猛烈に毒素が出ていく砂療法

砂の中に首だけ出して、ただ入っているだけで、猛烈に毒素が出ですばらしい効果をもたらすのが、砂療法です。夏になったらぜひおすすめします。砂風呂ツアー、砂浴ツアーというツアーが組まれるほど人気です。
公害の毒消しには、玄米食とともにこの砂療法をすることが何よりです。

自然の力を体が教えてくれます。砂の中に2時間くらい入っていると、ものすごく臭いガスを発散します。少人数の場合はわかりませんが、50~60人もの大勢の人だと、砂をかけている人がこのガスを吸って頭が痛くなってくるほどです。

しかし、頭痛は砂の中に入ると治ります。それだけ毒素がガス体となって出てくるということです。入る時間は長いほど良く、朝8時頃から16時頃まで8時間くらい入ると、相当の効果があります。

ビーチパラソルやテントのような日よけをしっかりしないと、日ぶくれや日射病になったりします。また、砂に入っているときは首から上しか出ていないので、囲いなどをして、人がいることをはっきりとわからせることが安全のためにも必要です。

女性の場合、入るときはなるべく肌を砂に直接つけられるビキニスタイルの木綿の水着が良く、男性はパンツ1枚でします。いちばん良いのは素裸で入ることです。効果もそれだけ大きいのです。誰か世話係がいてくれれば裸で入ったほうが良いのです。

はじめての方は、入っているうちに、そちらこちらがかゆくなってきて苦しくなります。これは、砂が毒素を吸い出そうとして新陳代謝が猛然と良くなり、内部から毒素を出そうとして働きかけるからです。

苦しくなってゴソゴソ動きはじめますから、だんだん砂から浮き上がってしまい手足が飛び出してきます。誰かいれば砂をかけてもらえますが、ひとりの場合は自分でします。病気をもっている人など1日中はつらいようです。逆に、健康な人はスムーズに毒素が出てくれるので気持ちよく眠れます。
砂の中は、真夏の室温が30度くらいのときでも春のごとく丁度良い温度なので、気持ち良く行えます。

暑いときは水分が不足して気分が悪くなりますから、こまめに補給します。また、暑い盛りは砂を少し多めにかけても良いでしょう。

日よけを十分考えて、つばの広い帽子を顔にかぶってタオルをかけて日おおいにすると安全です。砂から上がるとスポーツの後のよう爽快感がありますが、毒素は上がってからもどんどん出ています。また、ひどく眠くなってよく眠れます。

胃腸が弱い人や便秘がちの人などは、頭が痛くなったり、吐気がしたりすることもあります。病気をもっている方はいろいろの好転症状が一時出ますが、また砂にもぐっているととれます。どんな病気にも効く非常に安全な療法です。

健康な人でも、1年に1回砂療法で毒出しをしておくと良いでしょう。それほどすばらしい健康法なのです。

病人は、回数を多くするほどその効果は大きいと言えます。長時間入るより、回数を多くしで体力にあわせるほうが良いでしょう。ただし、重病人は疲れるので無理をず、体調にあわせます。

結核やガンなど治りにくいものでも大変効果があります(夏でも寒く感じるときは注意)。病人は毒素が細胞に充満して出られないために苦しいのですが、これを出すためには砂がいちばんです。

注意点は、一度入った砂は毒素で汚れていますから、次に入るときは2m以上離れた場所に入ることです。なるべく汚されていない砂が良く、海開きの前などがいちばん好条件です。

朝食はとらないでお腹を軽くして入るほうが効果は大きくなります。気温は27度以上が良く、初秋でも天気の良い日なら入れます。それなら、トラック1台分くらいの砂を庭に入れて自宅でしたらどうかという方もいます。

その場合、一度入ると砂は汚れますので、もし入るなら、雨に当てたり、日に当てて毒素やガスをぬいて入ったらいいでしょう。体から出るガスのため、砂療法をした場所の植木が枯れたりするので、無尽蔵にある海や川の砂のほうがすばらしいと思います。

砂に抱かれて、ザーザー という波の音を聞き、果てしない遠い海原をながめ、心配や悩みなどいっさい忘れて大地に直結して、宇宙とつながるいのちを想いましょう。

これは現代文明の中で振りまわされ、疲れ果てている者にとってはすばらしい憩いの場、最高の休息の場なのです。

砂による回復法「砂療法のしかた」

砂に入る姿勢は、ふとんに寝たときのような具合がいちばんラクです。膝を少し立て、肘も少し曲げます。呼吸器の毒素は肘から、腎臓の毒素は膝から出るために、膝と肘は痛みます。

