糖 脳 の働きを悪くすることはご存じでしょうか。糖質を摂ると脳が働かなくなってしまうのです。
糖 脳 の働きを悪くする
午前中の仕事が終わり、昼食の後、会議や仕事、授業中に、睡魔に襲われたことはないでしょうか。これは、ほとんどの人が経験しているはずです。そして、眠くなる理由を「食後は食べたものを消化するために、血液が胃腸に集まるので脳に十分な血液が回らなくなって働きが悪くなるから」と理解しています。
けれども、それは大きな間違いです。実は、炭水化物などの糖質を摂りすぎたからにほかなりません。街中のランチメニューを見ていると、半チャンラーメン、天丼やカカツ丼と小うどんなど、炭水化物と炭水化物を食べる組み合わせが実に多いものです。
一見、得した気分になりますが、こうした炭水化物をお腹いっぱい食べると、食後の血糖値が急上昇。すると、すい臓から大量にインスリンが分泌され、今度け脳のエネルギー源であるブドウ糖が急激に減少し、脳の働きが悪くなるのです。
脳が正常に働かなくなると、感情を司っているドーパミンの分泌が低下します。ドーパミンは、やる気や適度な緊張をもたらし、脳をスッキリさせる役封を担っています。
そのため、分泌量が減るとだるくて集中力を失い、やる気丸落ちて眠くなつてしまいます。このことからも、糖質が精神にも体にも悪影響を与えていることが理解できるのではないでしょうか。
糖 集中力 を奪ってしまう
巷では「疲れたときは甘い物を口にすると脳が働くようになる」といわれています。実際に、チョコレートなどをひと口食べると元気になり、「また頑張ろう」という気分になる人が多いようです。
確かに、疲れたときや落ち込んでいるときに甘い物を食べると、何となくスッキリした感じになりますが、それは一時的にβ-エンドルフィンが分泌されただけです。これは麻薬の働きと同じことがわかっており、短期的にはやる気を感じて脳が活性化されているように感じ零すが、長期的には逆効果なのです。
糖分が切れるとまた欲しくなり、食べられないとイライラが募って落ち着かなくなるので、集中力も維持できなくなります。そこで、またひと口食べてホッとし、再び落ち着かなくなるという悪循環に陥ってしまうのです。
したがって、脳を効率良く働かせて集中力を高めたいと思うなら、断糖をすることが最も確実な方法ということになります。ある進学校では断糖を実践したところ、午後の授業で居眠りをする生徒が激減し、集中力が高まったことで成績も伸びたという例もあります。
アスリートなどは、大切な試合前には、食事を摂らない人も多数います。また、優秀なビジネスマンもお昼は食べないで午後の仕事をする人もいます。でも心配しなくて大丈夫です。糖の吸収を抑えるサプリがあります。こういったものを上手に活用すれば空腹に悩まされることもありません。
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