肥満を起こす遺伝子

高カロリーで高脂肪食という肥満しやすい環境下のアメリカでも、白人女性の肥満者は33 %であるノのに対し、黒人女性は52%もいるそうです。実はこの20 % 近い差は、人種や民族間に存在する遺伝が関与しており、日本人に保有者が多い倹約遺伝子も、飽食という環境下で肥満を起こす、数多くある肥満遺伝子の1つなのです。現在、遺伝子の解明は急ピッチで進められていて、肥満の最大の原因は環境国子よりも遺伝子の関与が強い、というのが専門家のあいだでは通説になりつつあります。
肥満になる環境因子が少ない状況でも必ず肥満は存在します。さまざまな遺伝子があるからこそ、いろいろな環境を乗り越えられ、私たち人頬は淘汰されずに生き続けてこられたのです。

サプリメントはプラスα

簡単に栄養を補ったり、カロリーをカットしてくれるサプリメント。でも、サプリメントも自然な食品ではなく加工品だということを忘れてはいけません。いいものを選んで上手にとり入れるのが理想的です。
基本的に栄養は、天然の食品からとれるならそちらのほうがいいに決まっています。しっかりと食事をとったうえで、どうしても不足してしまうものをサプリメントで「プラスα」という使い方が望ましいでしょう。
例えば、苦手でどうしても食べられない食べ物があれば、その食材に含まれる栄養素をサプリメントでとるというような使い方です。同じ成分のサプリメントでも、製品によって合う合わないがあるので、1 ヶ月くらい試してみて、効果を感じられないときには、違うものに変えてみましょう。また、外国製のサプリメントにも注意が必要。胃腸の消化能力が違う外国人向けにつくられているので、日本人にはうまく消化・吸収できないものもあるようです。せっかく飲んでも消化・吸収されなければ意味がありません。

ダイエットに必須のビタミンB12

ダイエットに適した水の飲み方

水分摂取も代謝があがると言われていますがただ、飲み過ぎには注意が必要です。確かに、水分不足は血液をドロドロ状態にして代謝を悪くしますが、水分もとり過ぎれば、むくみや冷えの原因になります。
基本的には「のどが渇いたら飲む」ようにして、1 度にたくさん飲むのはNGです。例えば、脱水状態になっている朝起きたばかりの体には、コップ1 杯の水で水分補給。冷えやすい人はぬるま湯くらいの白湯でもいいでしょう。また、ミネラルウォーターなどは、できるだけ国産のものをおすすめします。
国産の名水百選から選ぶと安心です。

いろいろと試してみて口に合うものをとり入れましょう。上手に水分をとるには「飲む量」「飲み方」「飲むタイミング」を間違えないことが大切です。

ダイエットを邪魔しないお酒

お酒はダイエットにはよくないと禁酒をする人もいますが実は、そんなことはありません。もちろん、お酒はやせるために必要な栄養は含んでいないので、飲まないほうがやせやすいのは確かです。
ただ、お酒だけが原因で太ったという人を私は見たことがありません。ワイン1 杯で120k cal程度ありますが、多くのお酒のカロリーはすぐに代謝されてしまい、残らないといわれています。そもそもお酒は、体に栄養をあたえるためではなく、心に栄養をあたえるために飲むもの。無理に禁止することでストレスを溜めるのはよくありません。飲むことでストレスが解消されるなら、飲んだほうがダイエットにはプラスになるでしょう。ただ、惰性や習慣で無駄に飲むのはよくありません。飲み方やお酒の種類を選ぶことが大切です。