痛むときは、少しのばしたり曲げたりすると大変ラクになります。痛むときや、暑さで砂が焼けるときは、じょうろで水をかけて砂をぬらすとラクになります。上にかける土や砂の厚みは胸部、腹部で7~10cmくらいが良いようです。本当は頭部が直接土や砂にふれるのがいちばん良いのですが、大体木綿のタオルを用います。

のどがかわくので、そばに水を用意しておいて少しずつ飲みます。実施中の排尿はそのまましますが、できなければ出て用便してまた入ります。健康体で新陳代謝の盛んな人は、砂に入ると間もなく毒素の発散がはじまるので、実に気持ちよく眠れます。
1日砂に寝た後、1日か2日すると肩や腕や背中に赤いポッポッができてかゆくなる人がいます。これは、皮膚から土に毒素を流し出していたのに中断したため、残った毒素がふき出ているためです。薬をぬってもあまり効果はありません。できればもう一度砂に入ると良いでしょう。

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砂による回復法「砂療法の効能」

私が1日砂に寝てその翌朝おきようとしたら、腰が痛くておきられませんでした。ようやく這うようにして用便だけはすませましたが、3日3晩、腰痛と腹痛で転々としました。

そして次の朝、実に驚くほどの多量の宿便を排出しました。腰痛と腹痛は宿便の離れる痛みでした(宿便とは普通の便とは違い、長い間細胞組織にへばりついている便で、黒くコールタールのような感じの便です。これは普通ではなかなか出ないと言われていますが、これが出ると病も好転します)。

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基本的に宿便がある腸はぽっこり出ていることが多いので便秘をしていなくてっもぽっこりお腹なら宿便があるはずです。

私は年に数回8日間の断食を行っていたので「宿便はないだろう」と思っていましたから、多量の宿便排出に驚き、砂療法は断食以上の力だと思いました。

砂療法の効能については多くの医学博士もすすめておられます。原則としては朝8時から夕方4時頃まで入ります。途中苦しくなれば出ても良いのですが、普通の人は8時間は耐えられます。

腎臓の悪い人は尿が近くなることがありますが、これは腎臓が働きだすからです。砂に入って1~2時間すると体内の毒素が出はじめるのか、苦しくなる人がいます。神経痛の人はそこが引っ張られるような感じがします。

8時間たって砂から出ると、皮膚が収縮して砂が食い込んでいるのか、水で洗ってもなかなか落ちない場合があります。これは皮膚の浮腫がとれるからです。つまり、全身の静脈の収縮を促し、帰路循環を促進することが考えられ、痔や婦人病やぜんそくなどにも有効なことが推測されます。皮膚のしみやにきびがとれて肌のきめが細かくなり、冬でもかぜをひかなくなります。

逆に、砂の付着しない場合もあります。胃の悪い人は胃のあたり、腎臓の悪い人は腎臓のあたりが砂がつかずに赤く残ります。これで故障箇所を判断することができます。砂がつかないのは、悪いところから汗が出て毒素を排出するためと思われます。

土あるいは砂には、悪いガスを吸着する作用があります。そのため、一酸化炭素、硫化水素、アンモニア、亜硫酸ガス、インドール、スカトールなどのガスが微量ながら毛穴から出ていきます。汗腺からは尿素、尿酸、乳酸などが排泄されると考えられます。
そのほかにも、土壌中には浄化作用をもつ細菌が多数存在しているので、その影響も無視できません。

砂から出たときの感じは、スポーツをした後のようにいく分疲労感はありますが、きわめて爽快です。翌朝、軽い下痢をして黒褐色をおびた便が出るので、宿便が出たことがわかります。その日1日断食をすればいっそう有効です。

何日も連続してやるときは、夕食のみの1日1食ということになります。8時間の砂浴で数日間の断食に匹敵する効果があるようにと力説する専門家が多いのにもうなずけます。

土療法をする場合は、植物に関係のない場所でしましょう。畑などですると1年くらいは種をまいても枯れて育たなくなり、また木の下ですると木の実やくだものなど、実をつけるものはまったく実りを見せなくなってしまいます。
人体から出る毒素がそれらに関係する生物にも大きな影響を与えるほどで、すごい毒素が出ますから大変な療法だと思います。

