コエンザイムQ10 化粧品 日本製は濃度が低いの ？ という質問が多いのですが、日本では、コエンザイムQ10市販化粧品の配合は、0.03%を上限に認められています。一方、海外では、特に上限がなく顔用では0.05 %前後が主流で、中には0.1 %配合の製品もあります。ボディー用は0.03%で配合した製品が多いようです。ですから、濃度の高い製品を海外旅行の際に購入するのもいいでしょう。
一部、治療用目的で高濃度の製品を使っている場合もありますが、通販で購入することはできません。
コエンザイムQ10 化粧品 日本製は濃度が低い
コエンザイムQ10 （ Coenzyme Q10またはCoQ10 ） は、化粧品に添加される成分の一つです。CoQ10 は皮膚の細胞内でエネルギー生産に関与し、抗酸化作用があるとされています。しかし、CoQ10の濃度は製品によって異なります。
コエンザイムQ10は、化粧品に配合される際に、化粧品基準で定められた濃度までしか配合することができません。日本では、コエンザイムQ10は「有効成分」ではなく「その他の成分」に分類されており、化粧品基準で定められた濃度は「1%以下」です。
一方、海外では、コエンザイムQ10は「有効成分」に分類されており、化粧品に高濃度で配合することが可能です。例えば、アメリカでは、コエンザイムQ10の濃度は「10%以下」まで認められています。
そのため、海外製のコエンザイムQ10化粧品には、日本製よりも高濃度のコエンザイムQ10が配合されているものが多いのです。
ただし、コエンザイムQ10の濃度が高ければ高いほど効果が高いというわけではありません。コエンザイムQ10は、肌に浸透・吸収されやすい濃度が重要です。
日本製のコエンザイムQ10化粧品は、化粧品基準で定められた濃度を超えないように、浸透・吸収されやすい形状や技術で開発されています。そのため、日本製のコエンザイムQ10化粧品でも、十分な効果が期待できるのです。
また、コエンザイムQ10は、肌の角質層に存在する成分です。そのため、肌に塗るだけでなく、内側から摂取することも大切です。コエンザイムQ10を含む食品を積極的に摂取することで、より効果的なケアが期待できます。