体内の脂肪の引き金」カテゴリーアーカイブ

間違いだらけのダイエット常識

ダイエット関連の本やグッズは、たいてい専用コーナーができるほど出版されていたり販売されています。女性雑誌の広告を見ればダイエット商品のオンパレード。ドラッグストアには新製品のダイエットグッズがあふれています。
また、「友達がコレでヤセました」といった、口コミダイエットも、科学的根拠はともかく、根強い人気があります。しかし、いったい、どの方法が自分に合って、しかも本当にヤセられるのでしょうか。
巷に氾濫するダイエット法について、その嘘、本当を医学的に検証します。

お茶は痩せる

ウーロン茶の成分が油を排泄する

お茶ではヤセられません!
お茶は( コーヒーもそうですが)、利尿作用がにより飲むとトイレに行く回数が増えます。すると、体重を計ると、そのときは減ったように感じます。しかし、そこで痩せた!喜ぶのは大間違い。減ったのはあくまで水分であり、脂肪ではありません。体脂肪率の高いかくれ肥満者には、まったく無意味なのです。
ウ一口ン茶にしろハーブティーにしろ、
お茶の類いで「脂肪を溶かす」ことはありえませんが、砂糖やミルクを入れない限り、お茶はいくら飲んでもカロリーがないので太りません。ジュースや炭酸飲料を飲む代わりに緑茶や中国茶を飲むように心がければ、ダイエットを志す人にはよい習慣となるでしょう。

主食を食べない

すぐにでも始められるご飯(主食)抜きダイエットは、カロリーばかりに着目して、糖分の重要な役割をまったく無視しています。
パンやご飯などの主食は、糖分を多く含んでいます。運動するときは、まず糖分がエネルギー源となるので、主食抜きでは、筋肉をつけたいかくれ肥満の人にとっては、パワー不足となってしまいます。また、糖分(ブドウ糖)は脳の唯一の栄養源なので、糖分が不足すると脳の働きも鈍ってきます
。健康的に痩せるためには、糖分、脂肪、タンパク質の三大栄養素をバランスよくとることが不可欠です。主食を「減らす」のは結構ですが、「食べない」のは、上手なダイエットとはいえません。

では、ご飯対パンでは、どちらがダイエット向き?1食分として、ご飯1騰が約240kcal食パン8枚切り2枚も約240kcal。しかし、パンを食べるとき、バターを使ったりジャムを塗れば、カロリーも高くなります。また、パンのおかずは脂肪の多い洋食系になるのも問題です。同じ量を食べるなら、断然和食の方が低カロリーになることは間違いありません。

ご飯よりパン、麺類の方が太らないというのは本当でしょうか?

甘いものは食べてはいけない?

いいえ、甘いものは食べてもいいのです。

お菓子が大好きな人に甘いものを禁止すると、ストレスがたまって反動が来たときが問題になります。「お菓子は絶対食べない」などという無理な目標を立てても、がまんしきれずについ手が出てしまい、その結果自分の意志が弱いことを後悔し、ヤケを起こしてもっと食べてしまう。こんなことになるなら、初めから食べた方がいいのです。

ただし、食べるなら、食べ方のルールが必要です。毎日は食べないとか、1週間食べなかったらごほうびで食べる、おやつに食べないで、デザートにまわす、などです。
また最近、砂糖を使用していないアイスクリームやチョコレートが出回っていますが、これらは「砂糖がゼロ」であって、「カロリーがゼロ」なのではありません。「砂糖が入っていないから、太らない! 」とすぐに飛びつかず、成分表示やカロリー表示を読んでから食べるようにしてください。

カロリーの高い油は抜く

脂肪は、栄養素の中でも最も高カロリー。たとえば、植物油大さじ1杯は約100kcalもあり、大福もち半分とほぼ同じです。たしかに、油を一切とらないと、食事のカロリーは低く抑えられます。しかし、このダイエットを続けると、肌のつやが失われて、カサカサになるといった現象が現れます。
それに、料理の味をおいしくし、腹もちをよくするのは、何といっても抽です。油を使わなあじけい食事は味気なく、満足感が得られませんから、ストレスがたまります。反動でドカ食いしてしまうケースも多いのです。

そうはいっても、油脂類はなるべく控えた方が無難でしょう。天ぶらやフライ料理は、衣にたっぷり油がしみこんでいるので避けたいものです。
また、リノール酸やオリーブ油などのイメージで、植物油はカロリーが少ないと思っている人もいますが、どんな油でもカロリーは同じですから注意してください。

