オメガ3脂肪酸)は近年、医学会で大注目の脂肪酸です。少し専門的になりますが、青魚の油(オメガ3脂肪酸) は生活習慣病の予防や物忘れなど、幅広い健康効果が確認されています。

オリーブオイルのランキングはこちら。

油ダイエット効果 (まとめ)

オメガ9 系を積極的に摂ることで効率よく健康的に痩せる理由は以下のとおりです。

オメガ9脂肪酸は、健康的な脂肪の一種であり、摂取することでいくつかの健康効果が期待されますが、直接的に痩せる効果を持つわけではありません。ただし、健康的な脂肪をバランスよく摂取することで、ダイエットや健康への影響をポジティブにする点があります。

  1. 満腹感を与える効果: オメガ9脂肪酸は満腹感を持続させる効果があります。これにより、食事をコントロールしやすくなり、過剰な摂取を防ぐことができます。
  2. 血糖値の安定化: オメガ9脂肪酸は、血糖値の急激な上昇を抑える効果があります。血糖値が安定していると、食欲がコントロールしやすくなり、間食や過食を防ぐことができます。
  3. 炎症を抑制する効果: オメガ9脂肪酸は炎症を抑制する働きがあります。慢性的な炎症は体重増加や健康問題に関連していることがありますが、これを抑えることで健康的な体重管理をサポートする効果が期待されます。

オメガ9脂肪酸は健康に良い脂肪ですが、単独での摂取が痩せるための直接的な解決策とはなりません。バランスの取れた食事や適度な運動、健康的な生活習慣全体を重視することが、効率的で健康的な体重管理のカギです。

 

ダイエットの基礎知識

 

消化しやすい のは体が慣れたもの

消化しやすい

消化しやすい のは体が慣れたものです。何を食べたらいいか迷ったときには、自分が慣れ親しんだものを食べるのがひとつの判断基準になります。
消化が悪いと食べたものが腸に残り太りやすくなりますが、昔から食べていたものは胃腸が覚えているはずですから、消化もスムーズです。

消化しやすい もの

例えば、毎日食べていたお母さんの手料理。ごはんに汁物、お魚、卵焼き、漬け物など、栄養面から見てもとてもすぐれた組み合わせです。調子が悪いと思ったら、昔と今の食生活とくらべてみてはどうでしょう。足りないものがあれば、スーパーなどで買ってでも食べるようにしましょう。

また、自分の育った土地のものを食べるのもいいですね。子どもの噴、山の近くで育った人は山菜やきのこなど、海の近くで育った人は魚や海のものを食べるように意識しましょう。ダイエットのためにと、海外や日本でも生まれた所と極端に違う気候の地域の食品を試してみるのはいいですが、合わないようなら無理に食べ続けないほうがいいでしょう。代わりに自分の育った土地に近いものを食べてみることをおすすめします。

消化しやすいもの まとめ

消化しやすい食べ物は人によって異なりますが、一般的には以下のようなものが挙げられます。

  1. 白身の魚: 脂肪が少なく消化しやすいです。
  2. 蒸した野菜: 生よりも蒸した方が消化しやすいことがあります。
  3. 白米: 消化が比較的容易です。
  4. ゆで卵: 蛋白質が豊富で、消化しやすい食品です。
  5. 柔らかい果物: バナナやマンゴーなど、柔らかい果物は消化しやすいことがあります。

消化に関して、個々の体質や消化器の健康状態によっても違いがありますので、一概には言えません。何か特定の健康上の懸念がある場合は、医師や栄養士に相談することが重要です。

昔の日本人の強さを取り戻すならやっぱり 「 発酵力 」

ダイエットの基礎知識