体重だけではわからないわからない真の「かくれ肥満の正体

「かくれ肥満」と聞いて、どんなことをイメージするでしょうか?見た目にはそんなに太っていないように見えるけれど、本当は服で隠しているだけ。脱ぐとけっこうすごいのよという着ヤセ肥満?それとも、体重はまあ標準並み、もしくはヤセぎみだけど、全体にしまりがなくて…というブヨプヨタイプ?一口に太っているといわれている人たちは、いろいろな形で分類されます。
自分で自覚している肥満の種類が異なっているケースも多々あります。

「固太り」とか「筋肉質タイプ」「水太り」 等々、ダイエットの話をしているときなどに、ごく当たり前のように出てくるのではないでしょうか。
しかし実は、太っているかどうかを決めるのは、たった1つの基準だけなのです。それは何か。体の中にある脂肪の割合。これだけが、肥満か否かを決めるのです。

脂肪があるから太っている…なんて、安易に考えてはいけません。体の中に脂肪がたくさんあるからといって、見かけも太っているとは限りません。つまり、今までヤセ型だと思っていた人の中にも、肥満がいる、ということなのです。

飽食の時代といわれる現代では、太ることに対する恐怖や羞恥心はたいへん強くなっています。特に、それは若い女性に顕著です。
若い世代の憧れである女優やタレントなどは、細い手足に高い腰の位置、小さな顔が条件。全身のバランスを重視するこれらのタレントたちが、10 〜20代の女性の「お手本」なのです。
もともと仕事でスレンダーを維持している人と一般人を同じ土俵で評価してはいけないのです。

だから、若い女性は、健康上の理想とされる「標準体重」より軽いにもかかわらず、もっともっとヤセたいと願っています。

ところが、標準体重を超え、ヤセなければ成人病の危険がある中年以降の女性に限って、「もう年だから、どうだっていいわ」「ヤセろなんてよけいなお世話」と、ダイエットに対する関心が低くなってしまっています。

厚生省の統計によると、中年女性の約20~25% が肥満といわれています。しかも怖いのは、中年女性の場合、なぜか明らかに太っていても、「このくらいふつうでしょう?私は肥満というほどではない」と思っている人がけっこう多いことです。

肥満の治療は同時に、成人病の予防と治療でもあります。しかし、自分の肥満に気づいていなければ、スタート地点にも立てません。ましてや、標準体重以下の人で、自分の肥満度を気にする人がどれほどいるでしょうか。まずいないと言っていいでしょう。
しかし、実際は標準体重かそれ以下でも、体脂肪率(体の中の脂肪の割合) が高く、肥満者と同じように、成人病になる危険のある人が少なくないのです。体重は標準以下でも肥満といえる人=かくれ肥満者の特徴は、外見はそれはど太っていないにもかかわらず、体の中には肥満者と同じくらい体脂肪がついている。ことです。

体脂肪は、体に対していろいろな悪さをし、さまざまな成人病の原因となります。ふつうの肥滞者は、外見からも体脂肪が多いことがわかりますから、たとえ自覚してなかったとしても、医師から注意を受け家族からも注意を受けたります。しかし見た目が太っていないかくれ肥満は、自分の脂肪率の高さなど知るよしもありません。
また、他人からも太っているとは思われないので、知らない間に成人病を進行させてしまう危険が、ふつうの肥満者よりもはるかに大きいのです。あなたは、自分が「かくれ肥満」でないと言い切れますか?

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