単品ダイエット

よくある「リンゴダイエット」とか「タマゴダイエット」など、ある1つの食品を食べ続けるのが単品ダイエットです。この単品ダイエットの最大の欠点は、栄養が偏ること。栄養不足になるのですから、このダイエットを続けていれば、本当に体重は減ってきます。
しかし、かくれ肥満者が減らさなければいけないのは、体脂肪であって体重ではないのです。栄養失調でやつれてしまうことと、体脂肪を減らすことは、まったく別の話です。
栄養失調では、脂肪だけでなく、筋肉や骨も減ってしまいます。非人間的な食事は、心も体も荒れさせます。こんなやり方は長続きするはずがありません。結局やめたとたん、元の生活に戻り、リバウンドによってますます体脂肪を増やす羽目になってしまいます。
これはかくれ肥満者にとって、最も避けたいことです。もし、このようなダイエットを根性で2ヶ月以上も続けていると、栄養失調で不整脈などの心臓発作が起こることがあり、危険ですらあります。

耳のツボで痩せる

東洋医学では、全身にいろいろなツボがあるといいます。その中に食欲を抑えるツボというものが耳にあり、それを刺激するとヤセられるそうなのです。
専門外の私が東洋医学を否定するつもりはありませんが、ツボは解剖学的には存在が立証できない概念です。

「耳のツボを刺激すると胃の調子が変わる」ということらしいのですが、もしこれが事実だとしても、人間の食欲は胃だけで決まるものではありません。
すべての情報が脳にいき、最終的には脳が食欲を決めているのです。「耳のツボ」などに頼らず、「ズレた食欲」は自分で治すしかありません。しかし、特に副作用もないようなのでやってみるのが自由です。耳をマッサージすることで体が温かくなるということらしいのですがこれだけで代謝アップするのは難しいかもしれません。

太るのは遺伝

遺伝が肥満に与える影響は、全体の約3割程度です。多少太りやすい体質があっても、食べ過ぎなければ太ることはありません。7割以上は、太りやすい環境かどうかで決まります。いっしょに生活をしている親子なら、生活習慣も似てきます。
脂っこいおかずや、間食、夜食が多かったり、運動不足だったり。もしあなたの両親が太っていても、あきらめることはありません。太りやすい生活習慣を変えればいいのです。しかし、もしあなたの子供が太っていたら、それはあなたの責任です。あなたの生活習慣が子供に影響を与えているからです。かくれ肥満は、「生活習慣病」なのです。

親が太っていれば子供も遺伝で太るのでしょうか?

筋肉質の人は太りにくい

筋肉は、それ自体が代謝が活発なので、筋肉が多ければ、基礎代謝量も多くなります。つまり、寝ていても消費されるカロリーが多くなり、痩せやすくなるのです。
これに対し、脂肪の代謝はあまり活発ではありませんから、脂肪の量が多く筋肉の量の少ないかくれ肥満の人は、筋肉質の人よりはるかに太りやすいことになります。
筋肉は自然につくわけではありません。「筋肉質の人」は、ふだんから運動をしているために、筋肉が発達している人なのです。筋肉は、皮下脂肪を支えて内臓脂肪を燃やしてくれます。
また、運動により、血液の循環や代謝が活発になって、血圧やコレステロールが下がったり、骨が丈夫になります。スタイルがよくなるだけでなく、筋肉をつけることが体のさまざまな機能を向上させるのです。寝ている間のカロリー消費まで多くなるのですから、かくれ肥満者こそ運動して筋肉をつけるべきです。

サウナや半身浴で発汗させてやる

熱いサウナに入ると、それだけで直後は1~2kg体重が減ります。しかしこれは、脂肪が減って痩せたのではなく、出た汗で一時的に水分を失っただけです。体脂肪率の高いかくれ肥満者が減らさなければならないのは、水ではなくて、あくまで脂肪です。だいたい、サウナに入った後は無性にのどが渇きませんか? 人間の体は、体内の水分の量を一定に保とうとする働きがあるので、サウナで汗を出した後は、水分を補給しようとして、のどが渇くのです。このときもし、水ではなくジュースをガブ飲みしてしまうと、体重が戻るどころかカロリーのとり過ぎで、かえって脂肪がついてしまいます。

生理の前後で太る

ダイエットを始めても、生理の前後に挫折してしまう人が多いようです。それは、この時期に体重が増えることと関連しています。
しかし、これは太ったのではなく、ホルモンの関係で体の水分が増えて、むくみ気味になるためです。体脂肪率にこだわるかくれ肥満者は、「体重が増えた! 増えたのは全部脂肪?」と、あわてるかもしれませんが、大丈夫。きちんとダイエットをしている以上、脂肪が増ぇたのではありませんから安心してください。
生理が終われば、水分がとれて、また体重は減ってきます。ただ、生理前にはイライラして、つい食べ物に手を出してしまう人が多いので、ダイエットを開始する時期は生理が終わって直後から開始するといいでしょう。

