かくれ肥満 生活習慣 に注意します。明らかな食べすぎや運動不足だけでなく「自分では気づかないようなささいな行動の繰り返しが、人を太らせているのです。かくれ肥満も含めて、すべての肥満には原因があります。こんな生活習慣がかくれ肥満を招きやすいという例を紹介します。
理由もなく太る人はいません。あなたの体脂肪を増やしてしまったのは、どんな行動だったのでしょうか。
かくれ肥満 生活習慣 に注意
生活習慣はかくれ肥満を含む健康リスクを増加させることがあります。例えば、運動不足や高カロリーな食事、ストレス、睡眠不足などはかくれ肥満を引き起こす要因になることがあります。
- 適切な食事: バランスの取れた食事を心がけましょう。適切なカロリー摂取と栄養バランスを保つことが重要です。
- 運動: 適度な運動を継続することで、内臓脂肪を減らし、代謝を促進することができます。
- ストレス管理: ストレスはかくれ肥満の原因になることがあります。ストレスマネジメントやリラックスする時間を持つことも大切です。
- 睡眠: 十分な睡眠を取ることで、ホルモンバランスを整え、健康な代謝を促進します。
- 定期的な健康チェック: 定期的に健康診断を受け、内臓脂肪や健康状態を確認することが重要です。
かくれ肥満は外見からは判断しにくいため、生活習慣を見直し、健康を維持するための取り組みを積極的に行うことが重要です。健康的な生活習慣を続けることで、かくれ肥満のリスクを低減することができます。
お菓子がごはんがわり
女性にありがちなのが、「ちゃんとした食事をとらないで、お菓子のようなもので代用してしまう」こと。これは、一人暮らしの若い女性だけでなく、昼間一人になる主婦にも見られます。自分1人のために1食分の食事を用意するのが面倒で、ケーキやスナック、果物だけで朝やお昼をすませてしまうのです。
これでは、食事と間食の区別がつかなくなります。このような食生活を毎日のように繰り返していると、必要な栄養素が不足してしまいます。
しかし、お菓子類には糖分や脂肪分が多いため、カロリーは、食事以上にとっているケースが多いのです。
食事をしっかりととっていないため、本人はたくさん食べたという意識がなく、知らないうちにカロリーをとっていることになります。お菓子を食事代わりに食べることは、カロリー多くて栄養足りず、というお粗末な食生活を意味します。
また、朝、昼を軽くすませると、お腹がすいて夕食がどうしても多くなってしまいます。そして、それがかくれ肥満を作り出しているのです。
こんな食生活を送っているあなた、体重が変わっていないとしても、体の中はおそらくタンパク質不足のため筋肉が落ちて、そこが脂肪に置き代わっていることでしょう。
鉄分やビタミンなども不足しますから、貧血になったり肌や髪のツヤがなくなり、外見の魅力が失われてしまいます。また、カルシウムが不足すると将来、骨租軽症になる危険もあります。
たとえ自分1人だけの食事でも、量をとりすぎず、それでいて充実した食事を心がける食習慣を維持すれば、かくれ肥満にはなりません。そのためには、たとえば1品だけでも作ってみるとか、少しずつ変えていきましょう。食事をおろそかにしないことが、健康と美しさへの道なのです。
ルーズな洋服が大好き
「ゆったりした服は、着心地もいいし、動きやすいから大好き!」と、ルーズな服ばかりのあなた。実は、体型が崩れはじめているのではありませんか?
