脂肪燃焼がアップし、太りにくくなる蒸し生姜のダイエット効果(実際データも合わせて)

蒸し生姜のダイエット効果をより高めるなら運動の30分前に食べる

生姜は、漢方薬の生薬として用いられることも多く、古来より心身万病の妙薬として珍重されてきました。生姜には、ジンゲロールと、ショウガオールという、辛みのもととなる2つの成分が含まれています。このうちのショウガオールに脂肪燃焼を助け、中性脂肪値の上昇をおさえる働きがあることが確認されています。

生姜のダイエット効果の実証

実験に使用したのは、生の生姜を蒸してから干したものです。この蒸し生姜は、生の生姜に比べて、ショウガオールの量が格段に多く含まれています。生姜は熱を加えることによって、ショウガオールが飛躍的に高まる性質があります。蒸す工程によって、その性質を利用したのです。生姜を食べるときは火に通すようにしましょう。

実験には、蒸し生姜に加えて、ただ乾燥させただけの生姜と、生姜以外の食材(プラセボ=偽薬)も用いて、働きの違いを比較しました。

まず、6人の成人男性に、蒸し生姜を3グラムを摂取してもらい、30分間安静にしたのち、30分間の運動(ランニングを行ってもらいます。ほかの2種類に関しても、同様の条件で行いました。

その結果、通常の状態だと30分かかって得られる脂肪燃焼効果が、蒸し生姜を摂取したあとだと、20分で達成できることがわかったのです。ただ乾燥させただけの生姜よりも、その効果は早く現れました。

つまり、蒸し生姜を摂取してから運動を行えば、より効率的に脂肪を燃焼できることがわかったのです。

ちなみに、蒸し生姜は食べてから効果が現れるまで、30分問かかるようです。よって、蒸し生姜によって運動時の脂肪燃焼効果を高めるには、運動の30分前には摂取しておくとより効果的です。

脂肪の吸収をおさえ中性脂肪値を抑制

生姜のダイエット効果についてもうひとつ実験を行っています。

まず、6人の成人男性に高脂肪食(エネルギー854.8カロリー、脂肪約60%)を食べてもらいます。その直後に、蒸し生姜を3グラム摂取します。また、それとは別の日に、同じ条件で、生姜以外の食材(プラセボ)も3グラム摂取して、両者を比較します。

そして、血中の中性脂肪値の上昇の度合を調べます。高脂肪食を摂取する前と、高脂肪食を摂取した60分後、そして120分後と、複数回にわたって計測しました。

この結果、プラセボに比べて、蒸し生姜を摂取していた場合では、中性脂肪値の上昇を抑制することがわかったのです。脂肪分がたっぷりの太りやすい食事をとっても、蒸し生姜を摂取していると、太りにくくなることが期待されます。

つまり、少し食べ過ぎたときは、一緒に蒸し生姜を摂れば影響を最小限に抑えることができるということです。

これらの効果は、ショウガオールの働きが関係しています。ショウガオールが血中に吸収されると、神経伝達物質の1つであるアドレナリンの分泌が高まります。それが、脂肪の燃焼を促してくれると推察できるのです。

また、摂取した脂肪の多くすい臓は、腸内で膵臓リパーゼによって分解されます。分解がスムーズに進むと、脂肪が小腸で吸収されて、血液中の中性脂肪値を上昇させることになります。ショウガオールは、このすい臓リパーゼの働きを抑制するため、脂肪の分解が進まず、小腸からの吸収も低下すると考えられています。その結果として、中性脂肪値の上昇が抑制されるのです。

のように、ダイエットとい、義広から見たとき、蒸し生姜に多く含まれるショウガオールが、とても重要な働きをすることがわかってきました。

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体にやさしい白湯ダイエット

マグカップ1杯分の水を40~50度に温め、10分かけて飲むだけの「白湯ダイエット」。元アイドルで現在はヨガスタジオを経営する干葉○子が提唱し、注目を集めています。

芸能界でも信奉者急増

やせたい。でもお金はかけたくない。体も動かしたくない。めんどうもいやだ。そんなワガママをすべて満たす、究極の痩身術が「白湯ダイエット」。

やりかたはマグカップ1杯分の水を40~50度(体温以上ならOK)に温め、からだをいたわるように、水分を全身にゆきわたらせるつもりで10分かけてゆっくりと、1日3回飲むだけです。白湯は水より吸収されやすく、体を冷やさず、胃腸の働きを活発にするので消化促進、便秘の改善にも働きます。
血液循環が良くなることで新陳代謝もよくなる。利尿作用で毒素が排出されてデトツクスにも効きます。