合成酒よりも自然に近いお酒がいい

合成酒の合成化合物は体内に毒素を溜めやすく、代謝が落ちる原因になることもあります。ワインや日本酒など、できるだけ自然なものを選びましょう。

体を冷やさないものを選ぶ
氷の入ったカクテルやサワーは体を冷やすので、常温のワインや熟爛など、体を温めるものを選びましよう。

最後に汁物でシメる
お酒を飲み過ぎると脱水気味になり、やせにくくなつてしまいます。お酒を飲んだあとには、シメに雑炊やスープで水分補給しましょう。

温かいモノで体の冷えを解消

ダイエットに冷えは逆効果。体が冷えていると、代謝が落ちてやせにくい体になってしまいます。
その冷えの改善には、体を内側から温めてくれる汁物(スープ)がオススメ。なかでもおすすめなのは味噌汁。
キレイにやせることができる大豆イソフラボンが豊富なうえに、昆布やカツオ、いりこや煮干しからはマグネシウムやカリウムがとれます。ごはんを食べるときには必ず味噌汁をメニューに加えるようにするといいですね。発酵食品は、胃腸にも優しくおすすめです。
外食時でも、イタリアンならミネストローネ、フレンチならオニオンスープ、焼肉ならワカメスープなど、できるだけ汁物(スープ)を一緒にとるように心がけましょう。
また、飲むタイミングも重要です。食事の最初にひと口飲んでおくと、あとから食べるものを消化しやすくなり食べ過ぎも防いでくれます。つくるのが面倒なときには、インスタントの味噌汁やスープなどでもOKです。できるだけ汁物(スープ)を飲む習慣をつけるようにしましょう。
夏の冷えは特に女性にとってよくないのでこちらを参考に対策します。

菓子パンを食べたいときは、豆乳を一緒に

値段もリーズナブルでコンビニで手軽に購入できて食べられる菓子パンは、小腹が減ったときについつい手を伸ばしてしまいがち。しかし、この菓子パンが意外に大敵です。その理由はまず、ショートニングやマーガリンなどの「悪い抽」が使われている場合が多いこと。この油には悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを抑える「トランス脂肪酸」が含まれています。
また、パンは小麦粉の加工品。体を冷やしやすくしてしまいます。それに、パンを膨らませるイースト菌が完全に死滅していないと、体の代謝をよくするどタミンBが大量に使われてしまい、太りやすくなります。さらに、精製された砂糖と塩分も気になります。どうしても菓子パンが食べたいときは食べてもOKです。
でも、とくに食べたいものがないから菓子パンでという場合は、おにぎりや手巻き寿司などを選ぶようにしましょう。菓子パンを食べるときには、豆乳を一緒に飲むのがオススメ。豆乳に含まれる「α-リノレン酸」が糖分や悪い抽の吸収を抑えてくれます。また、クルミ類の入ったバンを選べばミネラルヒ良質な油をとることができるので、こちらもおすすめです。

甘いものをたべたいときには和菓子がおすすめ

ここ最近では女性に限らず男性も甘いもの好きな人が多くなってきました。甘いものを控えたいダイエット中でも、和スイーツなら罪悪感もそれほど感じる必要はないでしょう。
和スイーツによく使われる「あんこ」には、ダイエットとお通じに役立つ食物繊維が豊富。「あんこ」を使った和菓子は、食物繊維のおかげで糖分をとり過ぎないようにできています。
また、「あんこ」の原料は小豆なので、女性ホルモンのバランスを整え、美しくやせるのに役立つ「ポリフェノール」も一緒にとれます。
また、甘いものへの欲求とストレス解消の両方を満たしてくれるのがチョコレート。
悪い油や砂糖を含んだものはダイエットには向きませんが、カカオ70% 以上のものであれば、太りにくいでしょう。

ココアとチョコレートでは成分、効果に違いはあるのでしょうか?