リウマチや神経痛などは治りにくい痛気ですが、砂療法で治った人も多いのです。慢性化した病気が治ったり、子宮筋腫や、子宮ガンが治ったという例もあります。また、半身不随の人が3年がかりで毎年入って、歩けるようになったケースもあります。公害や添加物に毒される現代生活では、1一年に2~3回砂にもぐれば、そういったものも出てきます。

フグ中毒のときに砂療法をすると、体の中の毒を砂が吸い出してくれるので、治ってしまいます。

砂による回復法「砂袋の応用」

砂療法を年中できたら良いと思い砂袋を考えました。この砂袋を敷いてひと晩寝ると、体内の毒素が吸い出され、体は軽くラクになっています。慢性化した病人などにも非常に良い方法です。

スプーン1杯の砂の中には無数の有効菌がいて、これらが腐ったものも浄化し、見事な土に還元してくれます。この浄化力は大変なものです。

砂を布袋に入れて人肌で温めると、ほどよい遠赤外線が出て細胞の中まで自然の摂理に従って整然と活動させることができるようです。ひとつつひとつの細胞がいきいきと活動しだして血行が良くなり、新陳代謝が盛んになるので、健康維持と万病の手当てとして特効があります。

寒いときはこたつに砂袋を入れて温めて使うと良いでしょう。砂袋の応用でいろいろな病気の方が元気になっています。いろいろ工夫してやってみてください。

便秘、肩こり、目の疲れ、冷え症、せき、のどの痛み、かぜ、胃弱、神経痛、関節炎、肝臓病、腎臓病、糖尿病、ねんざ、打撲、不眠、二日酔い、疲労、子宮筋腫、貧血、低血圧、腰痛、リウマチ、ガンなどをはじめ慢性化した病気、熟などにも応用できます。

胃腸が悪い人が夜、休むとき、砂袋を枕にして、背骨全体と下腹、肝臓、胃に当てて寝てみました。最初の朝はふとんの中が臭くなっていました。体にたまっていた毒素が出たのでしょう。

その後、快調になったと言います。ある病院では、リウマチの痛みをやはり砂袋を温めて患部に当てて、治療に使っているところもあります。胃ガンで手術した人が夜中にお腹が痛くなったので、砂袋を当てたら5分で痛みが止まって驚いたとも言います。

ただ、リウマチなどは一時好転反応で痛みがひどくなることもあります。中国でも古くから砂療法は盛んに行われていました。リウマチや神経痛にはとくに効果があると言うので、砂袋療法で治すこともしています。

ガンの場合も体力があればできるだけ全身にして、砂袋で包むようにすると毒素が早く出てくれます。しかし、弱っている場合はどんな療法でもそうですが、無理のないように部分的に、肝臓や腎臓からはじめてならしてゆくことです。砂のある川や海まではとても行けないという人でも、砂袋ならすぐできますから、実行してみてはいかがでしょう。

砂による回復療法「砂袋のつくりかた」

砂はなるべく細かいほうが良く、実際に袋にして使ってみても、細かいほうがしまって形が崩れないので使いやすいです。袋のほうは綿100%の目のつんだブロードが良いでしょう。ときどき日に干すと、砂袋をかえないで1年くらいは使えます。

砂は海、山、川、どの砂でも良いです。まず、敷いて寝るための砂マットは横37 cm、縦28 cmほどの袋をつくります。ミシン縫いや手縫いの場合は、二重縫いしないと砂が出てきますから要注意。厚さは2~3 cmくらいになるようにブカブカに砂を入れます。これを3~4つつくって並べて平らに敷くと、丁度背中から足の上の方がのります。

うすいのでごろごろしませんし、具合が良いようです。はじめは厚くして敷いてみましたが、ごろごろして安定しないし、もつのに重いしで閉口した結果、これに落ち着きました。枕もはじめは大きくつくつたのですが、長くしていると頭がしびれたようなこつたような感じがしてきます。病人や熟のある場合は熱とりになつていいのですが、何でもないときには大きすぎました。それで首の後ろの部分(自律神経が出ているところ)をのせるように、細長く縦10 cm、横25 cmのうすいのをつくり、枕の上にのせるようにしました。