食事の前にゆっくり飲むと、食欲も抑えられる最高のダイエット法です。いいことづくめでラクにやせられるという仕組みです。とりわけアルコール好きにとっては、白湯を飲むことで胃腸に負担をかけずに肝臓の代謝を高め、血中アルコール濃度を落とせるので一石二鳥です。

二日酔いや胸やけからの回復も早くなります。大のお酒好き、おいしいもの好きで知られる山本○ナと深田○子がみるみる5キロもやせた、というので評判になり、江角マ○コ、宇多田ヒ○ル、牧瀬○穂… ‥・と芸能界に信奉者の輪がひろがっている。千葉は出産と育児を機にインドの伝統的なヨガを学び始めて、現地に修行滞在もしている。5千年の伝続を誇る伝統医療、アーユルヴェーダを学んでいるときに、白湯を飲むことで血液を浄化して脂肪を減らすデトツクス法を,身につけたそうです。

お湯なら無害だろうと、1日中何杯も飲み続ける人も出てきそうだ。しかし、尿にも汗にも塩分が含まれるから、大量に尿を出したり発汗しているのに水分だけを摂り続けると「塩分喪失」状態に陥ることもあります。白湯ダイエットにハマって、強い疲労感、頭痛、めまい、嘔吐、足がつるなどの症状がおきたら塩分を補給してみた方がいいかもしれません。

水分を適切に摂ることはデトックス効果が高くおすすめです。それを白湯にすることでさらに代謝アップさせるというものです。一時期は、水分を過剰に摂取するとむくみにつながるからよくない…と言われましたが最近、やはり水分が不足ずると、体の不調や美容によくないことがわかってきました。

白湯ダイエットで検索をかけてみたらダイエット以外にも血圧がさがったり、便秘が解消したりとうれしそうな効果が多数紹介されていました。

たばこは太るのか?痩せるのか?

よく言われるのに、タバコを吸うと太らないという通説があります。そんなのは、たわごとだ、言い訳に過ぎないという言い分もありますが、しかし、喫煙者に肥満が多いという研究もあって、この矛盾のメカニズムは意外なものでした。

褐色脂肪細胞が燃焼して排出される

脂肪細胞には、白色脂肪細胞と、褐色脂肪細胞と呼ばれる2種類の細胞があります。白色のほうは細胞のなかに文字通り脂肪をため込み肥満の原因になりますが、褐色のほうは、脂肪をためるのでなく、燃やして熟として排出します。
車で言えばラジエータの役目を果たします。タバコを吸うと、この褐色脂肪細胞の熟産生が高まり、やせるというわけです。このことは動物実験でも確かめられています。
ネズミに1日約1時間、強制的にタバコの煙を吸わせ、肩甲骨の間にある褐色脂肪細胞を調べてみると、熟慮生が高まりエネルギーを消費していることがわかりました。これとは別に人間の例では、タバコを1箱吸うと、ご飯茶碗1杯分くらいのエネルギーを消責するという研究報告もあります。

ということはやっぱりたばこを吸うと痩せるのでしょうか?

ところがこれと真っ向から対立する疫学調査データもあるのです。厚生労働省でCTスキャンを用いた調査を行なったところ、正常者に比べ、BMI25以上のメタポ肥満者に、男性にも女性にも、喫煙者が多かつたのです。

海外報告でユニークなのは、「禁煙したら体重が増えたが、プロポーションは逆によくなった」という例があります。体重が増えたのは、褐色脂肪細胞が熱産生したからといえますが、ウェストやヒップ比をとってみると、禁煙をした人は、その比率が低いという結果でした。

つまり、禁煙者はウエストが比較的締まり、プロポーションはよくなっていたという結果です。タバコを吸うと科学的にやせるのは正しいはずなのに、なぜ、実際には肥満が多いのでしょうか?

医師はこれについて喫煙者は本人の健康に対する自覚がなく、運動をしないなど肥満になりやすい悪い生活習慣を持ち合わせているとともに、タバコの成分が直接、内臓脂肪を蓄積させ、メタボ肥満になると考えられると言っています。

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