30歳をすぎた頃に、急に体力の衰えを感じたり、あまり無理ができなくなり、以前に比べると体調を崩しやすくなってしまったという方のなかに、こうした経験をした人はどのくらいいるでしょう?そんな方たちにお届けする 細胞内老廃物 についての情報です。
細胞内老廃物
そこまでいかなくても、「疲れがなかなか抜けない」「やる気が出ない」「昔のようにアルコールが飲めなくなった」「肉を欲さなくなった」「集中できなくなった」という人は多いかもしれません。
これは仕方ないこなのでしょうか?年を重ねれば、誰もが少なからず経験することだとしたら、、40代、50代と年を重ねていくことで心身はどんどんと疲弊し、病気にかかる割合も増えていくはずです。
もちろん、ガンや生活習慣病のリスクも増すでしょう。最近では、認知症や脳梗塞のリハビリなどの心配をする人も増えてきました。老いていくことで体の機能が徐々に低下していくのは、確かに自然の摂理です。その分、様々な経験を積み重ねていくことで、体力の低下はいくらでもカバーできます。しかし、意欲に関してはどうでしょうか。
30 代ですでに「疲れがなかなか抜けない」「やる気が出ない」と感じている人が、十分な経験を積めるかというとそれは難しい話です。
本来、年をとろうがとるまいが、元気な人は元気であるはずなのに、いま社会を見渡すと、老若男女問わず、そうした元気な人の割合が減ってきているように思えます。
経済の問題も含め、暗い話題もずいぶんと続いています。この原因はいったいどこにあるのでしょうか?
ひとりひとりの「体」に目を向けることで、その答えが見えてくるはずです。ご存じのように、私たちの体は40兆〜60兆もの細胞によって成り立っています。この細胞のひとつひとつが元気に活動しているかどうか?これが私たちの若さと健康の基盤になっていること言うまでもありません。
細胞の内部には、私たちが活動するためのエネルギーを生み出すミトコンドリアという器官が点在しています。私たちが食べ物から摂取した栄養素や呼吸によって取り込まれた酸素は、最終的にこのミトコンドリアに運ばれて、エネルギーに変換されるのです。
ですから、細胞が元気であるということは、ミトコンドリアのエネルギー変換がうまくいっているということを意味します。そうした状態が続いていれば、年を重ねてもつねに元気で、意欲的なままでいられます。
いま元気な人がとても少なくなってしまっているのは、ミトコンドリアの活動を邪魔するものが、私たちの細胞に存在しているからです。それを私は、細胞内の「ゴミ」と呼んでいます。ゴミのたまった部屋で暮らしていたらそれだけで気分が悪いし、健康的ではないでしょう。
当然、活動するパワーも鈍ってしまいます。全身の細胞がそうした部屋と変わらない状態だったら、部屋の中にあるエネルギー装置(ミトコンドリア) はきちんと働くでしょうか?
細胞の健康を取り戻すためには、まずゴミだらけの部屋を掃除する必要がある。それが細胞内デトックスです。健康で若々しく生きることのカギは、この細胞内デトックスが握っているのです。
朝起きても疲れが抜けていないという人は、細胞のなかにたくさんのゴミがたまってしまっている証拠。このゴミを取り除いていかないかぎり、細胞は自由に働いてくれません。元気を出そうと思ってもなかなか出せないでしょう。少々怖い話ですが、たとえば脳の細胞にたくさんのゴミがたまったままだったら、それは認知症やアルツハイマー病などを発症させ、進行させる要因の1になります。
脳梗塞などの原因にもなるでしょう。また、細胞の老化につながっていくため、感染症のような病気にもかかりやすくなります。細胞自身のガン化、すなわちガンの発症につながっていくことも十分に考えられます。
細胞が私たちの体のすべてを構成している以上、その働きが鈍ることは全身の健康に影響を及ぼすのです。