どうしてもアイスクリームが食べたい場合は、高級なアイスを選びましょう。値段が高いものは乳脂肪やカロリーは高いですが、体を冷やしにくく少ない量で満足感が得られるはずです。
ケーキやパフェでも、週に1 回程度なら食べてもいいでしょう。そのときは豆乳(抹茶豆乳ならより効果的)やフルーツジュースなどを一緒に飲むといいでしょう。

おいしい和菓子で心身を満たせれば文句なしです。

間食は我慢せずにストレス解消の時間とする

ダイエット中の間食は我慢するのが常識ですが、我慢してストレスを溜めるよりは食べることをおすすめしています。
ただし、何でもいいというわけではなく、脂肪を燃やすのに役立つ栄養を含むものを選ぶことで、心と体の両方に栄養をあたえることが大切です。
選ぷポイントは、できるだけ加エされていないもの。甘栗やドライフルーツ、ナッツなど原形そのままのものが理想的です。
もう少しお菓子っぼいものが欲しいなら、小麦粉を使用していない大福、チョコレート、ゴマせんべいなどがおすすめです。
低カロリーで栄養価がうりのスナックバーなども、小麦粉を使っていないものなら間食にオススメ。
ナッツやドライフルーツの入ったものならさらにいいですね。ただし、食事の代わりにはなりません。間食をするタイミングも重要。糖を脂肪に変える働きをするホルモンが、もっとも少なくなる午後3時が間食をするにはベストです。また、食べるときも、仕事をしながらやテレビを見ながらだと、自分がどれだけ食べているかもわからず満足感も得られないもの0飲み物と一緒に、きちんと食べ物と向き合って食べましょう。

ビタミンEが豊富なナッツ類

高カロリーのナッツ類は、ダイエットには向かないと思っている方も多いと思います。しかし、ナッツ類には、ビタミン・ミネラルのほかに脂肪を燃やす良質な抽が含まれ、美肌効果も期待できる食品。ビタミンEが豊富でビタミンCとあわせて摂るとより効果的です。
キレイにやせられる間食や食べ合わせ食材としてナッツ類を上手にとり入れましょう。
ナッツは種類によって成分が違います。クルミ、ビーカンナッツ、ピスタチオ、栗などは、脂肪の燃焼を助ける「αリノレン酸」を含み、アーモンド、ピーナッツには血行をよくする効果のあるビタミンE が含まれています。
ただ、注意して欲しいのが購入するナッツの状態です。質の悪い油でローストされたものは、控えましょう。購入する際に、原材料表示をチェックして「植物油」「食塩」などが加えられていないものがいいでしょう。また、油や食塩の影響の少ない焼き栗やピスタチオなど殻つきのものを選ぶのもおすすめです。

新鮮なフルーツでデトックスを高める

ダイエット中は甘いものを一切口にしないという人も、フルーツは食べるほうがいいでしょう。
フルーツに含まれる果糖は脂肪になりやすいといわれますが、食物繊維やクエン酸など糖の吸収をゆるやかにする成分が一緒にとれますから、それほど心配はいりません。
ビタミン・ミネラル以外にも、美容やダイエット効果の期待できる成分が多く含まれているので、できるだけ毎日とり入れて欲しい食材です。
生のフルーツには、野菜と同じように「酵素」が含まれます。この酵素には、消化をサポートしたり体内の余分な水分や老廃物を外に出すデトックス作用があります。
できれば、朝に食べるフルーツは1種類が理想的。フルーツは、「排泄と浄化の時間帯」といわれている朝にとるのがオススメ。朝食をとらない人は、フルーツだけでも食べて欲しいですね。しっかりと朝食をとる人は、朝食の前に食べておくと消化・吸収がよくなるでしょう。食べ方は、そのままでもジュースで飲んでもかまいません。
市販ジュースの場合は「酵素」が含まれないので、ジューサーなどで搾るか、ジューススタンドのようなお店を利用することをおすすめします。
市販のジュースでも「ストレート」タイプを選べば濃縮還元のものよりビタミンやミネラルが多くとれます。
砂糖漬けでなければレーズンやプルーンなどのドライフルーツも間食などにいいですね。ただし、缶詰のものは糖分が多いのでおすすめできません。
また、ほかの食材と同じように南国産のものは体を冷やしやすいので、できるだけ日本産のものを食べるのがダイエット向きです。

週末に行う断食などと組み合わせると代謝アップしダイエットも効果的に行えます。週末断食ジュースの場合、いままでに断食を行ったことがない人でも気軽に行うことができ、効果を実感しやすいのが特徴です。