脂肪を揉み出して痩せる

エステではなくても、自分で塩操みをしてみたり、化粧品や器具を使ってマッサージしてみたりしている方も多いのではないでしょうか。しかし、これもダメ。
伸縮自在の脂肪細胞は、挟んだくらいで溶けるほど簡単ではありません。そもそも皮下脂肪は、体温を保ったり、外からの衝撃のクッションになったり、飢えたときのエネルギー源になるなど、重要な役割があります。
操んだ程度でなくなってしまっては、とっくに人類は滅んでいたでしょう。操み出しをしてもらううちに、脂肪が柔らかくなってくるような気がするのは、マッサージによって筋肉がほぐれたからです。また、外から操めるのは皮下脂肪だけ。かくれ肥満で問題の内臓脂肪は、外からではつかめません。もちろんやせる石鹸やローションも同じことです。

ミネラルウォーターで痩せる

一時、スーパーモデルがあるブランドのミネラルウォーターを飲んでいる、というのが評判になったとき、品切れが出るほど売れたことがありました。
また、それとは別に、糖尿病の患者さんが、「アルカリイオン水」を飲めば血糖値が下川がるというのを信じて、食事療法を放棄してしまうというようなことが医療現場で多発しました。
このほかにも、いろいろな「水」の効力を信じる人がいますが、一言で言って、どんな水であれ、水を飲んで痩せるということはありません。
ただ、水にはカロリーがありませんから、いくら飲んでも脂肪になって太ることはないので、上手に使えばダイエットに利用することができます。
たとえば食事の前に水をグラス一杯飲んで、食欲を落ち着かせて食べ過ぎを防ぐとか、アルコールを飲むときは、まず水を飲んでのどの渇きを満たしておけば、飲むペースが遅くなるなどです。もちろん、この場合、ブランド品のミネラルウォーターである必要はありません。ただの水やお茶でも同じことです。水分摂取をするように習慣づけると便秘が解消して代謝がアップして結果、痩せるというケースはあるようです。最近では大分の有名な「日田天領水」に食物繊維を加えたミネラルウォーター「日田天領水 食物繊維入りのお茶 (トクホ)」なども販売されており、ミネラルウォーターに付加価値をつけたものも購入できます。

ノンカロリーダイエット

わかめやひじき、きのこなどにはカロリーがないうえ、繊維質やミネラルに富み、たいへん優秀なダイエット食品です。これらの食品は、たしかにどんなに食べても太りません。ただし、注意すべきなのは、それをいいことに際限なく食べていると、いつまでたっても胃拡張が始らず、ノンカロリー食品が身のまわりにない場合は、がまんできずについお菓子や高カロリー食品をつまんでしまう、ということです。
正確に言うと、胃拡張とは、冒それ自体が大きくなることではありません。食べ物を詰め込んで、かなり胃が広がらないと、脳が満腹感を感じなくなるということなのです。
また、ノンカロリー食品には糖分が含まれていません。血糖値が上がらないと、胃は満たされても、脳が満たされないので、結局、それは一時的な満腹感にしかすぎず、すぐに食欲がわいてきます。そのうえ、ノンカロリー食品には、ほとんど栄養素が含まれていないので、これだけ食べていたのでは、体をこわしてしまいます。ノンカロリー食品は、あくまでダイエットの補助として、上手に利用するのが正しい使い方です。

体を締めつけていれば細くなる

通販などで高価な値段で売られていることが多いこういった下着関連商品ですが、「理想的なボディラインに整えることで、脂肪の位置も変わる」というのが目玉部分なのですが、ウエストや脚にきつく布を巻きつけるバンデージなどは体を締めつけるとそこは細くなるのでしょうか? 答はもちりんノーです。締めつけているあいだは、スタイルがよくなったような気がしていますが、どんなに長い間、脂肪を吊り上げておいても、ゆるめれば元どおり。たとえばスカートのゴムのあとが舶∫お腹についていても、しばらくすればとれてしまうのと同じです。
脂肪を持ち上げてハリのある体型にしてくれるのは唯一、筋肉だけなのです。筋肉量の少ないかくれ肥満者がスタイルをよくしたいなら、衰えた筋肉を、運動によって取り戻すのが最善です。
補正下着やバンデージは、苦しいのであまり食べられないから、痩せそうに思えますが、ゆるめたときに、反動でドカ食いしてしまいます。また、サウナスーツを着て汗をかいても、水分が出るだけで、脂肪はまったく取れません。
こういった通販商品に高額なお金を費やすのは意味がありあません。

下剤で宿便をとる

宿便とは、医学用語ではなく、東洋医学で、腸の壁にこびりついていてとれない状態になっている便のことをいいます。この宿便を、下剤などを使ってとってヤセようということですが、何度も書いているように、痩せるとか太るということは、脂肪が減ったか増えたかの問題で、水分や便とは関係ありません。
だから便秘で体重が増えても、太ったわけではありません。大腸ガンは、太った人や脂肪をとり過ぎる人に多いといわれていますが、最近日本では、生活習慣の変化から、大腸ガンが急増しています。
この大腸ガンの検診に、大腸ファイバースコープという検査があります。2リットルもの下剤を飲んでから腸をカメラでのぞくわけです。カメラで見ると腸の壁は非常にきれいで、肥満者であっても、宿便なるものはまったく存在しません。また、この検査によって患者さんが痩せてくれればうれしいのですが、そういうこともありません。つまり、下剤を飲んでも、単に便の重さだけ体重が軽くなるだけで、脂肪が減るわけではないのです。それどころか、毎日下剤を飲んでいると、栄養が吸収されずに栄養不足になったり、腸が炎症を起こして体調を崩してしまいます。ダイエットのための下剤など、百害あって一利なしです。

