ダイエットの基礎知識

同じ量を食べても食べ方の工夫で痩せられる

「よく噛んでゆっくり食べなさい」といわれますが、実はこれが本当に大切なことなんです。脳にはお腹がいっぱいになったことを教えてくれる満腹中枢という器官があるのですが、食べはじめてから20分程度たたないと働きません。また、よく噛んで食べると、自律神経を安定さる効果があります。
20分その間によく噛まずにどんどん食べ物を食べてしまうから、満腹中枢がストップをかけられず、食べ過ぎてしまうのです。
スナック菓子などを食べていて手が止まらなくなってしまったことはありませんか?
また、よく噛まないと消化・吸収も悪くなるので、栄養不足にもなりかねません。ゆっくり食べられるように、誰でも自然に時間のかかる食べ方を紹介しましょう。
まずひとつは、カレーやピラフなどを食べるときに使うスプーンをティースプーンに変えてみてください。ティースプーンなら一度に口に運ぶ量が少なくなるので、食べるのに時間がかかり自然と早食い防止になります。1回に口に入れる量を少なくして食事の時間が長くなるようにします。
同じように飲み物もストローを使って飲んだり、パンはひと口分ずつちぎりながら食べてみましょう。少しずつゆっくり食べられるようになるはずです。
食べる習慣をかえるのは大変ですが、少しずつ意識して変えていけばそれほど難しくありません。口に物を入れる際にはゆっくりかみ砕く習慣を付けるようにします。

カロリーゼロの落とし穴

最近よくお店やTVCM見かけるようになった「カロリーゼロ」「カロリーカット」などといった表示の商品。
なんとなく痩せそうででつい手を伸ばしてしまいがちですが、これはちょっと考えなければ行いけません。。気をつけなければいけないのは「カロリーゼロ」「カロリーオフ」などの表示があっても、まったくカロリーがないわけではないということ。
飲料の場合は、100mlあたり5kcal未満であれば「カロリーゼロ」「ノンカロリー」、20kcal未満であれば「カロリーオフ」「カロリーカット」と表示できるのです。それにカロリーのないものは熟をつくらないので体を冷やしやすいでしょう。
そして、注意したいのは、カロリーを下げるために加えられた添加物。砂糖の代わりに、人工甘味料という添加物が入っています。「カロリーゼロ」などに入っているカタカナ表記の甘味料は腸で消化・吸収されないので、熱をつくらず代謝を上げることはないのです。「カロリーオフ」などに入っている「果糖ブドウ糖液糖」は、もっとも脂肪になりやすい糖分といわれています。また、人工甘味料は習慣化しやすく、むくみやすくなることもあるのでダイエット中の人には注意が必要です。

ダイエット中 乳製品を食べる頻度 はどのくらいがベスト

乳製品を食べる頻度

ダイエット中 乳製品を食べる頻度 はどのくらいがベストでしょうか。
「カルシウムをとるには牛乳が一番」「お通じにはヨーグルトがいい」など、乳製品は健康や美容のためにいいといわれ、毎日食べている人が多いようです。
しかし、好きでもないのに健康やダイエットのためにと、毎日牛乳やヨーグルトを食べるとやせにくくなる場合もあるのです。確かに、乳酸菌は腸の健康を保つ働きがありますが、それ以外の成分が体に合わない人も多いのです。

乳製品を食べる頻度

もともと、日本人は乳製品を食べる習慣がなく、「乳脂肪」や牛乳の中の糖分である「乳糖」「乳タンパク」を分解する酵素を持っていない人が多いといわれているのです。
うまく分解できないと、それが腸の内側に溜まってしまい、栄養の吸収を邪魔したり、便秘やニキビの原因にもなることがあるのです。
カルシウムを補給するなら、昔から日本人が食べてきた小魚や海藻類、大豆などの豆製品をとりましょう。
干しエビや煮干しなどは手軽で便利。乳酸菌なら、納豆、ぬか漬け、キムチ、味噌などがいいでしょう。牛乳の代わりに豆乳を飲むのもオススメ。カルシウムや良質なタンパク質が豊富で、大豆に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンのバランスを整えるといわれているので、キレイにやせることができるでしょう

ダイエット中 乳製品を食べる頻度 はどのくらいがベスト

ダイエット中に乳製品を摂取する頻度は、個々の体質や目標によって異なりますが、一般的なガイドラインとしては、適度な量を摂取することが重要です。

乳製品にはカルシウムやタンパク質などの栄養素が豊富に含まれており、健康的な食事の一部として取り入れることが推奨されています。しかし、乳製品には脂肪や糖分も含まれているため、適度な摂取がポイントです。

一般的なアプローチとしては、次のような考え方があります:

  1. 低脂肪の選択: 脂肪分の少ない乳製品を選ぶことで、カロリー摂取を抑えることができます。低脂肪または無脂肪の選択肢を優先することが理想的です。
  2. 適切な量を摂取: 一日に必要な乳製品の量は個々の年齢や性別によって異なりますが、一般的には1〜3回程度が推奨されます。1回の摂取量は、チーズ1オンス程度、ヨーグルト1カップ、牛乳1カップなどとされています。
  3. タンパク質とカルシウム源として利用: 乳製品はタンパク質やカルシウムの良い源です。食事の一部としてこれらの栄養素を摂取する際に利用すると良いでしょう。

ダイエット中はバランスの取れた食事が重要です。乳製品を適切な量で摂取することで、必要な栄養素を補うことができますが、過剰に摂取するとカロリーや脂肪分が増える可能性があるため、適度な摂取が大切です。

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