これは具合が良く、安眠でき、神経の疲れもとれるようです。これも年中でなく、疲れたとき、具合が悪いときにします。また、目とお腹、肝臓などにする場合、動いたときに砂が片方に寄ってしまいます。したがって、中に3本か4本縫い目を入れてから砂を入れると片寄らず、具合が良いようです。目に使う砂袋は小さくします。

お腹は小さな枕くらいにして縫い目を入れてつくると便利です。これは汚れますから、和服に使う帯あげのように上からガーゼで包むと便利です。これでしばって寝ると、動かないで安定しています。汚れたらガーゼだけとって洗います。また、ねまきのまま砂袋を敷いた上に寝ますが、これでも十分に砂の力は浸透して見事な助けをしてくれます。
この砂袋を当てると痛みが早くとれます。神経の疲れは砂マットに寝るととれます。温泉に行ってもなかなかスカッとしない人も、お金をかけずに砂マットでラクになるのでためしてください。

しかし、砂袋だけしていればいいということではありません。何と言っても食事が基本ですから、食事もつとめて自然のものを心がけ、自然にそう生活の中のひとつとして、ひとつのことにこりかたまらず、ゆったりとした気持ちで総合的にほかの手当て法もとりいれてみてください。

ウーロン茶で痩せられるの?

現在のようなダイエットブームが巻き起こる前のことですが、健康ブーム・ダイエットブームの走りとなったのが、ウーロン茶の存在です。

その当時から、「飲むだけでやせる」という噂が流れ、ウーロン茶の認知度は一気に高まりました。今ではすっかりお馴染みになったウーロン茶ですが、肝心のやせる効果についてはどうなのでしょうか?

最近の研究によると、ウーロン茶にはポリフェノールが含まれ、その成分が肥滴予防に効果があることがわかってきました。ポリフェノールというと、赤ワインやチョコレートを思い浮かべるかもしれませんが、実際には植物の多くに含まれています。ただし、人間の体に有効なのはごく一部。ウーロン茶ポリフェノールは、「半発酵」というウーロン茶独自の製法によって生まれるため、緑茶や紅茶にはない効果があるといわれています。

では、ウーロン茶ポリフェノールを摂取すると、どんな効果があるのでしょうか。まずひとつは、食べ物の脂肪分を吸着して、体外へ排出する働きです。

高脂肪のエサを与えたラットにウーロン茶を飲ませた実験では、水を飲ませたラットよりも、脂肪の排泄量がおよそ30%多かったという結果が出ているそうです。

もうひとつ、血液中の中性脂肪の量を減らす働きもあります。ウ一口ン茶ポリフェノールによって、脂肪分解酵素の「リパーゼ」という物質が活性化されると、中性脂肪は「遊離脂肪酸」に分解されます。

実は、これがダイエットによいといわれているのです。とはいえ、ウーロン茶を飲むだけではやせられません。遊離脂肪酸は筋肉のエネルギー源となる物質ですから、燃焼させるためには身体を動かす必要があるのです。何もしないままでいると、遊離脂肪酸はまた元の皮下脂肪に戻ってしまいます。ですから、ウ一口ン茶で皮下脂肪を減らしたい場合は、身体を動かす前にウーロン茶を飲み、有酸素運動を行うことがポイントになります。

実際にウーロン茶のポリフェノールを使ったダイエットのレビューがあります。ウーロン茶特有の重合ポリフェノールが含まれたサプリの使用感

香りの効果でも痩せられる?

美容に興味をお持ちの方なら、大手化粧品メーカーから、「香りでやせられる」と評判のボディ用美容液が発売されたのはご存知でしょう。

発売当初、香りでダイエットできるなら使ってみたいという人が多く、大変な反響を呼びました。やせる香りとは、グレープフルーツやフェンネル、コショウなどの香りで、化粧品メーカーでは、これらの香りには、交感神経を活性化させ、中性脂肪が分解して生じる「遊離脂肪酸」という物質を燃やしてエネルギーに変化させる効果があるとしています。

しかし、肝心のダイエット効果はというと、その製品を使って劇的にやせたという話は聞いたことがなく、香りを喚いだり、皮膚から成分を浸透させるだけでは、みるみる脂肪を燃やすという「奇跡″」は起きないのが現実です。