下剤の副作用についてはこちらにあります。

もし、どうしても便秘が改善しなくて困る場合には、1日に70mgのマグネシウムが便秘解消(にがり)なら副作用もないので心配ありません。下痢をしてしまったら量を減量するなどの調整も自分で行えます。

今、気づくか?むしばまれてから気づくか?

かくれ肥満から生じる数々の病気の中には、生命の危険さえある怖いものがたくさんあります。そのいずれも、最初のうちは、夜食を食べるようになったとか、車を使うことが多くなったなどというような、ちょっとした生活の変化に過ぎません。それが少しずつ重なって、気づかないうちに体の中で進行し、そして… 。これが、生活習慣病です。「成人病」と「生活習慣痛」 中身は同じなのですが、考え方がまったく異なります。

「成人病」というと、加齢にともなって起こるやむを得ない痛気であり、40歳くらいになった段階で、早期発見、早期治療をすることが一番効果的だと考えられてきました。
また、予防策も、高血圧や糖尿病など、個々の「成人病」に対してバラバラにとられていました。ところが、「生活習慣病」という考え方は、節度ある食生活、適度な運動と休養など、日常の生活習慣を改善することによって、結果として病気が予防できる、というものです。
つまり、ガンの予防はどうする、心臓病の予防はこうだ、などというのではなく、生活習慣全般を改めていけば、生活習慣病は自然に防ぐことができる、ということなのです。

「成人病」は、年とともに出てくる病気ではなく、悪い生活習慣を積み重ねた結果、発病する「生活習慣病」だったというわけです。

朝食をしっかり食べる、アルコールや間食に気をつける、定期的に運動するなどの、生活習慣病を防ぐライフスタイルは、かくれ肥満の対策と非常によく似ています。
しかしこれは当り前のことなのです。なぜなら、内臓脂肪の多いかくれ肥満そのものが、もっとも基本的な生活習慣病の1つだからです。
かくれ肥満から、糖尿病、高血圧、高脂血症を経て、失明や壊症などの怖い合併症や、心臓病、脳卒中などの死に至る生活習慣病に進行していくのです。
もちろん、今でも慣れ親しんできた、自分にとって都合のよい、楽な生活習慣を変えるのは、容易なことではありません。
一気に変える必要はありません。あくまでも少しずつでいいのです。そのかわり、長続きさせるのがポイントです。内臓脂肪は、皮下脂肪に比べると、健康にはやっかいものですが、早く落ちるのが特徴です。手遅れになる前に、できるだけ早く、あか落としならぬ脂肪を落としにかかりましょう。

母親が太っていると影響大、しかし本人の生活習慣で肥満を引き継がないことも可能

子供が肥満児になる確率は、両親の体型別に、次のように推定されます。

  • 両親ともに肥満… 80%
  • 父親だけが肥満……40%
  • 母親だけが肥満……60%両親とも肥満ではない…10%

このように、一見、肥満と遺伝は非常に濃厚な関係があるようにみえます。たしかに最近、肥満遺伝子なるものも発見されています。
この遺伝子は、脂肪組織から出るレプチンという食欲抑制物質の効き目を、悪くするものだそうです。

しかし、父親だけが肥満しているよりも、母親だけが肥満している家庭の子供の方が20% も太りやすいのは、なぜでしょうか。
子供は、食生活や運動量などの生活習慣について両親から非常に大きな影響を受けています。
とりわけ母親からは、食事の量や内容、早食いなどの食べ方のクセ、おやつの習慣など、
「太る食生活」がそのまま伝受されてしまいます。遺伝とは関係のない夫婦間でも、妻が太っているとその夫も肥満する傾向があり、また、家族が太った家庭では飼い犬まで太っているという、笑い話のような医学論文もあるくらいです。つまり、遺伝の影響があっても、それが肥満の原因のすべてではありません。

遺伝が肥満に与える影響力は3割程度であって、あとの7割は、食生活や運動不足などの環境の影響といわれています。いくら肥満遺伝子があっても、食べ過ぎなければ太ることはないのです。
問題は、子供の噴から、母親ゆずりの太る食生活を続けていると、脂肪の貯蔵場所である脂肪細胞の数が増えてしまうことです。
脂肪細胞は妊娠末期の胎児期、乳児期、思春期の3つの時期に増えるので、この時期に過剰なエネルギーを摂取すると、脂肪細胞の数が著しく増加して、太りやすい体質になってしまうのです。これは、ほとんど母親の責任といっても過言ではありません。

