同じカロリーなら糖質制限食のはうがやせやすい

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もっとも簡単にいえば、食べ物などから摂取するエネルギーが消費エネルギーを上回れば太り、下回ればやせます。

通常のカロリー制限食なら、「消費エネルギー= 基礎代謝+ 運動エネルギー+ 特異動的作用」です。

基礎代謝とは、生きていくために最低限必要となるエネルギーで、これが高いはど太りにくいといえます。特異動的作用は先ほど述べたように、食事を摂ることによって消費されるエネルギーです。

食事をすると体が温かくなりますが、そのとき消費されるエネルギーが特異動的作用です。これが糖質制限食の場合は、「消費エネルギー= 基礎代謝+ 運動エネルギー+ 特異動的作用」だけでなく、「肝臓の糖新生でエネルギーを使用」と「特異動的作用の増加」、それに「尿中と呼気中でエネルギーを消失」が追加されます。

常に脂肪が燃えていることと、インスリンが基礎分泌以外はほとんど出ないことも、基礎代謝を高めるのに貢献するかもしれません。このように、少なくとも摂取カロリーが同じならば、糖質制限食のはうがカロリー制限食より体重減少効果が高いことは、理論的に証明できたと思います。

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