ただし、やせるかやせないかは別としても、「香り」が人間の体や心に何らかの形で作用するのは事実です。アロマテラピーの作用を例にして説明しましょう。

エッセンシャルオイルの匂いは、まず、鼻の奥にある喚細胞と呼ばれるところへ届きます。その後、匂いは電気信号に変換され、嘆神経を介して「大脳辺練糸」へ送られます。ここは快・不快といった感情や、食欲などを司る器官ですから、香りの刺激によって、精神をリラックスさせたり、元気を出したりするという効果が得られます。

さらにその後、香りの刺激は2つのルートを辿ります。そのひとつは、脳の視床下部。ここは、体温や血圧などの調節、内臓の働きを調整する器官ですから、香りの刺激によって体に生理反応が起こります。また、もうひとつのルートでは、香りは大脳新皮質に伝えられ、「匂い」として認識されるという仕組みです。

さすがに匂いを喚ぐだけではやせることはできませんが、ダイエットに香りを利用するのは悪いことではありません。好きな香りを喚ぐことで、ダイエット中のストレスを緩和したり、マッサージオイルに使うなど、自分なりに工夫するといいでしょう。

ちなみに、グレープフルーツの香りは、アロマテラピーでは、気分をリフレッシュさせたり、リンパの流れを改善して、老廃物を体外へ排出する作用があるといわれています。

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プチ断食はダイエットに有効か?

多くの宗教では、祈願や抗議、修行などを目的として、古くから断食を行ってきました。その歴史からみても、断食そのものは、特に健康を害する行為とはいえません。

とはいえ、ダイエットを目的とした断食と、宗教活動としての断食ではそもそも意味合いが違います。まして、断食に慣れていない日本人が、いきなり行うのは危険。それで、これまで「断食ダイエット」というのは、タブーとされてきました。

ところが最近では、本格的な断食ではなく、「プチ断食」というものが登場し、ブームを呼んでいます。そこで気になるのがダイエット効果ですが、これは専門家の間でも意見が分かれるところです。

効果があるという人もいますし、「ダイエットは長続けてゆっくり脂肪を落としていくのが基本」「プチであっても、断食は危険」と否定する意見もあります。

両者の意見は相反するように聞こえますが、ようするにこういうことです。「正しい知識を持って行えば、プチ断食はダイエットにもある程度効果を発揮する。ただし、劇的な体重の変化はのぞめない」と。では、プチ断食にはどのようなダイエット効果があるのでしょうか。

消費されずに余ったエネルギーは、脂肪細胞の中に蓄えられます。これが肥満の原因となりますが、人間の体は、それ以外にも肝臓や筋肉にグリコーゲンとしてエネルギーを蓄え、栄養が足りなくなると、こちらのほうを優先的に使います。

ということは、断食をして、肝臓や筋肉に備蓄されたエネルギーを先に使い切ってしまえば、脂肪を効率よく減らすことができるという理論なのです。

ただし、長期の断食はタブーです。脂肪だけではエネルギー源が足りなくなって、筋肉まで使われてしまうため、体力が落ちてしまいます。2日以上何も食べないような断食法は、絶対に行ってはいけません。

プチ断食の場合は、予備断食、本断食、復帰の3段階を3日間かけて行うソフトな方法ですが、知識のない人は専門家のもとで行うようにしてください。

なお、人によっては一度のプチ断食で体重がグッと減ることもあるようですが、それは体の水分が排出されて減っただけ。体脂肪がそんなに簡単に落ちることはありえません。いずれにしても、チャレンジしてみたい人は、ムリをしないように注意しましょう。

BOOCS ダイエットとは?

ダイエット中の最大の敵は、食べたいものを我慢するというストレスでしょう。ストレスがたまってくると、精神的なイライラから甘いものが無性に欲しくなったり、ちょっとしたことが引き金になって、ドカ食いを招いたりすることもあります。

そんなストレスとは一切無縁、好きなだけ食べてカロリー計算も不要という驚きのダイエットが、「BOOCS ダイエット」です。もちろん、「好きなだけ食べてやせられる」というのは単なる宣伝文旬で、実際にはそんなことはありません。

ただ、「あれもダメ、これもダメ」というダイエットではとても我慢できない人や、これまで何度もダイエットにチャレンジしたものの、リバウンドを繰り返している人の場合は、試してみる価値はあるでしょう。