かくれ肥満が引き起こす成人病の本当の怖さ

「成人病=生活習慣病」のとおり、生活習慣病は、長年にわたる生活習慣のゆがみが積み重なった結果起こ
っている病気です。これを防ぐ節度ある健康習慣に、以下の7 つが提唱されています。

  1. 適正な睡眠時間
  2. たばこは吸わない
    現在、吸っている場合はすぐに禁煙です
  3. 適正な体重を維持する
  4. 過度な飲酒はしない
  5. 定期的に運動する
  6. 間食をしない
  7. 朝食は毎日食べる
    朝食の大切さはこちらにあります。

このような健康習慣の数が多いほど、病気が少なく寿命も長いそうです。この健康習慣を見て、何か気がつきませんか?
そうです。ほとんどかくれ肥満の予防法と一致しているのです。

つまり、かくれ肥満にならないように気をつけていれば、生活習慣病も予防できる、逆にいえば、かくれ肥満になる生活習慣は、病気に結びつきやすい、ということです。それは、かくれ肥満では、CTスキャンでしか見ることのできない、生活習慣病の原因になる内臓脂肪がつくからです。

成人病=生活習慣病は、初期にははっきりした自覚症状が現れないことが特徴です。怖いのは、自覚症状がないため、自分が病気にかかっていることになかなか気づかず、ようやく気づいたときにはもはや遅すぎた…というケースが多いことです。
ですから、たとえ標準体重以下のあなたも、日頃から体脂肪がつきすぎていないかどうかをチェックすると同時に、生活習慣病の兆候が現れていないかも、チェックしておく必要があります。
体脂肪率が多いために起こる生活習慣病には、どんなものがあるのでしょうか。
ここでは、それぞれの生活習慣病の特徴とかくれ肥満との関係を簡単に解説します。自分の現在の体調と照らし合わせ、兆候がないかどうか確認してください。

  • 高血圧
    高血圧では、血液が血管の中を流れるときにかかる圧力が強まり、血管に大きな負担がかかるため、動脈硬化を促進します。放置しておくと、心筋梗塞や脳出血を引き起こしてしまいます。かくれ肥満で脂肪が増えると、脂肪組織にまわる血液量が増加し、また、末梢まで血流が流れにくくなるので、その分だけ心腹のポンプが強く働かなければならなくなります。したがって、心臓にも負担がかかります。高血圧は自覚症状がないまま進行してしまうので注意しなければなりません。
  • 糖尿病
    糖尿病とは、血液中のブドウ糖(血糖)の量を調節する、インスリンというホルモンがすいぞう不足するために、血糖値が異常に高くなってしまう病気です。
    インスリンは膵臓で作られて血液中に出てくるのですが、初期の糖尿病患者の血液中のインスリンを計ると、逆に正常より高くなっていることがあります。太ったり、食べ過ぎたりすると、インスリンの働きが悪くなり、膵臓がインスリンをたくさん出さなければいけなくなるからです。肥満と糖尿病には、深い関係がありますが、特に内腋脂肪があると、インスリン抵抗性をよけい悪化させてしまいます。
  • 脳卒中
    脳卒中とは、脳の血管が詰まったり、破れたりすることによって起こる障害の総称で、「脳出血」と「脳梗塞」に分けられます。突然、脳の血管が破れ、脳の中に出血するこれが脳出血。当然、脳の組織が破壊され、運が悪ければ死亡、あるいは半身不随や言語障害などの後遺症を残します。脳出血は何の前ぶれもなく起こります。血圧が非常に高く、医師から注意を受けているような人なら、いつ発作を起こして倒れ、その日から意識不明となっても不思議ではありません。
  • 心臓病
    心臓は、身体の中の、いわばポンプの役目をしていて、1日約10万回も収縮をくり返し、全身に血液を送り出しています。そのために必要な酸素や栄養は、心臓のまわりの冠状動脈という血管から運ばれます。ところが、この冠状動脈に動脈硬化が起こると、血液の流れが悪くなり、酸素や栄養が足りなくなって、痛みの発作となって現われるのです。これが狭心症という状態です。もっと動脈硬化が進行し、血管が塞がってしまうと、栄養不足で心臓が腐ってしまいます。
  • 脂肪肝
    肝臓に含まれている脂肪が、異常に増加した状態を脂肪肝といいます。いわゆるフォアグラの状態です。脂肪肝では、他の生活習慣病と同様、自覚症状はほとんどありませんが、放置しておくと、次第に肝臓は変形し、機能も低下します。この段階が慢性肝炎です。だるさや不快感を訴えますが、こうなると、たとえ脂肪を落とす治療をしても、肝障害は二度と消えなくなってしまいます。肝臓の働きを助けるシジミ
  • ガン
    ガンは太っている人がなりやすい…というと驚く人もいますがガンにならないために「食べ過ぎを避け、脂肪は控えめにするはガン予防では当たりまえの習慣です。まず大腸ガン。日本は、もともと大腸ガンの少ない国でしたが、最近は、急速に増え、数十年前に比べると、発生率は3倍以上に激増しています。これは、欧米化した食生活、高脂肪食(特に動物性食品からの脂肪) と低食物繊維食が原因といわれ、ハワイの日系人の大腸ガン発生率は、日本の2.5倍も多いそうです。次に乳ガン。女性のガンの中で最も多く、発生率、死亡率ともにトップです。更年期以後では、肥満者の発生率が普通の人に比べて3倍も多く、厚生省では、肥満を乳ガンの危険因子の1つとみなしています。
  • 骨粗鬆症
    かくれ肥満は、この骨租軽症とも密接な関係があります。かくれ肥満には、ダイエットを繰り返していた人が多いのですが、若い頃無理なダイエットをしてカルシウムが不足すると、骨lが十分に増えず、こういう人が更年期を過ぎて骨量が減ってくると、骨租軽症になりやすくなるのです。骨粗鬆症になりやすい人についてはこちらです。生活習慣を変える必要があります。
  • 関節障害
    ほとんどが膝の関節に起こり、変形性膝関節症と呼ばれています。太っていると、長い年月の間に膝の関節に負担がかかり、骨と骨との間のクッションの役目をする軟骨がすり減ってしまいます。立ったり坐ったり歩いたりすることにより、膝関節には、力学的には体重の10倍もの力がかかります。これでは、肥満者の膝はたまりません。

