女性にとってシミ、そばかすなどと並んで多い肌の悩みに「肌荒れ」「にきび」「吹き出物」があります。ここで試して欲しいのがビタミンB群の摂取。様々な肌の悩みをビタミンB群のサプリを摂取して解消できた女性は意外にも多くいます。
さまざまな肌荒れ…べたつきなどの悩みに
特に睡眠不足でもなく、生理でもなく、肌の手入れもいつも通り、なのに肌の調子が優れない。こういうケースはビタミンB不足の可能性が高いです。肌の美しさは、バランスのとれた食生活が重要ですが、肌に関しては、ビタミンA、C、EのほかにビタミンBの肌に及ぼす影響は大です。ビタミンB群の多くは、不足すると肌にトラブルを引き起こしやすくします。
肌トラブルには様々な症状がありますが、ビタミンB群不足の場合、にきび、べたつき、キメの粗さ、透明感がないなどです。
もともとビタミンB群は、糖質、たんぱく質、脂肪の代謝に欠かせない栄養素で全身のあらゆる部分で使われます。
ビタミンB群は8種類あり、B2、B6、ナイアシン(B3)、ビオチンなどがあります。通常の食事をしていれば、B3やビオチンが不足することはありませんが、問題はB2とB6の不足です。
不足してくると、皮脂の分泌が増え、透明感がなくなり、ニキビや吹き出物ができやすくなります。どうしても肌がべとつく人はビタミンB群の補給を試してみるといいでしょう。
ビタミンB群のサプリメントは、こうしたことも考慮されてB2とB6が一緒に配合されているものが多くなっています。
オイリーなのにかさかさと乾燥している症状はB2不足
ビタミンB群不足で起こる症状はいろいろありますが、代表的なものが吹き出物、肌あれ、にきびです。
なぜか?という部分についてはまだ解明の段階ではっきりしたことはわかっていませんが、脂肪の分解が正常に行われずに皮脂の量が増えてしまうためだと言われています。
不足すると抵抗力が弱くなり、結果口内炎、口角炎などにもなりやすくなります。
ビタミンBが効く肌の症状
- ほおの赤み
- 汗かき
- 脂っぽくべとつく
- 小じわ
- 肌のきめの粗さ
- 乾燥
- くすみ
- 透明度がない
- にきび・吹き出物
- しみ・そばかす
- 口内炎・口角炎
ビタミンB群の飲み方
こんな人に |
皮脂の分泌量が多く、肌がべとつき、にきび、吹き出物、肌あれがある。 |
1日にどのくらい飲む |
B2は5~30mg。B6は6~100mg。症状に応じて増量、減量の調整を。 |
飲み方 |
朝、夜、朝、昼、夜など2~3回に分けて食後に飲む |
効果 |
脂肪の代謝を正常化して皮脂の過剰な分泌を抑制 |
期間 |
3~4週間飲んでも変化がない、改善されない場合は、中止する |
注意点 |
飲んだ後に尿の色が黄色くなるのは、B2の色。不要な分が排出されているだけなので心配無用 |
吹き出物・にきびには、ローションとサプリの両方で対応する
皮脂の分泌量が増えるとにきびや吹き出物ができやくなります。
しかし、吹き出物・にきびの原因はこれだけではありません。男性の方が皮脂が多いように男性ホルモンが多いと皮脂の分泌量も増加します。
月経前に肌荒れの症状が多く出る女性が多いのもホルモンバランスの崩れによるものです。これは皮脂の中にいるアクネ菌が増殖するためです。
アクネ菌が増殖してくると毛穴の出口がふさがれされにそこに皮脂が溜まってしまうという悪循環が起きるのです。
にきび・肌荒れを治すにはまずは、詰まった毛穴の出口を開くためにローションやクリームを使います。活性酸素を消し、炎症を抑えます。