BOOCS ダイエットには、天ぶらはダメとかケーキは禁止という厳しい規則はありません。そのかわり、「1日1食」を満足いくまで食べるというのが基本。食べるタイミングは、朝、昼、夜のどれでもかまわないようですが、落ち着いて食事ができる夕食がおすすめという点も、このダイエットのユニークなところといえます。

なお、他の二食についても絶食するのではなく、軽いもので済ませます。また、BOOCS ダイエットには三原則というものがあり、これもまたユニークです。

たとえば、たとえ健康によいこと(運動など)や、よい食べものでも、嫌ならけっしてしない(食べない)。嫌いな運動を始めたり、おいしいと思えないものは食べない。また、お酒やタバコなど、健康によくないといわれるものでも無理にやめることはない。

つまり、BOOCS ダイエットで禁止しているのは「我慢すること」だけ。すると、精神的なストレスが解消され、自然に脂っこいものや甘いものに手がのびることが減り、自ずと体重も減っていくという理論です。

一見、いいことづくしのダイエットのように感じるかもしれませんが、自己流で行うには危険が多すぎます。1日1食だけに比重を置いた場合、ほかの2食では、バランスのよい食事はとることができません。

また、「好きなものを食べていい」という部分を拡大解釈して、毎晩トンカツにステーキにフランス料理…などとやっていれば、ダイエット前より太ってしまいます。

そういう意味で、BOOCS ダイエットは、ある程度栄養素に関する知識を持っていて、バランスのよいメニューを組み立てられる人向きの方法といえるでしょう。

低インシュリンダイエットとは?

数あるダイエット法のなかでも、テレビや雑誌に取り上げられて脚光を浴びたのが、「低インシュリンダイエット」です。

ダイエットに興味のない人でも、一度くらいは耳にしたことがあるのではないでしょうか。この方法は、一言でいえば、「インシュリン」というホルモンの大量分泌を防ぐことを目的としたダイエットです。

人間は、食べ物や飲み物から砂糖や炭水化物を摂取すると、血液の中の糖分が増えて、血糖値が上がります。すると、血糖の急激な上昇を防ぐために、膵臓からインシュリンが大量に分泌されます。実は、このインシュリンが、脂肪をため込む原因となります。

分泌されたインシュリンは、まずは糖をエネルギーとして筋肉へ送りますが、それでも血糖値が高いと、脂肪はもちろん、余っている糖も脂肪に変えて体内にため込んでしまいます。つまり、このインシュリンの分泌を少なくすれば、余分な糖が脂肪になりにくく、食べても太りにくい状況をつくることができるというわけです。

インシュリンは血糖値が高いほどたくさん分泌されますから、血糖値を上げにくい食品を選んで食べること。これが、「低インシュリンダイエット」の方法です。

では、具体的に、どんな食べ物が血糖値が上がりにくいのでしょうか。それを見分ける手がかりとなるのが、食品ごとの血糖値の上がりやすさを表すGI値です。

これは、ブドウ糖100ccを飲んだときの血糖値の上昇を100として、さまざまな食品100g に対しての値を示したもの。

このGI値の低いものは血糖値が上がりにくい、つまりインシュリンが分泌されにくい食品ということになります。低インシュリンダイエットでは、GI値が60以下の食品を選んで食べるのが基本となっています。

たとえば、ジャガイモやカボチャなどはGI値が高く、大豆やトマトなどはGI 値の低い食べ物。また、主食でいうと、米よりパスタ(デュラム小麦)のほうがGI値は低いとされています。

では、GI値の低い食べ物を食べるだけでやせられるのかというと、そうとは言い切れません。雑誌やテレビでは、低インシュリンダイエットを、「ダイエットの常識をくつがえす方法」「カロリーを気にしなくてもやせられる」などと盛んに謳っていますが、GI値が低いものでも食べすぎれば太るのは当然の話。

また、低インシュリンダイエットが主に問題にしているのは炭水化物ですが、現在の日本人の肥満の原因は脂肪のとり過ぎにあります。炭水化物のとり過ぎで肥満になった人など、もともとそんなにいません。低インシュリンダイエットに関しては、えて、ダイエットに上手に取り入れるといいでしょう。

にがりを使ったダイエットとは?