成人病=生活習慣病

最近、厚生省を中心として、成人病を「生活習慣病」と呼ぼうとする動きがあります。それは、従来の成人病に対する「早期発見・早期治療」という姿勢を一歩進めて、成人病そのものにかからないように、成人病を予防しようという考え方が主流になってきているからです。

また、日本人の食生活をはじめとするライフスタイルの変化にともない、従来は成人だけがかかるとされてきた糖尿病、高血圧、脂肪肝などといった病気が、最近子供にまで出始めていて、成人病という名前が現実と合わなくなってきたことも理由のようです。

この生活習慣病という言葉は言いえて妙で、実にピッタリした表現だと思います。成人病はすべて、食べすぎや飲みすぎ、運動不足や睡眠不足、喫煙といった悪い生活習慣から生まれます。生活習慣といっても、食習慣だけではありません。遊びや仕事など、あらゆる場面での生活習慣が、病気の原因となります。生活習慣病の多くは、かくれ肥満と密接な関係があります。これらの生活習慣病に共通するのは、初期には痛みなどの自覚症状がほとんど出ないことです。

病気は体の奥深く静かに、しかし確実に進行します。周囲にもわかりにくいため、病気によっては、危険な状態に悪化するまで、本人も周囲もまったく気づかないこともあります。

これは、かくれ肥満の進行の仕方とまったく同じです。かくれ肥満も、生活習慣病も、自分が気づかない、悪い生活習慣が作り出します。成人病というと、年とともに身体が老化していくことで起こる、避けることのできない病気という感じがしますが、生活習慣病と呼ぶ場合は、悪い生活習慣のゆがみを改善しさえすれば、よくすることができる病気、という意味が含まれています。

つまり、自分で治せるのです。また、よい生活習慣を身につけ、日常生活を規則正しいものにすることで、はじめから予防することもできるのです。

脂肪率=死亡率 比例する

かくれ肥満を放置して脂肪率がますます高くになるにつれて、死亡率も同時に高くなる…
これは非常に怖い現象です。
しかしこれは決して『言葉のしゃれ』ではなく事実なのです。標準体重を基準とした場合、肥満者は非肥満者と比べて糖尿病の発症率で5倍、高血圧は3.5倍、心疾患では2倍など成人病の発症率が明らかに高くなっています。
そのうえ肥満者には乳がんや大腸がんも多いことがわかっています。
また、脂肪率で見た場合は、脂肪率25%を超えるあたりから成人病の発病率が多くなり30%を超えるとはっきりと発病率が増加します。
かくれ肥満も含めれば、肥満者の成人病発症率はさらに高まります。

これらの病気はすべて慢性化すると、寝たきりとなったり、死に結びつく危険性があります。まさに「脂肪率が高ければ死亡率も高い」のです。

肥満者がかかりやすい成人病は、糖尿病、胆石症、痛風、心疾患、関節障害、不妊症などがあります。

「たかが肥満」「年相応の貫禄」などと軽く考えられがちな肥満が、実はこんなに死に近いものだとは、夢にも思わない人が多いでしょう。
しかし、肥満を放置すれば、死に近いところにいるということなのです。もちろん、かくれ肥満も例外ではないのです。それなのに、かくれ肥満者の多くは、自分の肥満に気づいていません。こんな人たちこそいちばん危険なのです。

