加齢とともに減少するためサプリや食品で補う必要がある
コエンザイムQ10(CoQ10)は、細胞がエネルギーを生む出すときに欠かせない補酵素です。
心臓や肝臓、肺や腎臓などの臓器、筋肉、皮膚、脳など体のあらゆる場所に存在するのです。
もともと人体には、コエンザイムQ10(CoQ10)を作り出す仕組みがあり、20歳前後をピークにコエンザイムQ10(CoQ10)の産生量が減少する。特に40歳を過ぎると急激に減少します。
加齢による産生量減少と共に、加齢に伴う必要量が増えることが主な原因です。ただし、過度のストレス、偏った食習慣、運動不足などの影響もあるとみられています。
体内で不足するコエンザイムQ10(CoQ10)を食品で補うことも可能です。コエンザイムQ10(CoQ10)は米などの穀物、野菜、肉、魚、種実類などに広く含まれている栄養素です。ただし、有効とされている1日当たり30mg以上のコエンザイムQ10(CoQ10)を摂取するのは困難です。コエンザイムQ10(CoQ10)を多く含むイワシでも1日に5~6匹も食べないといけません。サプリメントどなどを利用するのが適しています。
コエンザイムQ10(CoQ10)を多く含む食品(100g中)
大豆油 | 9.2mg | ナタネ油 | 7.3mg |
ごま油 | 3.2mg | イワシ | 6.4mg |
牛肉 | 3.1mg | 鯖 | 4.3mg |
ピーナッツ | 2.7mg | 豚 | 2.4-4.1mg |
きな粉 | 3.0mg | イカ | 2.4mg |