「飲みつづけただけで便秘が治った」「食事制限なしにやせられた」など、その手軽さで一大ブームを巻き起こしている「にがりダイエット」。

しかし、人気ばかりが先行して、なぜにがり水がダイエットにいいといわれているのか、そのメカニズムについてはあまり知られていないようです。

にがりは、海水から塩を取り出したあとに残る液体のことです。漢字で「苦汁」と書くように、そのままなめると非常に苦く、塩辛い味がします。
その苦味のもとになっているのが、にがりに含まれるミネラル分。マグネシウムを筆頭に、カルシウム、亜鉛、鉄など、体に必要なミネラル成分が豊富に含まれています。

にがりダイエットは、にがりをミネラルウォーターで薄めて飲んだり、料理に入れたりして摂取するという方法で、1日150ml~1 000mlを摂取すると、太りにくくなり、ダイエットに効果があるといわれています。

では、にがりが肥満解消にいいといわれるのはなぜでしょうか。肥満をつくる主な原因は糖質と脂質です。しかし、問題となるのはその摂取量よりも、体内へ吸収される速度。にがりにはこれらの消化吸収を遅らせる働きがあるため、同じ量を食べても太りにくく、ムリなくやせられるという理屈です。

もう少し具体的に説明しましょう。まず、糖質の消化吸収についてですが、炭水化物など糖質の食物を短時間で食べると、血糖値の急上昇を防ぐために、インシュリンという物質が大量に分泌されます。このインシュリンの大量分泌が、肥瀞のモト。糖分が体脂肪として蓄えられやすくなってしまうのです。

にがりには、糖質が血液に吸収される速度を遅くする働きがあります。そのため、インシュリンの上昇速度がゆるやかになり、太りにくくなるというわけです。

一方、ダイエットの大敵である脂質も、にがりに含まれるマグネシウムの働きによって、脂肪細胞に取り込まれる速度がゆるやかになります。

さて、肝心のダイエット効果ですが、これには個人差が大きく、一概にやせる、やせないとはいえません。第一、にがりの成分が脂質や糖質の消化吸収を遅らせるといっても、食べすぎればまったく効果はありません。

ただし、にがりの主成分であるマグネシウムには緩下作用があるので、頑固な便秘に悩んでいる人にはおすすめです。飲みつづけると排便がスムーズになり、便秘太りの解消には役立つでしょう。

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朝食を食べないと太る理由

これまで、「朝食を食べないと太る」というのがダイエットの常識でした。ところが、最近ではそれとまったく逆のアプローチでやせる方法、「朝食抜きダイエット」が登場して話題を呼んでいます。

このダイエットは、朝起きたら1杯の水を飲み、基本的に朝食は食べません。普段の食生活では生野菜を多くとり、間食はしないという方法です。

手軽にできることから人気を集めていますが、この方法でやせた人もいれば、逆にお腹がすいて食べすぎてしまったという人もいるようです。

そこで気になるのは、「結局、やせるには朝食は食べたほうがいいの、抜いたほうがいいの?ということですが、これは個人の生活サイクルによって変わってきます。

「朝食を食べないと太る」といわれるのは、朝起きて、夜に眠るという人間の基本的な生活サイクルを軸とした考え方です。人間の体は、食事と食事の間を長くあけると本能的に「飢餓状態」に入る準備をはじめ、脂肪をため込もうとする働きが強くなります。

朝食を抜くと、前の晩から翌日の昼まで長時間、何も食べないことになりますから、脂肪がため込まれやすくなる→太るという理屈なのです。

ところが、今は生活サイクルが多様化している時代。ですから、「朝食を抜くと太る」「夜遅い時間に食べると太る」という従来の説は、夜遅くまで仕事をして、朝の10時過ぎに起きるような「夜型人間」の人に、そのまま当てはめることはできません。

夜型の人は、夕食を食べる時間も必然的に遅くなります。が、生活のパターンが規則正しく夜型であれば、「夜遅く食べると太る」の理屈は当てはまりませんし、夜の1時頃に夕食を食べるなら、翌日の朝食はランチの時間にとればいいのです。

一方、夜の10時に寝て、朝4時頃日を覚ます人が朝食を抜くと、昼食の時間までにだいぶ時間があきますから、体は飢餓状態になってしまいます。

ようするに、食事と食事の間隔が極端にあかなければ、朝食をとる「時間」には、さほどこだわらなくていいということです。

ただし、朝食は1日をスタートさせるための活力源ですから、朝食をすっかり抜いてしまう方法はおすすめしません。脳のエネルギーとなるのはブドウ糖です。身体を目覚めさせるためにも、ごはんやパンなどの炭水化物を中心に低カロリーメニューを考えるといいでしょう。

また、睡眠中は発汗によって水分も失われていますから、水分は必ずとるようにしましょう。

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有酸素運動は20分以上続けないと効果がないは本当?