こんな生活習慣が「かくれ肥満」を呼ぶ

明らかな食べすぎや運動不足だけでなく「自分では気づかないようなささいな行動の繰り返しが、人を太らせているのです。かくれ肥満も含めて、すべての肥満には原因があります。
理由もなく太る人はいません。あなたの体脂肪を増やしてしまったのは、どんな行動だったのでしょうか。

お菓子がごはんがわり

女性にありがちなのが、「ちゃんとした食事をとらないで、お菓子のようなもので代用してしまう」こと。これは、一人暮らしの若い女性だけでなく、昼間一人になる主婦にも見られます。自分1人のために1食分の食事を用意するのが面倒で、ケーキやスナック、果物だけで朝やお昼をすませてしまうのです。
これでは、食事と間食の区別がつかなくなります。このような食生活を毎日のように繰り返していると、必要な栄養素が不足してしまいます。
しかし、お菓子類には糖分や脂肪分が多いため、カロリーは、食事以上にとっているケースが多いのです。
食事をしっかりととっていないため、本人はたくさん食べたという意識がなく、知らないうちにカロリーをとっていることになります。お菓子を食事代わりに食べることは、カロリー多くて栄養足りず、というお粗末な食生活を意味します。
また、朝、昼を軽くすませると、お腹がすいて夕食がどうしても多くなってしまいます。そして、それがかくれ肥満を作り出しているのです。
こんな食生活を送っているあなた、体重が変わっていないとしても、体の中はおそらくタンパク質不足のため筋肉が落ちて、そこが脂肪に置き代わっていることでしょう。
鉄分やビタミンなども不足しますから、貧血になったり肌や髪のツヤがなくなり、外見の魅力が失われてしまいます。また、カルシウムが不足すると将来、骨租軽症になる危険もあります。

たとえ自分1人だけの食事でも、量をとりすぎず、それでいて充実した食事を心がける食習慣を維持すれば、かくれ肥満にはなりません。そのためには、たとえば1品だけでも作ってみるとか、少しずつ変えていきましょう。食事をおろそかにしないことが、健康と美しさへの道なのです。

ルーズな洋服が大好き

「ゆったりした服は、着心地もいいし、動きやすいから大好き!」と、ルーズな服ばかりのあなた。実は、体型が崩れはじめているのではありませんか?
ウエストがうまく隠れる丈の上着や、ロングスカートなど、着ヤセする人の中には、それをうまく利用して、上手に体型の崩れをカバーしている人がいます。
上手なおしゃれは結構なことですが、体型をカバーすることが、自分の健康状態からも目をそらすことになっているとしたら困りもの。
ラクな服ばかり着ていると、自分がかくれ肥満になっていることに気づかないからです。

だらだら歩いても脂肪は減らない

失礼な表現ですが、一見スマートに見えても、かくれ肥満者はやっばり「オバサン体型」になつてきています。太っている、というほどではないのですが、どことなくたるんでいるつまり、筋肉が落ちて、脂肪を支えきれなくなってきているのです。
オバサン体型の特徴としては、

  • ウエストのくびれがない
  • ヒップがたれている
  • 二の腕が太い

といったものがあげられます。これら体の基幹部についた脂肪は、服を着ていると見えないので、手足の先が細かったり、顔が小さいと、オバサン体型は日立たず、かくれ肥満に気づきません。
こういった体型の女性に共通するのは、動作が緩慢なことです。

立ち上がるときは、「ヨッコラショ」と、大儀そうに声をかけ、電車では必ず座ります。歩くときはややガニ股で手をダラリと下げて、背中を丸めてうつむきがちに歩いています。
これでは、カロリーはちっとも消費されません。体脂肪を燃焼させるためには、どんなスポーツよりもきびきび歩くこと」が重要です。まず、歩数計で1日に歩いた歩数を計ってもらい、その1~2割程度歩数を増やすことから始めます。言

手を振って視線を高くし、背筋を伸ばしてお腹に力を入れ、一歩一歩を大きく踏み出して元気に歩くことは、三日坊主のジョギングや中途半端なテニスなどより、よほど効果的です。歩くことだけでなく、毎日の動作を今までより少しでもきびきびと、オーバーぎみにしてみてください。それだけで、かくれ肥満は少しずつ消えていくはずです。

お風呂場に鏡がない

あなたのお宅のお風呂場には、鏡がありますか?実は、脱衣所に鏡を置くだけでヤセられる、と言ったら信じますか? 置くのは顔だけを映す小さなものではなく、全身が映る姿見サイズの鏡です。もし、鏡がないのなら、さっそく今日から置いてみてください。

