そばの解毒力
「そば」というと、大晦日に食べる「年越しそば」をイメージする人も多いのですが、アンチエイジングやデトックスによる美肌効果や美容効果を求めて食べる人が増えています。
普段、自宅では、玄米などを食べることを習慣にしている人も外食は、玄米を選べないのが一般的です。最近は、割と増えてきましたがまだまだ少ないのが実状です。
そこでおそば屋さんでそばをたべるというわけです。
その解毒力の高さで注目されている点は
- 1食分で赤ワイン1杯分のポリフェノールを含む
- そばのたんぱく質で便秘解消効果
- 玄米以上のミネラル、食物繊維を含む
といっった3点です。
ポリフェノールの含有量においては、穀物の中でもダントツ1位でそば粉100g中におよそ300~400mg含み、小麦や大麦のおよそ10倍、赤ワインのグラス1杯分と同量になります。非常に強力な抗酸化力があり、生活習慣病までを予防します。
次にそばのたんぱく質についてですが、そば粉におよそ10%含まれるたんぱく質は、食物繊維に非常に似た働きをもっているようです。これによりお通じの改善効果、コレステロール値の抑制効果、大腸ガンの予防効果が確認されています。
最後の3つ目の玄米をしのぐ豊富なミネラル、食物繊維ということですが、そばの実を胚芽から甘皮まで丸ごと焼いた「全層粉」のそば粉100%をゆでた場合、と玄米の栄養成分を比較してみると一目瞭然です。
玄米ごはん(200g) | ゆでそば(100g) | |
マグネシウム | 98mg | 150mg |
鉄 | 1.2mg | 2.8mg |
亜鉛 | 1.6mg | 1.8mg |
ビタミンB1 | 0.32g | 0.23mg |
食物繊維 | 2.8g | 4.3g |
そばの解毒力をさらに高める食べ方
そばの解毒力には驚かされましたが、さらに健康パワーをあげる食べ方があります。
ゆで汁をつゆに使う「そば湯そば」です。
ゆでている間にお湯の中に溶け出したルチンやミネラルなどの栄養成分までしっかり逃がさずに食べる方法です。
便秘気味であれば、キノコなどもプラスするとさらに効果的です。食べ過ぎなどで胃腸が疲れている場合には、消化を助けるおろしやとろろ芋などもいいでしょう。
そばは、長野県、信州が有名ですので、ご当地通販などでさがしてみるといいでしょう。
そばは、ルチンも豊富ですので、血管を強くする作用もあります。
ちなみに通販で信州そばセット
を購入する場合、そば通の人は10割(そば粉の割合です)そばがおすすめですが、そばは年越しそば程度しか食べないという人は7~8割そばがおすすめです。10割は本格的なそばを楽しみたい場合におすすめです。ゆでる時間、ゆで方はそばによって異なるので説明書を読みましょう。信州のおそばなら戸隠、安曇野などがおすすめです。
ピンバック: 野菜の中で毒消し効果はトップ(わさび) | デトックスで代謝アップ
ピンバック: U-23日本代表オリンピック決定おめでとう!から分かる蕎麦の凄さ。
ピンバック: 断食という健康法 – 体にいいという噂