これまで、「やせるための運動は、20分以上続けて行わないと効果がない」といわれてきました。運動をはじめると、まずは糖質から先に燃焼され、脂肪が燃えはじめるのはその後。

だからダイエット効果をあげるためには、20分以上継続して運動をしないと意味がないというのが、かつての考え方の主流でした。
この「20 分連続で運動する」という「縛り」があったために、「20分も続けて運動するのはムリ」「長く運動しなければ効果がないなら、やらないほうがマシ」と考えて、体を動かすことを思いとどまっていた人も少なくないでしょう。

ところが最近の研究では、運動をはじめた直後から、脂肪は燃焼されることが明らかになってきました。さらに、運動をこま切れに行った場合でも脂肪は燃焼し、ダイエットに効果があることもわかっています。

実験によると、30分の連続運動と、10 分×3回の運動では、消費されるカロリーにはほとんど差がなかったそうです。ダイエットに効果的といわれるのは、酸素をたっぷり取り込みながら行うジョギングやウォーキング、水泳などの有酸素運動です。

全速力で走りつづけるようなハードな運動のほうが、消費カロリーは高そうに見えますが、実は逆。

ハードな運動は、脂肪よりも糖質の燃焼率のほうが高くなります。ですから、ダイエットに運動を取り入れるときは、お金がかからず、誰でも気軽にはじめられるウォーキングがベスト。歩くときは、普段より心持ち大きな歩幅で歩きましょう。シェイプアップ効果を高めるには、歩くときの姿勢も大切です。背筋をピンと伸ばし、お腹を引っ込めて、お尻の筋肉をキュツと引き締めます。

この姿勢を意識しながらウオーキングをすれば、ダラダラ歩きをするよりも消費カロリーがグンとアップします。スーパーへの買い物の往復でも立派なエクササイズになるのですから、積極的に歩きたいですね。

10分×3回ウォーキング ダイエット

油脂類を摂った方がスムーズにダイエットできる?

天ぶらやトンカツなどの揚げ物や、生クリームたっぷりのケーキ、バターこってりのフランス料理などは、ダイエットの敵といわれています。

その理由はいわずもがなですが、油脂がたっぷり使われていて高カロリーだからです。油脂類のとりすぎは、肥満を招く原因になります。

しかし、カロリーが高いからといって油脂を毛嫌いする必要はありません。むしろ、適度に油脂をとりながらダイエットしたほうが、スムーズにやせられるのです。

人間に必要な栄養素は、「三大栄養素」といわれる蚤自質、脂質、炭水化物の3つと、その働きを助けるビタミンやミネラルなどがあります。毎日の食事では、これらの栄養素をバランスよくとることが何よりも重要。栄養バランスが整うと、それぞれの栄養素が本来の役割を果たせますから、自然にやせやすい身体になるのです。

たとえば、脂質と野菜を一緒に食べると、野菜に含まれる食物繊維が脂肪分を包み込み、一緒に排出してくれるので、体内に蓄積される量は少なくなります。また、海藻には塩分を排出する働きがあるので、むくみがとれてスッキリします。もうひとつ、油脂は他の食品に比べ腹持ちがよいという点でも、ダイエッターの味方といえるでしょう。

油脂は胃では消化吸収されず、そのまま十二指腸に送られます。その後、胆汁の分泌によって4時間もかけてゆっくり分解されるのです。一方、糖質の消化には、その半分くらいの時間しかかかりません。つまり、油脂をとるとグンと腹持ちがよくなりますから、空腹感に負けてついつまみ食いをしてしまった…という危険も減るというわけです。ただし、1日に必要な油脂の量は、15g程度です(成人女性の場合。くれぐれもとりすぎには注意しましょう。

油を味方にする、現代人はオメガ9 系を積極的に摂ることで効率よく健康的に痩せる オメガ3、6、9について