かくれ肥満者は、服を着ている限り、なかなか体型の変化がわかりません。他人からわからないのはもちろん、ルーズな服を着て生活していると、自分でもウエストが太くなったのに気づかないことがあります。
そんなかくれ肥満者がとりうる自衛策は、自分で脂肪のつき方の変化をチェックすることです。
そのためには、自分の体型に敏感になることが欠かせません。そのもっともてっとり早い方法は、お風呂上がりに全身を鏡に映して見ることです。
いかに着ヤセするかくれ肥満者も、裸になれば逃げも隠れもできません。ウエストに脂肪がついていないか、ヒップがたれてきていないか、自分の日で厳しくチェックしてみてください。肥満は、1日1日の生活の積み重ねの結果です。毎日、自分の体型を厳しく見つめることによって、たるみやゆるみにも早く気づきます。気づいたらすぐに対応していれば、脂肪はすぐに落とすことができます。最もすぐれた肥満予防策は、裸の自分と向き合うことといえるでしょう。

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メリハリのない生活が習慣化している

「別に趣味もないし、食べることが一番の楽しみなんです。ヤセるために、唯一の楽しみを失うなんて… 」と嘆く人がいます。
打ち込めるような仕事や趣味もなく、友達とは何か食べる目的でしか集まらない! こういう生活を送っていると、何事もおっくうになって、動作も緩慢になり、運動も不足し、楽しみは食べることぐらいになってしまうものです。
特に、中年以降の女性の場合、夫は仕事に忙しく、子供は自立して、気がつくと自分だけ一人家の中にとり残されたような気分になり、寂しさやストレスが食べものに向いてしまうことが多いようです。そのうえ更年期前後のホルモンのバランスの乱れから、内臓脂肪がつきやすく、かくれ肥満が増えてくるのです。どんなことでもいいですから、何か楽しめる趣味を持ってみてはいかがでしょう。
生活にメリハリを作ると、ストレス解消になると同時に消費カロリーも増え、体脂肪を減らすよいきっかけになるはずです。

お腹の中

大病でもしなければ、自分のお腹のCT画像など見る機会はあまりありません。ここで、お腹の中がどうなっているか、CT写真で黒く写っているところが脂肪で、白く写っているところは筋肉や内臓です。
正常な人の写真、肥満タイプの人、かくれ肥満の人のCT画像を比べると、どちらの写真でも、黒いところばかりで白いところが少ししか見えません。しかもかくれ肥満では、成人病の原因となる内臓脂肪がいっぱいついています。
こうした写真のかくれ肥満の人の体重はちょうど標準体重で、外見はちっとも太って見えません。このように、皮下脂肪と違い、内臓脂肪は外からはわからないので、よけい怖いのです。

体脂肪には、皮下脂肪と内臓脂肪があります。皮下脂肪は一般に女性に多く、内臓脂肪畑は男性と中年以降の女性に多いのが特徴です。
両者のうち、特に体にとって有害なのは、成人病の原因となっている内臓脂肪です。肥満には、皮下脂肪が多いタイプと内臓脂肪が多いタイプと、その両方が多いタイプがあります。

皮下脂肪が多い場合は、見た目にも太っていることがわかるので、あまりかくれ肥満にはなりません。かくれ肥満の場合、皮下脂肪は比較的少ないが、内臓脂肪が多くなっている可能性が高いでしょう。
つまり、脂肪は体の奥深く隠れているわけです。そして、健康の観点からは、かくれ肥満の方が深刻なのです。皮下脂肪は、体温を保ったり、エネルギーの貯蔵庫としての役割を果たしていますが、内臓脂肪にはどのような役割があるのかは、まだはっきりわかっていません。
どちらかというと、余ったカロリーを脂肪として一時的にためておく臨時の貯蔵庫のような存在らしく、その証拠に、脂肪を燃焼させようと運動を始めた場合、真っ先に消費されるのはこの内臓脂肪です。運動やカロリー制限をしても、皮下脂肪がなかなか取れないのに比べ、内臓脂肪がかくも簡単になくなってくれるのは、それだけ体にとって不必要な存在だからではないかと思われます。

内臓脂肪は、内臓と内臓の間の腸間膜などにくっつき、増えるとお腹のなかにピッシリこびりつきます。これは、外科手術のときなども非常にやっかいで、たとえば内臓脂肪と肥満型肥満者の胆石の除去手術をするときは、胆嚢を捜すのが一苦労です。

執刀医は、ピッシリついた脂肪をかきわけ、必死に胆嚢のありかを探らなければなりません。まさに手さぐり状態です。

皮下脂肪は、美容外科では吸引して除去することもありますが、内臓脂肪はそんなことはできません。内臓脂肪をなくすには、脂肪を燃焼させる、つまり摂取カロリーを制限するか、運動して消費カロリーを増やすしかないのです。かくれ肥満者は、若い頃はいかにヤセていたとしても、今では立派な内臓脂肪の持ち主です。

重要なのはなぜあなたがかくれ肥満になったのかと、かくれ肥満が招く恐ろしい結果を紹介します。どうすればかくれ肥満が解消できるのかがポイントです。