ウエストがうまく隠れる丈の上着や、ロングスカートなど、着ヤセする人の中には、それをうまく利用して、上手に体型の崩れをカバーしている人がいます。
上手なおしゃれは結構なことですが、体型をカバーすることが、自分の健康状態からも目をそらすことになっているとしたら困りもの。
ラクな服ばかり着ていると、自分がかくれ肥満になっていることに気づかないからです。
だらだら歩いても脂肪は減らない
失礼な表現ですが、一見スマートに見えても、かくれ肥満者はやっばり「オバサン体型」になつてきています。太っている、というほどではないのですが、どことなくたるんでいるつまり、筋肉が落ちて、脂肪を支えきれなくなってきているのです。
オバサン体型の特徴としては、
- ウエストのくびれがない
- ヒップがたれている
- 二の腕が太い
といったものがあげられます。これら体の基幹部についた脂肪は、服を着ていると見えないので、手足の先が細かったり、顔が小さいと、オバサン体型は日立たず、かくれ肥満に気づきません。
こういった体型の女性に共通するのは、動作が緩慢なことです。
立ち上がるときは、「ヨッコラショ」と、大儀そうに声をかけ、電車では必ず座ります。歩くときはややガニ股で手をダラリと下げて、背中を丸めてうつむきがちに歩いています。
これでは、カロリーはちっとも消費されません。体脂肪を燃焼させるためには、どんなスポーツよりもきびきび歩くこと」が重要です。まず、歩数計で1日に歩いた歩数を計ってもらい、その1~2割程度歩数を増やすことから始めます。
手を振って視線を高くし、背筋を伸ばしてお腹に力を入れ、一歩一歩を大きく踏み出して元気に歩くことは、三日坊主のジョギングや中途半端なテニスなどより、よほど効果的です。歩くことだけでなく、毎日の動作を今までより少しでもきびきびと、オーバーぎみにしてみてください。それだけで、かくれ肥満は少しずつ消えていくはずです。
お風呂場に鏡がない
あなたのお宅のお風呂場には、鏡がありますか?実は、脱衣所に鏡を置くだけでヤセられる、と言ったら信じますか? 置くのは顔だけを映す小さなものではなく、全身が映る姿見サイズの鏡です。もし、鏡がないのなら、さっそく今日から置いてみてください。
かくれ肥満者は、服を着ている限り、なかなか体型の変化がわかりません。他人からわからないのはもちろん、ルーズな服を着て生活していると、自分でもウエストが太くなったのに気づかないことがあります。
そんなかくれ肥満者がとりうる自衛策は、自分で脂肪のつき方の変化をチェックすることです。
そのためには、自分の体型に敏感になることが欠かせません。そのもっともてっとり早い方法は、お風呂上がりに全身を鏡に映して見ることです。
いかに着ヤセするかくれ肥満者も、裸になれば逃げも隠れもできません。ウエストに脂肪がついていないか、ヒップがたれてきていないか、自分の日で厳しくチェックしてみてください。肥満は、1日1日の生活の積み重ねの結果です。毎日、自分の体型を厳しく見つめることによって、たるみやゆるみにも早く気づきます。気づいたらすぐに対応していれば、脂肪はすぐに落とすことができます。最もすぐれた肥満予防策は、裸の自分と向き合うことといえるでしょう。
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メリハリのない生活が習慣化している
「別に趣味もないし、食べることが一番の楽しみなんです。ヤセるために、唯一の楽しみを失うなんて… 」と嘆く人がいます。
打ち込めるような仕事や趣味もなく、友達とは何か食べる目的でしか集まらない! こういう生活を送っていると、何事もおっくうになって、動作も緩慢になり、運動も不足し、楽しみは食べることぐらいになってしまうものです。
特に、中年以降の女性の場合、夫は仕事に忙しく、子供は自立して、気がつくと自分だけ一人家の中にとり残されたような気分になり、寂しさやストレスが食べものに向いてしまうことが多いようです。そのうえ更年期前後のホルモンのバランスの乱れから、内臓脂肪がつきやすく、かくれ肥満が増えてくるのです。どんなことでもいいですから、何か楽しめる趣味を持ってみてはいかがでしょう。
生活にメリハリを作ると、ストレス解消になると同時に消費カロリーも増え、体脂肪を減らすよいきっかけになるはずです。