今、気づくか?むしばまれてから気づくか?

かくれ肥満から生じる数々の病気の中には、生命の危険さえある怖いものがたくさんあります。そのいずれも、最初のうちは、夜食を食べるようになったとか、車を使うことが多くなったなどというような、ちょっとした生活の変化に過ぎません。それが少しずつ重なって、気づかないうちに体の中で進行し、そして… 。これが、生活習慣病です。「成人病」と「生活習慣痛」 中身は同じなのですが、考え方がまったく異なります。

「成人病」というと、加齢にともなって起こるやむを得ない痛気であり、40歳くらいになった段階で、早期発見、早期治療をすることが一番効果的だと考えられてきました。
また、予防策も、高血圧や糖尿病など、個々の「成人病」に対してバラバラにとられていました。ところが、「生活習慣病」という考え方は、節度ある食生活、適度な運動と休養など、日常の生活習慣を改善することによって、結果として病気が予防できる、というものです。
つまり、ガンの予防はどうする、心臓病の予防はこうだ、などというのではなく、生活習慣全般を改めていけば、生活習慣病は自然に防ぐことができる、ということなのです。

「成人病」は、年とともに出てくる病気ではなく、悪い生活習慣を積み重ねた結果、発病する「生活習慣病」だったというわけです。

朝食をしっかり食べる、アルコールや間食に気をつける、定期的に運動するなどの、生活習慣病を防ぐライフスタイルは、かくれ肥満の対策と非常によく似ています。
しかしこれは当り前のことなのです。なぜなら、内臓脂肪の多いかくれ肥満そのものが、もっとも基本的な生活習慣病の1つだからです。
かくれ肥満から、糖尿病、高血圧、高脂血症を経て、失明や壊症などの怖い合併症や、心臓病、脳卒中などの死に至る生活習慣病に進行していくのです。
もちろん、今でも慣れ親しんできた、自分にとって都合のよい、楽な生活習慣を変えるのは、容易なことではありません。
一気に変える必要はありません。あくまでも少しずつでいいのです。そのかわり、長続きさせるのがポイントです。内臓脂肪は、皮下脂肪に比べると、健康にはやっかいものですが、早く落ちるのが特徴です。手遅れになる前に、できるだけ早く、あか落としならぬ脂肪を落としにかかりましょう。

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